■Sky squid■

フライング・スクイッド (空飛ぶイカ) と聞いて空を舞うUMAを思い浮かべる人も多いかもしれません。
が、実は日本人にはもっとも馴染みのあるイカ、スルメイカ (Todarodes pacificus) の英名です。
正確にはジャパニース・フライング・スクイッド (Japanese Flying Squid) といいますが、アカイカの仲間 (Ommastrephidae) にはトビウオのように滑空することができるトビイカ (Sthenoteuthis oualaniensis) がおり、同じアカイカ科のスルメイカもこのように呼ばれます。
トビイカは時間にして3秒前後、一度の飛翔で30メートル (一説には50メートル) 飛ぶ (滑空する) ことができます。
高速で泳ぎ水面に飛び出すと、そのまま漏斗から水を吹き出し続け加速を続けます。
ここまでは空気抵抗を押さえるため魚雷のような紡錘形を保っていますが、速度がピークに達するとヒレ (イカの耳と呼ばれている部分) と腕を目一杯広げグライディング (滑空飛行) に移行します。
そして着水時には再度魚雷型に体型を戻し水中に飛び込むという仕組みです。
さて今回のフライング・スクイッド (正確にはスカイ・スクイッドと呼ばれています) はこの純粋・真正のトビイカのことではありません。
冒頭の写真はフェニックス発ポートランド行きの旅客機の中から撮影された「空飛ぶイカ」です。

YouTubeにアップロードされた日付こそ2020年6月ですが、撮影されたのは2019年3月のようです。
大きさはまったく分かりませんが、見る角度が変わるとかなり薄っぺらいことだけは分かります。
伝統的な四角い和風凧のような形状で、ご丁寧に長い尻尾までついています。(それゆえスクイッドと形容されているのですが)
じゃあ糸が切れて凧が舞い上がっただけじゃないの?と言う人もいるかも知れません、凧が単体で舞い上がるにはあまりに高度が高すぎるというのです。
ドローンもしかりです。
パラノーマル好きの人々の間では未発見の飛翔生物に違いないといったものや、UFOの一種であるといったもの、異次元から来訪した未知のなにか、、、等々コメントが寄せられています。
で実際のところどうなのでしょう?
イカなのかタコなのか。
識者によればこれは珍しいものの飛行機雲ではないかとのことです。
(参照サイト)
・UnXplained
・Z100
※この記事は姉妹サイトの「くりぷと ~ 世界の奇妙な住人たち」に掲載のものと同一内容です。宜しければそちらにお越しください。
気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す
>> FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>> 面白サイトランキング
(関連)
■ 時事ネタ・雑談・UFO等
■ 都市伝説系UMAリスト
■ 不思議な生物リスト
■ ノーザンプトンの空で動き回る火の玉が撮影される
■ イギリス上空に突如現れた浮遊する巨大な黒いリング
■ リトアニアの池の中でうごめく赤い「何か」
■ サッカーの試合中にUFO?
■ クトゥブ・ミナール上空に現れたフライング・ヒューマノイド
■ ウォリス上空に浮かぶ謎の高速移動物体、UFO?
■ ミシシッピー州、無人カメラがUFOらしき光を捕らえる?
■ 岩絵は宇宙人によって描かれた可能性がある by NASA
┗ NASAは岩絵が宇宙人の作品だとは言っていない
■ クレバスに落ちた男性が奇跡的に生還
■ 監視カメラに写ったジャカルタの妖精
■ ロンドンの主婦、妖精写真の撮影に成功
■ 倉庫内に現れた妖精 ~ メンフィス・フェアリー
■ スカイフィッシュ (ロッズ)
■ ミイラ化した妖精の死骸発見 (ダービシャーの妖精)
■ エルフが存在することを証明するビデオ、、、
■ 19世紀に発見された人魚のミイラ ~ ホーニマン・マーマン
■ 広東省に現れた謎の "古代生物"
■ フライング・ホース
■ フライング・ワーム
■ iPhoneの「マップ」にネッシーらしき巨大生物が写り込む
■ 人間の胃を食べるジーシュー・リザード
■ 人間の足が生えた魚、フロリダで打ち上げられる
■ テキサスの超巨大バッタ
■ Google Earth エイリアン・ジャーマン・バグ
■ ペルーで謎の植物タイプ生物撮影される
UMA一覧へ
トップページへ