■Colossal Squid Tests Could Reveal 'Kraken' Clues■

~ コロッサル・スクイッド ~

「30年間ずっと漁師をやってきたけど、こういうことが起きないかっていつも夢見てたんだ」
これは2007年、450キロもある超巨大イカ、コロッサル・スクイッド (ダイオウホウズキイカ) を捕獲した際に、漁船の船長、ジョン・ベネット (John Bennett) さんが発した言葉です。
ベネットさんのこの偉業により、ダイオウイカよりコロッサル・スクイッド (ダイオウホウズキイカ) のほうが大きく (「体重が重く」の意) なるんじゃないかという推測を見事に証明することになりました。
現在このコロッサル・スクイッドはニュージーランド国立博物館 (New Zealand's national museum) に展示されています。

(展示されている一体目のコロッサル・スクイッド)
さてこの捕獲から6年経った2013年12月、ベネットさんはまたしても巨大なコロッサル・スクイッドを捕獲しました。
前回よりも小ぶりというものの、それでも350キロもあります。前回同様、巨大な外套を包む真っ赤な表皮は剥がれておらず、状態は良好のよう、というか1体目よりいいらしいです。
この「第二のコロッサル・スクイッド」は冷凍保存されていましたが、このほど解凍処理し、公開解剖がなされました。
解剖したところ、この第二のコロッサル・スクイッドは卵を持っており、メスであることが分かっています。

(この巨体から想像も付かないほど小さいコロッサル・スクイッドの卵)
腕の中で一番長い一対二本の触腕は取れてなくなっていたみたいですが、残りの腕8本は無事ですべて1メートルを超しているそう。
1メートルといえば人間の腕よりも長いのですが、このコロッサル・スクイッドの体が大きすぎるせいで短く、そして貧弱に感じてしまいますね。
ちなみに触椀がもし失われていなければ2メートル前後だそうで、ダイオウイカの触椀のようにアホみたいに長くはないようです。

(巨大なカラストンビ)
また「カラストンビ」といわれる珍味としておなじみのイカのクチバシ部分、通常だと一口サイズですがこのコロッサル・スクイッドのは人間の頭ぐらいもあります。
巨大な水槽内での公開解剖はなにからなにまで桁違いです。
さてさて、二度あることは三度ある、ベネットさんにこの2匹を超える巨大イカの捕獲を期待しましょう。

(直径10センチ近い、眼球内のレンズ)
<展示されている450キロのコロッサル・スクイッド>
<参照サイト>
●sky NEWS
<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-1006.html
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