■チョンパー■
■Chomper■
~ ベッシーの赤ちゃん? ~
2001年、謎の巨大生物ベッシーで知られるエリー湖で、ちょっとした怪物騒ぎが起きました。
マコーマック (McCormack) という女性が、エリー湖で水浴びを楽しんでいたところ、突然何者かに足を咬みつかれました。
あわてて岸に戻ってみると、彼女のふくらはぎには15センチメートルほどの大きさの、咬み跡が残っていました。
マコーマックさんが襲われた翌日、今度は親子連れが、またも何者かに咬まれました。子供に至っては入院するほどの怪我を負ったということです。
このように咬みつく (chomp) ことから、この謎の生物にはチョンパーなるニックネームが付きました。
チョンパーの咬み跡からも結局生物を特定することは出来なかったため、以前より知られるエリー湖の謎の巨大生物、ベッシーの子供ではないか、と騒がれました。
その他にも、なぜかクレセント湖のクレッシーではないかとか、ペットのピラニアが捨てられ繁殖したものではないか、など憶測を呼びました。
咬み後から生物を特定することは出来なかったものの、チョンパーに咬まれたけが人を治療した医師は、アミア (ボウフィン) の可能性を示唆しました。
アミアは生きた化石と呼ばれる硬骨魚の一種で、細長くライギョのような体つきをしています。体に対してたいへん口が大きく、鋭い歯を持ちます。
大きなものでは体長1メートルに達するため、咬まれれば大変なことになります。
この生きた化石、アミアは、五大湖からメキシコの淡水に棲息することから、棲息地域の点からもチョンパーの正体として有力視されています。
この事件以降、特にチョンパーに関する情報は特になく、本当にアミアが犯人だったのかどうかも分からずじまいです。
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