■ウィニポゴ (ウィニペゴシス湖の怪物)■
■Winnipogo (Lake Winnipegosis Monster)■
~ ウィニペゴシス湖 ~
カナダの湖にはオゴポゴをはじめ、マニポゴ、イゴポゴ、シコポゴなどたくさんの水棲UMAが報告されていますが、ウィニポゴもまたカナダ、マニトバ州にあるウィニペゴシス湖 (Lake Winnipegosis) に棲息するといわれる謎の巨大生物です。
ウィニペゴシス湖は五大湖の北西にある湖で、五大湖と比較すると小さな湖に見えますが、実際は非常に大きく、マニトバ州で3番目、カナダでも11番目に大きな湖です。
(3つの大きな湖が隣接しています)
ウィニペゴシス湖のすぐ南には、マニポゴで有名なマニトバ湖、東にはマニトバ州最大の湖、ウィニペグ湖が隣接しています。
3つの湖が隣接しており、またウィニペゴシス湖とウィニペグ湖にいたっては名前も紛らわしいことから、ウィニポゴはウィニペグ湖の生物である、と説明されている場合もあります。
しかし、正確にはウィニポゴはウィニペゴシス湖の怪物のことです。ただし、隣接しており、相互の湖を同じ生物が行き来していても何ら不思議ではありません。
~ ウィニポゴ ~
(ゼウグロドンの骨格)
ウィニポゴもカナダで目撃される他のUMA同様、シーサーペント (大海蛇) を彷彿させる細長い体をしているのが特徴です。目撃証言から、全長は6メートルほどと考えられています。
ウィニポゴは目撃証言も少なく、他のカナダの水棲UMAと比較するとあまり詳しい情報がありません。
しかし、1930年代、ウィニポゴの正体に関する貴重な手がかりとなりうるものが発見されます、脊椎骨 (せきついこつ)です。
オスカー・フレデリクソン (Oscar Frederickson) なる人物が、偶然、この湖の湖岸で「巨大な」脊椎骨を発見します。
詳しく調べられる前に、この骨はUMAの証拠物件にありがちな紛失 (保管庫の火事による焼失とのこと) の憂き目にあいますが、オスカーは木で複製品を作り、調査を依頼しました。
調査を請け負ったのは、以前よりウィニポゴに興味を示し、独自に調査をしていたマニトバ州立大学のジェームズ・マックロード博士 (Dr. James McLeod) です。
マックロード博士は一目見るや大変驚いたといいます、というのも、オスカーの持参したその複製品は、400万年前に絶滅したと考えられるクジラに似た哺乳類の化石に酷似していたからです。
ただし、調査したのはあくまで元の骨の複製品であり、オスカーがどれほどオリジナルを忠実に再現できていたか疑問が残ります。また、マックロード博士の見解も、具体的にどの生物を指しているのかも分かりません。
ウィニポゴの正体にもゼウグロドン (バシロサウルス) 生存説がありますが、ゼウグロドンであれば4000万年前であり、桁が1つ違いますので、おそらくゼウグロドンのことを言っているのではないと思います。
いずれにしろ、ウィニポゴのめぼしい目撃証言がないことから、このオスカーの発見した「脊椎骨」を重要な手がかりとするしかありませんが、もしそれがマックロード博士の言うとおりであれば、目撃証言が少ないながら期待のかかるUMAです。
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