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UMAファン ~ 未確認動物
世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。
オゴポゴ (オカナガン湖の怪物)

■オゴポゴ Part I■
■Ogopogo■

 

~ オカナガン湖 ~

イギリス (スコットランド) のネッシー、アメリカのチャンプに並び、カナダでもっとも有名なレイク・モンスター (湖の怪物) がオゴポゴです。

オゴポゴが棲息するといわれるのは、カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州のオカナガン湖 (Lake Okanagan) です。

オカナガン湖は、ネッシーのふるさと、ネス湖のような非常に細長い形状をした湖で、最大深度は200メートル以上とかなり深い湖でもあります。

ちなみに、オカナガン湖のすぐ南にはアメリカとの国境があり、北側にはシコポゴ (シュスワッギ) というUMAが棲息していることで知られるシュスワップ湖があります。

ちなみに、ネイティブ・カナディアンたちは、ヨーロッパ移民たちがこの地に訪れる以前からこの湖で怪物を目撃しており、「ナティアカ (or ナイタカ, N'haaitk)」と呼んで神聖視していました。

~ オゴポゴの目撃 ~

ヨーロッパ移民による、記念すべきオゴポゴ目撃第一号は湖に訪れていたスーザン・アリソン夫人 (Mrs. Susan Allison) によってでした。

1872年、彼女は、悪天候で荒れた湖を、得体の知れない巨大な生物がかなりのスピードで泳ぎ去る姿を目撃しています。

このときはまだ「オゴポゴ」という愛称はついておりません。オゴポゴという愛称が付けられるのは、実はこの目撃から約100年後の1970年代に入ってからのことです。(詳しくは「オゴポゴの"ポゴ"ってなぁに?」の記事をご参照ください)

その後しばらくの間、記録に残る顕著な目撃はなく、再び目撃が始まるのは20世紀に入ってから、そして目撃が多発し始めるのはネス湖のネッシーブームに火がついた1960年代以降です。

~ オゴポゴとは? ~


(後述するキャディのものと考えられている骨格)

さて、オゴポゴがどういった生物か見ていきましょう。

前述のネッシーやチャンプが首長竜、特にプレシオサウルスタイプのUMAであるのに対し、オゴポゴはシーサーペント (大海蛇) タイプ、つまり細長い体型をしているのが特徴です。(ただし、首長竜タイプだった、という目撃情報もあります)

湖のUMAですから、レイク・サーペントという言い方が正しいでしょう。

頭部はウシやウマに似ており、角が生えていたという目撃もあります。細長い体型にウシやウマなど陸棲哺乳類の頭部を持つという特徴は、同じくカナダのUMA、キャディ (キャドボロサウルス) と同じです。

ただし、キャディの場合はカナダ沿岸、つまり海棲UMAですから、オゴポゴとはおそらく別物であろう、というのが定説です。

体長はバカでかく、小さいもので6メートル、大きなものでは15メートル、20メートルなどという目撃情報もあります。


(ゼウグロドン)

泳ぎ方は哺乳類と同じ、水面に対し縦に体をくねらせて泳ぐのが特徴で、このことから、その正体は今から4000万年前に棲息していたクジラの祖先、ゼウグロドン (バシロサウルス) 生存説が人気です。

ゼウグロドンは現世のクジラとはずいぶんと体型が異なり、スリムで非常に細長い体型をしていました。ただし、頭部は爬虫類的ではあっても、陸棲哺乳類を彷彿させるものではありませんでした。

~ 目撃例 ~

数あるオゴポゴの目撃の中でも、もっとも有名なのがクラーク夫人 (Ms B. Clark) の目撃&接触事件です。

1974年、オカナガン湖に遊びに来ていたクラーク夫人は、湖岸から400メートルほどの位置にある飛び込み台に向かって泳いでいると、足が何かにぶつかってきた言います。

姿は見えませんでしたが、それは非常に大きな物体のようでした。驚いたクラーク夫人は必死になって筏 (いかだ) に向かって泳ぎました。

水から上がり、自分が泳いできた方向に目を向けると、5~6メートル先に、(水から確認できる部分が) 1.8メートル (6フィート) ほどの巨大な生物がからだを上下に波打たせながら泳いでいるのが分かりました。

ラッキーなことに、非常に水が澄んでいたため、水没している部分も確認することが出来ましたが、その生物はクジラのような、幅が1.2~1.8メートル (4~6フィート) ほどの水面に対して平行な半月型の尾びれを持っていることが分かりました。

淡水に紛れ込んでしまったイルカやクジラだったのでしょうか?遡上するにはオカナガン湖は海からあまりに離れすぎているといえます。

それともUMAの正体として人気のある、ゼウグロドン (バシロサウルス) が生存しているというのでしょうか?いずれにしても興味の尽きない目撃事件です。

この事件はUMAを目撃しただけでなく、「UMAに触れた」非常にレアなケースとして語り継がれています。

<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-21.html

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