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UMAファン ~ 未確認動物
世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。
スカイ・フィッシュ

■スカイフィッシュ■
■Rod(s) (Flying Rod(s))■

 
(典型的なスカイフィッシュの姿)

~ 空飛ぶ魚 ~

日本の某テレビ番組で紹介されたため爆発的に有名になった最新UMAのひとつです。

円筒形状の細長い胴体の両側にひらひらとしたヒレ状の器官がついており、高速で空を飛ぶ魚に例えられ、日本では「スカイフィッシュ (sky fish, skyfish)」なるネーミングで呼ばれています。

ちなみに、海外では一般的に「ロッズ (rods)」もしくは「フライング・ロッズ (flying rods)」と呼ばれます。ただし、最近では海外でもまれにスカイフィッシュと呼ばれるときがあります。

スカイフィッシュは全世界で目撃されており、日本でもその姿が映像や写真に納められています。

空を飛ぶことから「スカイ~」「フライング~」なる名称が付けられていますが、目撃例は少ないものの水中でも確認されています。

~ ホセ・エスカミーラ ~

このスカイフィッシュを発見したのは、ビデオエンジニアのホセ・エスカミーラ (Jose Escamilla) 氏で、日本でスカイフィッシュが有名になるかなり以前 (1994~) からスカイフィッシュの研究を行っていました。

現在でも、スカイフィッシュといえばホセ・エスカミーラ氏で、スカイフィッシュ研究の第一人者です。

スカイフィッシュのもっとも有名なビデオは、メキシコのゴロンドリナス洞窟 (Golondrinas, Cave of Swallows) で撮影されたものでしょう。




(ゴロンドリナス洞窟
ベースジャンプを見たい方は上の画像をクリック)

これはエスカミーラ氏がスカイフィッシュの存在を説明する際に、必ずと言っていいほど参照される映像です。

地面にぽっかり口を開けたこのゴロンドリナス洞窟は、深さが370メートルもあり、多くのベースジャンパーが挑戦しており、その模様を多くの映像に残されています。

そんなベースジャンプの映像の中にスカイフィッシュが写り込んでいるものがありました。

ただし、ふつうに再生しても、それはただのベースジャンプの映像にしか見えず、スカイフィッシュを確認するにはスローで再生する必要がありました。

~ 速すぎて見えない? ~


(スカイフィッシュの検証動画
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

スカイフィッシュは肉眼で見る (捕らえる) ことが出来ないといいます。

それはあまりにスカイフィッシュの動きが速すぎるためだと説明されます。ビデオをスロー再生にしないとスカイフィッシュが写り込んでいるかどうかさえ判断できないのはこのためです。

以前、アンビリバボーでスカイフィッシュが取り上げられたとき、スカイフィッシュの大きさは数センチから2メートル、飛行速度を時速300㎞と見積もっていました。

大きさはともかく、時速300㎞という速度は、恐ろしく速いことは疑いようがありません。

しかし、仮にこの時速300㎞が本当だとしても、肉眼で見えないというのはちょっと解せない説明です。

また、ビデオを見る限り、ほとんど速度を変えず一定の速度を保っているようでしたので、この洞窟内もUターンするとき以外は時速300㎞を保っていたことになります。

洞窟内の一番広い地点の直径が130メートルとなかなかの広さですが、時速300㎞で飛ぶ生物が棲息するには恐ろしく狭い空間です。

というのも、時速300㎞とは1分間に5キロメートル、たったの1秒間でも83メートル進む速さで、つまり、洞窟内の一番広いところでも1.5秒間隔でUターンしまくっているということになります。

スロー再生でもほとんど減速なしにヘアピンカーブを描きながらUターンしているようです。これは物理的に考えて不可能です。

~ 捕獲作戦 ~

番組内では捕獲作戦も実行されました。

畳大のベニヤっぽいペラペラの板に、ゴキブリホイホイの粘着面が外側に来るようにベニヤ一面に釘で打ち付けて作った、恐ろしく原始的なものでした。

時速300㎞でぶつかってきたら、ゴキブリホイホイに貼り付くどころか粉々に粉砕するか、ベニヤ自体に穴が開いてしまうと思うのですが、そんなのおかまいなしのようで、最初っから捕獲する気があるのか疑わしいものでした。

そして待てど暮らせどスカイフィッシュがぶつかってくることはなく、作戦は予想通り失敗に終わりました。

~ その正体は? ~

その正体については多くが語られています。

その中でおもしろいものをいくつか紹介しましょう。まずは、カンブリア紀に棲息していたアノマロカリスの進化説です。


(アノマロカリス)

カンブリア紀に棲息していた生物はすべて水棲生物ですから、もちろんアノマロカリスも水棲生物です。

アノマロカリスは子孫を残すことなく消えてしまいましたが、実は生息場所を水中から空中に変え、現在スカイフィッシュとして存在しているというものすごい説です。

また、UMAにありがちな説として、軍関係が遺伝子操作により秘密裏に作り上げた生物であるという説、プラズマ生命体であるという説、小さなUFOであるという説、などなど他にもたくさんあります。

~ 実際のところ、、、 ~


(スカイフィッシュ=モーションブラー の検証動画
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

番組内ではカメラからスカイ・フィッシュまでの距離が不明にも関わらず、大きさを割り出すという大胆 (不可能) なことをしておりました。

見積もられたスカイフィッシュの体長は数センチ~2メートルぐらいだったと思いますが、良心的に考えて、肉眼視できないということから、うんとちっちゃい、数センチ、もしくはそれ以下と考えたいと思います。

肉眼視できない、というのは「見えない」という意味ではありません。「気付かない」と言い換えることが出来るかと思います。

つまり、実際の姿は円筒形の細長い棒にヒレがついている姿ではないため、実際には目の前を飛んでいるのに「気付かない」という意味です。

さらに、前述したとおり、減速なしにヘアピンカーブを描きながらUターンできる、つまりこの生物は見積もられたような高速で飛んでいないことを示唆します。

まとめると、想像しているよりも「かなり小さい」か「思っている姿とかなり異なる」か、もしくはその両方である、というのが推測されるスカイフィッシュの「真の姿」である可能性があります。もちろんスピードもそれほどではないはずです。

テレビで放映されてまもなく言われていたことですが、おそらくは昆虫がカメラ付近を通過したときにブレて写ったもの、つまりモーション・ブラー (motion blur) の産物にすぎない、というのがおおかたの見解です。

姿やその特徴がとてもユニークなだけに、このまま消え去ってしまうのは大変もったいないUMAです。新たな情報に期待しましょう。

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