■Jenny Haniver(s)■
~ 真・デビルフィッシュ ~

ジェニー・ハニバーは外見上、若干個体差がありますが、一般的には、人間が想像する悪魔じみた醜悪な顔、手や足のように見えるヒレを持っており、非常にユニークかつグロテスクな形状をしています。
とても二足歩行出来るとは思えない細く貧弱な足ですから陸上に暮らしていけるようには見えません。
また、空を飛ぶにはあまりに羽が小さすぎます。このことから判断して水生生物であることは間違いないと思われます。
マンタ (オニイトマキエイ) を英語でデビル・フィッシュといいますが、ジェニー・ハニバーこそ本当のデビル・フィッシュと言えるのではないでしょうか。
とはいえ、海や川、湖に生息するにしても不思議な形状です。カレイやヒラメ、エイなどのように体は薄く扁平しており、このことから水底にはいつくばっていることが想像されますが、目と口が同じ側にあるため、腹部を下にはいつくばると目や口も水底を向いてしまいます。
これでは餌を取るのにかなり不便しますし、そもそも水底で生活する生きものが、そんな体に進化するとは思えません。となると、水生生活に適応し、なおかつ目や口の位置が不便にならない生活方法は立ち泳ぎしかないように思えます。
海や川、湖などで泳いでいて、立ち泳ぎをするジェニー・ハニバーに出くわしたら、さぞびっくりするでしょう。 下手するとパニックを起こして溺れてしまう可能性もあります。
~ どこに生息しているのか? ~
が、幸いなことに、立ち泳ぎをするジェニー・ハニバーに遭遇し、溺れかけた、といった事故は今まで一度も報告されていません。では立ち泳ぎをしないのでしょうか?それとも水に適応している、といった考え自体が間違いなのでしょうか?
いったいどこに生息しているのでしょう?
ジェニー・ハニバーの死体はよく手に入るものの、ジェニー・ハニバーが生きている状態で目撃されたことはただの一度もありません。発見されるときは、死体、というよりは干からびた状態、つまりミイラ状態のものばかりです。
これは一体どういうことでしょうか?
というのも、既にご存じの方も多いと思いますが、ジェニー・ハニバーはエイ、特にガンギエイの仲間に細工を施してつくられたUMAだからです。 ヒレに切れ目を入れ、乾燥させるとうまい具合にグロテスクな姿に変貌するのです。
口と鼻孔が腹側にあるエイの特性をうまく利用して「創りあげられたUMA」なのです。目に見える部分はエイの鼻孔部分です。以前には謎の生物として高値で取引されていた時代もあったということです。
マンタでジェニー・ハニバーをつくったらさぞ大きなものが、、、と思う人もいるかもしれませんが、巨大になるエイ、イトマキエイ・オニイトマキエイの仲間は口が腹側ではなく、先端についていますからジェニー・ハニバーには向かないのです。
現在でも「本物のジェニーハニバー」が海辺のおみやげ屋さんで売られていたり、オークションに出品されていることがあります。興味のある人はちょくちょくオークションをチェックしてみるのもいいでしょう。
ジェニー・ハニバーの記録は16世紀頃からあるといわれています。
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