■シュンカ・ワラキン■
■Shunka Warak'in■
~ 犬を連れ去るもの ~
ネイティブ・アメリカンに伝わるシュンカ・ワラキンは、ハイエナとオオカミの特徴を併せ持つUMAといわれ、その名前は、ネイティブ・アメリカンの言葉で、「犬を連れ去るもの」という意味があるそうです。
地理的に考えて、カナダのオオカミタイプのUMA、ワヒーラの亜種、もしくは同種を指している可能性も考えられます。
そのため、ワヒーラの正体説のひとつ、ダイアーウルフ (Dire wolf, ダイアオオカミ) の可能性も示唆されています。
ダイアーウルフは10万年前まで北米大陸に棲息していたオオカミの先祖で、現生オオカミの最大種、タイリクオオカミ (ハイイロオオカミ) と極めて近縁といわれています。
絶滅種は巨大、とのイメージがありますが、ダイアー・ウルフはタイリクオオカミと同じぐらいの大きさで、体長は1.5メートル前後と考えられています。
~ シュンカ・ワラキンが射殺される? ~
UMAの正体を絶滅種に求めるのは、UMAの楽しみのひとつですが、ふつうに考えれば、シュンカ・ワラキンの正体はタイリクオオカミの誤認、というのが無難なところではないでしょうか。
ただし、ダイアー・ウルフを当てはめるのに理由がないわけではありません。
目撃情報は以前からあったシュンカ・ワラキンですが、1977年、ついにシュンカ・ワラキンと思われる謎の生物が銃で仕留められました。
全体の印象としてはハイエナに似ているものの、頭部が極めて長いのが特徴です。
この長い頭部、短い四肢はダイアー・ウルフのひとつの特徴であり、射殺されたシュンカ・ワラキンと身体的特徴が似ていると考えられました。
このほかにも、2000万年以上前に絶滅した、体長3メートルにも達した巨大なハイエナのような生物、ヒアエノドン・ギガス (Hyaenodon gigas) 生存説などもあります。
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