■ニューヨーク下水道のワニ■
■Alligators in the Sewer■
これはUMAの話ではなくアメリカの都市伝説です。わりと有名ですので、日本でも知っている方は多いかと思います。
ニューヨークの下水道にはアルビノの巨大なワニが棲みついているという噂があります。
かつてニューヨークでは、子供のペットにしようと、フロリダからワニの赤ちゃんを取り寄せるのが流行していました。
飼い始めこそ、赤ちゃんワニは小さくて可愛かったものの、ワニが成長し大きくなりはじめると、彼らにとって、ただの厄介な存在となってきました。
困り果てた親たちの中にはワニをトイレに流すものも出てきました。
運良く生きたまま下水道に流れついたワニの中には、劣悪な環境の中を生き抜くものも出始め、それらが下水道の中で繁殖し始めました。
下水道で生まれたワニに視力は必要ありませんでした。代を重ねるごとに目はどんどん退化し、視力を失っていきました。また視力と共に体色も失い、真っ白なアルビノばかりが育つようになりました。
ニューヨークの下水道には、そんな目の退化したアルビノのワニたちが棲んでいるといわれています。
オギーの話とも似ていますね。
あまり動物に興味のない方にとっては、下水道にワニが入るぐらい、それほど珍しいことではないのでは?と思う人もいるかもしれません。
確かに現在では世界中のあらゆる動物が動物園で見ることが出来ますし、日本でもペットが逃げて生息していない動物が捕獲される、といったニュースを頻繁に目にします。
しかし、ワニにとってニューヨークの冬はあまりに寒すぎます。ワニは自分で体温調節が出来ない爬虫類 (変温動物) ですから、厳寒のニューヨークでは動き回ることが出来ませんし、おそらく死んでしまうでしょう。さらに下水道の病原菌の問題も考え合わせると、繁殖に至るケースはほぼ考えられない、といわれています。
といった常識的な考えに基づくと、ニューヨークの下水道にアルビノのワニが生息している、というのは非常におもしろい話なんです。
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