ナラビーン湖のゾウ男
2020年07月24日11:03
不思議な生物
■ゾウのヒューマノイド ~ ナラビーン湖の怪物■
■(Narrabeen Lake monster■

1968年から目撃がはじまったナラビーン湖の怪物 (Narrabeen Lake monster) 。
ナラビーン湖はオーストラリアのシドニーにある海沿いの湖です。
レイク・モンスターといえば当然ながらそのほとんどは大型魚類や海生爬虫類といった水生生物ですが、ナラビーン湖の怪物は超珍しいヒューマノイド系です。
目撃したのは空港に甥を車で送っていたメイベル・ウォルシュ (Mabel Walsh) さん。
湖の浅瀬に立っている奇妙な生物に気付いたのです。
「4フィート (約1.2メートル) をちょっと超すぐらい、ダークグレーで、丈夫そうな皮膚をしてたわ、ゾウみたいな感じね。
目はとても小さかったわ、前肢は小さくて後肢で歩いてたの、ゾウのそれみたいに太くて丸かった。
尾や耳はちょっと分からなかったけど、頭部はアリクイね、長い吻 (ふん) は固定されていて角張った付け根は斜めに突き出てたわ。
水から上がって後肢で立ち上がると、すり足のようなカニ走りで雑木林に姿をくらましたわ。
奇妙な歩き方なんだけどとても素早いの。
ほんと衝撃よ、とても奇妙な姿をしてるんだから。
もちろんそんな生き物を今まで見たことはなかったわ。
確認できたのはほんの数秒だったけど」
一般的には「長い吻 (鼻先部分)」と「ゾウのような肌・足」のイメージから「ゾウのヒューマノイド (Elephant humanoid)」と呼ばれ、直立歩行するゾウのような姿に復元されています。
しかし目撃者のウォルシュさんは「吻はアリクイに似ている」といっており、ゾウのもう一つのトレードマークである耳も確認できていないことから、「二足歩行するゾウ」といったイメージにとらわれないほうが良さそうです。
(パロルケステス)

(image credit by Nobu Tamura)
その正体として更新性までオーストラリアに生息していたパロルケステス (Palorchestes) が挙げられています。
長い吻を持ちその姿は現世のバクに似ていると考えられることから「有袋類のバク」とも呼ばれるパロルケステス。
ずんぐりした体つき、頑丈な四肢にバクを思わせる頭部、万一、二足歩行できるものならその姿はウォルシュさんの目撃情報に非常に近いと言えます。
ただし上述の通りパロルケステスは1万年前には滅んでしまったと考えられています。
それでは現世動物ではどうでしょう?
やはり怪しいのはオオアリクイ (Myrmecophaga tridactyla) です。
二足歩行はしませんが威嚇時は後肢2本で立ち上がります。
尾は大きいですが耳は小さく目立ちません。
ただしオーストラリアに生息する哺乳類のほとんどは有袋類でありオオアリクイは生息していません。
(ナンバット)

(image credit by Martin Pot)
「有袋類のアリクイ」といえばナンバット (Numbat) ことフクロアリクイ (Myrmecobius fasciatus)。
しかしフクロアリクイは食性こそアリクイそのものですが、姿は全然アリクイに似ておらず、そもそもかなり小さいです。
立ち上がっても30センチ程度にしかならないでしょう。
絶滅動物のロマンを求めパロルケステス、未発見 (新種) のフクロ「オオ」アリクイ、はたまた動物園等から逃げたオオアリクイ、こんなところでしょうか。
※この記事は姉妹サイトの「くりぷと ~ 世界の奇妙な住人たち」に掲載のものと同一内容です。是非そちらにお越しください。
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1968年から目撃がはじまったナラビーン湖の怪物 (Narrabeen Lake monster) 。
ナラビーン湖はオーストラリアのシドニーにある海沿いの湖です。
レイク・モンスターといえば当然ながらそのほとんどは大型魚類や海生爬虫類といった水生生物ですが、ナラビーン湖の怪物は超珍しいヒューマノイド系です。
目撃したのは空港に甥を車で送っていたメイベル・ウォルシュ (Mabel Walsh) さん。
湖の浅瀬に立っている奇妙な生物に気付いたのです。
「4フィート (約1.2メートル) をちょっと超すぐらい、ダークグレーで、丈夫そうな皮膚をしてたわ、ゾウみたいな感じね。
目はとても小さかったわ、前肢は小さくて後肢で歩いてたの、ゾウのそれみたいに太くて丸かった。
尾や耳はちょっと分からなかったけど、頭部はアリクイね、長い吻 (ふん) は固定されていて角張った付け根は斜めに突き出てたわ。
水から上がって後肢で立ち上がると、すり足のようなカニ走りで雑木林に姿をくらましたわ。
奇妙な歩き方なんだけどとても素早いの。
ほんと衝撃よ、とても奇妙な姿をしてるんだから。
もちろんそんな生き物を今まで見たことはなかったわ。
確認できたのはほんの数秒だったけど」
一般的には「長い吻 (鼻先部分)」と「ゾウのような肌・足」のイメージから「ゾウのヒューマノイド (Elephant humanoid)」と呼ばれ、直立歩行するゾウのような姿に復元されています。
しかし目撃者のウォルシュさんは「吻はアリクイに似ている」といっており、ゾウのもう一つのトレードマークである耳も確認できていないことから、「二足歩行するゾウ」といったイメージにとらわれないほうが良さそうです。
(パロルケステス)

(image credit by Nobu Tamura)
その正体として更新性までオーストラリアに生息していたパロルケステス (Palorchestes) が挙げられています。
長い吻を持ちその姿は現世のバクに似ていると考えられることから「有袋類のバク」とも呼ばれるパロルケステス。
ずんぐりした体つき、頑丈な四肢にバクを思わせる頭部、万一、二足歩行できるものならその姿はウォルシュさんの目撃情報に非常に近いと言えます。
ただし上述の通りパロルケステスは1万年前には滅んでしまったと考えられています。
それでは現世動物ではどうでしょう?
やはり怪しいのはオオアリクイ (Myrmecophaga tridactyla) です。
二足歩行はしませんが威嚇時は後肢2本で立ち上がります。
尾は大きいですが耳は小さく目立ちません。
ただしオーストラリアに生息する哺乳類のほとんどは有袋類でありオオアリクイは生息していません。
(ナンバット)

(image credit by Martin Pot)
「有袋類のアリクイ」といえばナンバット (Numbat) ことフクロアリクイ (Myrmecobius fasciatus)。
しかしフクロアリクイは食性こそアリクイそのものですが、姿は全然アリクイに似ておらず、そもそもかなり小さいです。
立ち上がっても30センチ程度にしかならないでしょう。
絶滅動物のロマンを求めパロルケステス、未発見 (新種) のフクロ「オオ」アリクイ、はたまた動物園等から逃げたオオアリクイ、こんなところでしょうか。
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