■ドーバー・デーモン (ドーバーデーモン)■
■Dover Demon■
~ ドーバーデーモン ~
ドーバー・デーモンはアメリカ、マサチューセッツ州のドーバーで目撃された謎の生物で、目撃された地名にちなんで、ドーバー・デーモンと呼ばれます。
ドーバー・デーモンは、1977年4月22日、夜に車を運転中の17歳の少年、ビル・バートレット (Bill Bartlett) によって、はじめて目撃されました。
ビルの目撃証言によると、この生物の体長は1メートル足らずと小柄で、体に見合わない非常に大きな頭部、体を支えられそうもない、細く貧弱な手足を持っていました。
その大きな頭部には、大きく丸い目が2つオレンジ色に輝いていたといいます。これはビルの車のヘッドライトに反射してそのような色に輝いていたのかもしれません。
しかし、大きな目は確認できたものの、その他、鼻や口、耳などは見当たらなかったといいます。
ビルが目撃した1時間後、そして翌日も、おそらくビルが目撃したものと同一思われる生物が、異なる少年少女によって目撃されますが、後にも先にもドーバー・デーモンが目撃されたのは、わずかにこの2日間のみです。
~ 宇宙人説 ~
バランスの悪いプロポーションは地球上のいかなる生物とも似ておらず、それ故、UMA (未確認生物) ではなく、地球外生命体、つまり宇宙人の可能性を論ぜられることも多い生物です。
UFO事件などでたびたび登場するグレイ・タイプの宇宙人と似通った特徴を持っているともいえます。
UFOと宇宙人 (エイリアン) の可能性はさておき、地球上の生物の可能性はあるでしょうか?
目撃スケッチを見た限り、あのような野生動物は記憶にありません。本当にあのスケッチ通りであれば、宇宙人説でもなんでもあり、といった感じです。
ただし、想像力豊かな少年たちが、人気のない夜に見慣れない生物を目撃したことは、少なからず誇張や妄想の入り込む隙があるともいえます。
既知生物の誤認について考えてみましょう。
~ 実在する!? ~
注目すべきは頭部の大きいプロポーションと4本の足で体を支えている点です。
体に比して頭部が大きいプロポーションは、産まれたばかりの赤ちゃんの特徴です。何らかの野生動物の赤ちゃんが、ヨタヨタと母親の元を離れて道路際にやってきてしまったのではないでしょうか?
細長い四肢でありながら、産まれてまもなく立ち上がることが出来るのは草食動物の赤ちゃんの特徴です。草食動物はさっさと自力で立ち上がらないと肉食動物のかっこうの餌食です。
鼻や口を確認できなかったのは、少年たちがドーバー・デーモンの頭部を人間の顔のパーツと同じ配置で口や鼻を探したからではないでしょうか?
例えばウシやウマ、シカなどであれば、ドーバーデーモンの顎と思われている部分に鼻や口があります。
また、産まれて間もないため、耳はまだピンと立っておらず、目立たなかったのかもしれません。
わずかに2日間ばかり目撃されたのは、母親から離れてしまったこの赤ちゃんがすぐに死んでしまい、野生動物に食べられてしまったとも考えられますし、無事に母親の元に帰ったため、2度と目撃されなかったとも考えられます。
と、あくまでUMA、地球上の生物の可能性を考えた場合、こんな感じになるでしょうか。
しかし、生まれたての赤ちゃんにしても、目撃スケッチがあのようになるものかははなはだ疑問ですし、未知の生物の可能性も高いといえます。
ちなみに、ネイティブ・カナディアンの伝承の生物、マネギシ とも多くの共通点が見られ、同一の生物の可能性も論じられています。
また、比較的最近 チリで目撃された謎の小型ヒューマノイド もドーバー・デーモンと同一ではないか?と騒がれています。
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