アクセスランキング ブログパーツ
UMAファン ~ 未確認動物
世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
レッド・デビル ~ アメリカオオアカイカ

■レッド・デビル ~ アメリカオオアカイカ■
■Humboldt squid (Dosidicus gigas)■

~ 深海に棲息する「赤い悪魔」 ~



~ 身近な巨大イカ ~

ダイオウイカやコロッサル・スクイッド (ダイオウホウズキイカ) などは滅多に見ることが出来ないため、捕獲されるとニュースになります。

生きている姿を、ビデオではなくこの目で一度は見てみたいものですが、現時点はそれはちょっと難しい話です。


(アメリカオオアカイカの動画
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)


これら以外でもニュウドウイカは最大クラスになると外套2メートルオーバーし、ダイオウイカと互角にわたりあえるほど巨大ですが、やはりこちらも簡単に目にすることはできません。

巨大イカに出会えるチャンスというのは、そうあることではないのです。無理なのでしょうか?

しかし、ちょっと妥協すれば巨大イカに遭遇どころか自分で釣り上げることさえ出来ます。今回は、最近なんでか噂になっている若干スケールダウンした巨大イカ、アメリカオオアカイカにスポットを当ててみたいと思います。

~ アメリカオオアカイカ ~


(ナショナル・ジオグラフィックが撮影した
アメリカオオアカイカ。機材に襲いかかります
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

アメリカオオアカイカは、南米フンボルト海流 (ペルー海流) 領域の深海に棲息するイカです。

そのため、英名はフンボルト・スクイッド (humboldt squid)といいますが、単純にジャンボ・スクイッド (Jumbo squid) と呼ばれることも多いイカです。

外套部分 (筒状の胴体部分) だけで1メートル以上になり、中には2メートル近くまで成長するものもいるといいます。こうなってくるとダイオウイカにも引けを取りません。

特大サイズのものは体重も40~50キロまで成長するといいますから (ふつうは20キロほど)、人間とさほど変わりません。

非常にどう猛で、ときには1000匹以上の大きな群れを作り、小魚の群れを集団で襲って食べまくったりします。食欲は旺盛で、傷ついた同胞も即座に獲物に早変わりです。

~ 人を襲う赤い悪魔の噂 ~


(他のイカ同様、激しく体色を変化させます
これは攻撃を仕掛ける直前の体色変化だそうです)

さて、このイカは、メキシコの漁師たちからはレッド・デビル (red devil, 「赤い悪魔」) と呼ばれ恐れられているといいます。他にもキラー・スクイッド (killer squid, 「人食いイカ」) などと呼ばれたりします。

というのも、アメリカオオアカイカは遊泳力が高く、非常にどう猛で、誤って船から落ちようものなら即座に海の中に引きずり込まれてしまうといわれているからです。

からだが大きい上に、ギザギザの歯のついた吸盤、鋭いクチバシを持ち、おまけに大きな群れをなすことから、群れの中に落っこちたなら、よってたかって襲われても不思議ではないような感じがします。

しかし、実際のところ、アメリカオオアカイカが主食とするのはかれらよりもずいぶんと体の小さい小魚やエビなどの甲殻類で、共食いをするといっても死にかけたものです。

群れが一斉に襲いかかってくるという、史上希に見る運のなさに見舞われれば死亡確定ですが、おそらくそんなことはないでしょう。万一、そのようなことに見舞われた場合、残念ながらあきらめていただくしかありません。

さすがに人間を襲うとは考えにくく、ダイオウイカなど巨大な頭足類からUMA クラーケン が創造されたように、おそらくレッド・デビルの伝説もかれらのどう猛さから誇張されたものではないかと思われます。

~ ダイオウイカ並の成長力 ~


(人と比べるとその大きさがよく分かります。
人間に興味津々?
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

そして驚くべきはその成長力です。

頭足類 (イカやタコの仲間) はその大きさとは裏腹に「短命」という宿命を背負って生まれてきます。ほとんどのイカやタコはせいぜい半年から1年程度の寿命です。

ダイオウイカやコロッサル・スクイッドはあれほどの大きさに成長するにもかかわらず、せいぜい2~3年、長くても4~5年ほどでは?といわれています。

そしてアメリカオオアカイカの寿命は、おそらく1年と考えられています。

逆にいえば、たったの1年でこの大きさに達するのですから、その成長の早さは驚くばかりです。

ただし、外套が2メートル近くになるものもいるといいますから、さすがに1年でそこまで大きくなれるのか疑問ですし、それは亜種だったのか、もしくは2年ぐらい生きるものもいるのかもしれません。

もしあと数年の猶予があれば、アメリカオオアカイカもダイオウイカクラスに成長する「素質」はありそうです。

<この記事のURL>
http://umafan.blog72.fc2.com/blog-entry-589.html

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
巨大生物リスト
不思議な生物リスト
■ 佐渡で生きたままユウレイイカが水揚げされる
ダイオウイカ VS マッコウクジラ
コロッサルスクイッド VS マッコウクジラ
10メートル、450キロのコロッサル・スクイッド捕獲される
ダイオウイカより巨大、コロッサル・スクイッド
■ 350キロのコロッサル・スクイッド、公開解剖される
■ 空飛ぶイカ ~ トビイカ
生きているダイオウイカの撮影に成功
人類と格闘せよ!ニュウドウイカ
古代のダイオウイカ Part2 トゥソテウティス・ロンガ
古代のダイオウイカ エンドセラス
巨大ベレムナイト ~ メガテウシス・ギガンティア
学名「地獄の吸血イカ」 コウモリダコ
■ バイセクシャル疑惑 ~ キタノヤツデイカ
珍種 サメハダホウズキイカ
殻付きタコ ~ タコブネ
ヘクトコチルス・オクトポディス
6本腕のタコ ~ ヘクサパス
新種の深海イカ オクトスクイッド
未だ捕獲されない巨大イカ ~ ミズヒキイカ
クラーケン
■ クラーケンは実在した!?
バハマの巨大頭足類 ルスカ
謎の巨大肉塊 グロブスター
ジャイアント・アイソポッド Part2

UMA一覧へ

トップページへ 

スポンサーサイト

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

殺人蟻をつけ狙う首狩り職人 ~ ノミバエ

■アカヒアリをつけ狙う首狩り職人 ~ ノミバエ■
■humpbacked flies■



~ アカヒアリ ~

アメリカ南部で席巻する殺人蟻ことアカヒアリ (Red imported fire ants)、近頃では台湾でも猛威をふるい、日本にも上陸しているとの噂があります。

このアカヒアリ、アメリカでは駆除に完全に失敗し、アカヒアリのふるさとである南米の5倍から10倍ほどの数がアメリカに棲息しているといわれています。

ヒアリの仲間の一部は非常にどう猛で、噛まれたり刺されたりすると患部は腫れ上がり、痛みも続くといいます。

希にこのアカヒアリの毒にアレルギーを持つ人々は、このアリに刺されることにより命を落とすこともあり、そのためアカヒアリは「殺人蟻」の異名を取ります。

~ ノミバエ ~



アカヒアリが本国である南米よりも北米に広まってしまった原因は気候はもとより、天敵の少なさが原因です。

北米では、アリクイを主食とする大型の哺乳類はもちろんのこと、昆虫にもアカヒアリを襲うものはほとんどいないため、アカヒアリは勢力をどんどん拡大しています。

アカヒアリをどうにか駆除できないものかと日夜考えられている中で、ノミバエの一種 (Pseudacteon種) が注目されています。

ノミバエという名前にはあまり聞き覚えのない人も多いかもしれませんが、夏の台所でうざったい、いわゆる「コバエ」と総称されているものの一種です (ほとんどショウジョウバエ)。

通常、コバエの撃退にあくせくしている人類ですが、アカヒアリの撃退に失敗したアメリカでは、このコバエに期待を寄せています。

~ アカヒアリの天敵 ~

アリは、一般的に「勤勉」とか「働き者」といったイメージがありますが、かなりどう猛な昆虫で、しかも集団で襲ってくるので、こんな生き物を主食とする昆虫はほとんどいません。

それでも一部の昆虫は寄生することにより、この上なく安全な蟻の巣の中でうまく育ててもらったりしています。とはいっても、ほとんど無敵といってもいいかもしれません。

アカヒアリに関しては人間も恐れるほどのアリなのですが、どうも南米ではノミバエに恐怖しているという噂があります。

アリクイのような相手にならないようなものならともかく、アカヒアリの頭程度の大きさしかないノミバエが頭上を飛び回ると、アカヒアリはパニックを起こします。

あるものはでたらめに逃げまどい、あるものは巣穴に逃げ込み、あるものは死んだふりをします。アカヒアリにとって、このノミバエは恐怖以外のなにものでもありません。

~ 生きたアカヒアリに強制産卵 ~

ノミバエがアカヒアリを襲えるとはとうてい思えませんが、その通り、ノミバエにそんな腕力はありません。

しかし、アリに唯一弱点があるとすれば、地中生活に適応するため、一部の期間を除いてかれらに羽がないため、敏捷性に欠けるという点が上げられます。

ノミバエも腕力ではかないませんが、羽があるおかげでアリよりも数段早く動くことが出来ます。

ノミバエは、この唯一、アリに秀でている能力を存分に使い、アカヒアリの背に産卵管を差し込み卵を産み落とします。ほんの一瞬の早業です。

アカヒアリが恐れていたのはこの背中への産卵です。抵抗むなしく卵を産み落とされてしまったアカヒアリの将来は、文字通り絶望的です。

~ 首狩り開始 ~


(見事に狩られたアカヒアリの頭部)

アカヒアリの背中の中にまんまと産み落とされた卵からノミバエの赤ちゃんが生まれます。ハエの子ですから、いわゆるウジ虫ということになります。

このアカヒアリよりも全然ちっちゃな赤ちゃんは、住居となるアカヒアリの頭部内へと移動します。アカヒアリにとってのホラーショーの幕開けです。

とはいえ、不思議なことに、ノミバエの赤ちゃんはアリの頭部内の組織を食べて成長しているのですが、別段変わったことはなくアカヒアリは通常の生活を続けることが出来ます。

あんなに恐れていたノミバエの産卵でしたが、案ずるより産むが易し、思ったほどでもなかったな、とアカヒアリはほっと胸をなで下ろすかもしれません (アリに感情があればですが)。

しかし、事態は急変します。ノミバエの赤ちゃんがアカヒアリの頭部に入って2~3週間がたった頃、サナギになる準備をはじめるとアリの頭部内はすべてドロドロに溶かされてしまいます。

もはやアカヒアリの頭部は、体と接続している形だけのものになってしまいます。頭部内にアリとしての組織は何もなく、あるのは頭いっぱいにうごめくウジ虫だけ、哀れ、アカヒアリの頭部は胴体からポロリと転げ落ちてしまいます。

もちろんアカヒアリは絶命しますが、その切り離された頭部の中にはノミバエのサナギが入っています。

サナギから孵ったノミバエの成虫は、物言わぬアカヒアリの口から外界へと飛び立ちます。そして、次世代のためにさっそくアカヒアリを物色し始めます。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物
殺人蟻 ~ アカヒアリ (カミツキアリ, RIFA)
■ 殺したアリを門番に雇用 ~ ボーン・ハウス・ワスプ
■ 洪水になったらイカダで脱出 ~ ヒアリのイカダ
■ 触れたら最後、拷問台を作るアリ ~ アロメルス
■ 数珠繋ぎで獲物を運ぶアリ ~ ハシリハリアリ
蟻がイチゴに変身 寄生虫ミルメコネマ
敵地で爆発 ~ 自爆テロアリ
■ 殺人蟻 ~ ブルドッグアリ
■ 
超巨大昆虫 ~ タイタンオオウスバカミキリ
セアカゴケグモ猛毒伝説は本当か?
ネズミを洗脳し勇敢に トキソプラズマ
メダカを自殺させる?寄生虫ユーハプロルキス
■ 100%虫のチョコレートケーキはいかが? (微グロ注意)
冬虫夏草 (微グロ注意)
カタツムリ寄生 レウコクロリディウム (グロスーパー注意)
ハリガネムシ (グロ注意)
人体寄生 ~ ヒトヒフバエ (グロ注意)
人体寄生 ~ ギニア・ワーム (メジナ虫) (グロ注意)
殺人アメーバ ネグレリア・フォーレリ
寄生蜂ブードゥー・ワスプとゾンビイモムシ
ゴキブリをゾンビ化、エメラルドゴキブリバチ (グロ注意)
殺人クラゲ キロネックス・フレッケリ
殺人巻貝 アンボイナガイ (ハブガイ)
モウドクフキヤガエル
真・毒ガニ スベスベマンジュウガニ
島を食べ尽くす ナナツバコツブムシ
巨大ハサミムシ ~ セントヘレナオオハサミムシ
■ 悪魔の幼虫 ~ ヒッコリー・ホーンド・デビル
Google earth エイリアン・バグ

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

UMAの名前を持つ魚 ポリプテルス

■生きた化石 ポリプテルス■
■Polypterus■

~ UMAの名前を持つ魚 ~


(ポリプテルスの動画
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ ナポレオンのエジプト遠征の副産物 ~

チョコQのフィギュアになったり、オンライン釣りゲームの釣魚に加えられたりして、なかなか知名度もアップしてきたと思われるポリプテルスを紹介します。

大きな鱗 (うろこ) はまるでガーパイクの一種のようであり、足のような鰭 (ひれ) はシーラカンスやハイギョ (特にオーストラリアハイギョ) のようです。

また、やや細長い体型は雷魚やナマズに似ていますし、アホロートル (ウーパールーパー) などの両生類さえ彷彿させます。

この不思議な魚がはじめてヨーロッパに知れ渡ったのは、ナポレオンのエジプト遠征がきっかけです。

ナポレオン・ボナパルトによる18世紀末のエジプト遠征に将校として同行した動物学者ジョフロワ・ド・サン=ティレール (Geoffroy Saint-Hilaire) こそ、このポリプテルスの発見者なのです。

~ ポリプテルス ~



ポリプテルスは10種以上が知られていますが、すべてアフリカの淡水 (と汽水域) に棲息しています。

指摘されなくてもついつい目がいってしまう奇妙な背びれをしていますが、ポリプテルスの特徴はこの背びれにあります。

ふつう目にする魚は、いくつかの鰭条 (きじょう - 背びれを支えるトゲのような骨) にまたがって膜を張り、ひとつもしくはふたつの大きな背びれを形成します。

一方、ポリプテルスの場合、膜は鰭条にまたがらず、鰭条ひとつにつき、ひとつの背びれを形成し、そのため小さな背びれがずらりと背中に並んでいます。

「ポリプテルス」というこの名 (学名) も、ずばり「たくさんのヒレ」という意味です。

また、ポリプテルスはシーラカンスやハイギョのような四肢のようなヒレを持っていますが、かれらのような肉鰭類 (にくきるい) ではなく、ふだん見慣れている魚たち、条鰭類 (じょうきるい) の仲間に分類されます。

ただし、肉鰭類と条鰭類の共通祖先からもっとも最初に分岐した条鰭類、つまりもっとも原始的な条鰭類のひとつと考えられており、生きた化石とも呼ばれています。ちなみに、分岐の古い順に並べると、ポリプテルス → チョウザメ → ガーパイク → アミア → 真骨類 といわれています。

~ ポリプテルスとモケーレ・ムベンベ ~


(モケーレ・ムベンベ)

ところで、アフリカではとても多くのUMA (未確認生物) が目撃されていますが、その中でももっとも有名なUMAのひとつに モケーレ・ムベンベ がいます。

モケーレ・ムベンベはコンゴのテレ湖付近で目撃される竜脚類タイプのUMAですが、ポリプテルスの中にそのモケーレ・ムベンベの名を冠した、ポリプテルス・モケレンベンベ (Polypterus mokelembembe) という種が存在します。

モケーレ・ムベンベとは、現地語で「川をせき止めるもの」という意味だといわれていますが、もちろんポリプテルス・モケレンベンベはそれほど大きな体をしているわけではなく、かといって竜脚類じみた特異な姿をしているというわけでもありません。

本家モケーレ・ムベンベの目撃多発地帯、コンゴ共和国にあるコンゴ川を主な棲息場所としていることにちなんで、この名が付けられたといいます。

UMAの名前が学名に付いている魚というのも、なかなか珍しいといえるでしょう。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物
巨大古代魚 ~ アリゲーターガー
古代魚 ターポン
幻のカサゴ ~ ナミダカサゴ
モケーレ・ムベンベ
生きた化石 ~ アフリカハイギョ
生きた化石 ~ シーラカンス
生きた化石 ~ ラブカ
巨大リュウグウノツカイ
■ 浅瀬に紛れ込んだリュウグウノツカイ、撮影される
巨大魚 ~ ナイルパーチ
巨大カレイ ~ オヒョウ
絶滅巨大魚 シファクティヌス
30メートルの超巨大魚 リードシクティス
メガロドン (カルカロドン・メガロドン)

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

ダイオウイカ VS マッコウクジラ

■ダイオウイカ VS マッコウクジラ■
■Giant squid VS Sperm whale■

~ マッコウクジラにとって巨大イカを狩るのは簡単? ~


(ダイオウイカ VS マッコウクジラ
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ ダイオウイカ、激弱説 ~

別に今回も「コロッサル・スクイッド VS マッコウクジラ」でも良かったんですが、違うタイトルの方がいいかなと。特にコロッサルスクイッドからダイオウイカに変更した意味はありません。要するに「巨大イカvsマッコウクジラ」です。

さて、以前「コロッサル・スクイッド VS マッコウクジラ」の中で、マッコウクジラの反則的ともいえる「超音波」による狩りを中心に書きましたが、今回は、マッコウクジラはそんな技を繰り出さなくても、労せずして巨大なイカを食べている、という説です。

~ マッコウクジラの超音波ハンティング ~


(イカのトレードマーク、「歯」付きの吸盤
深海では吸盤内の圧力がさらにパワーアップします)

体長18メートル、体重50トンにもなるオスのマッコウクジラがいかに効率よく食物を摂取しているのか、これは現在でも詳しいことは分かっていません。

ただ、マッコウクジラの胃内容物から、小魚、ダイオウイカを含むイカ・タコの頭足類、そしてエイやサメなども補食していることが分かっています。

オスの成熟したマッコウクジラは、毎日1~1.5トンもの食事をするといわれています。毎日1.5トンもの食料を "狩り" によって得るのは大変なことです。

ダイオウイカやコロッサル・スクイッド (ダイオウホウズキイカ) といった、100キロを優に超す巨大イカばかりを食べていれば、1.5トンもあっという間ですが、巨大なイカは抵抗も激しくリスクも高いと考えられます。

そこで、マッコウクジラのトレードマーク、巨大な頭部を満たす "脳油器官" を使って「超音波」による狩りをしているのではないか?という仮説が立てられました。(「コロッサル・スクイッド VS マッコウクジラ」の記事をご参照ください)

すべてのイルカ、マッコウクジラやシャチなどハクジラの仲間は、エコロケーション (反響定位) の能力が極度に発達しているため、その可能性も十分考えられます。

ある研究者の (音による) 観察で、マッコウクジラがまるで深海でライフル銃を放っているような「音」を出していることを確認したことから、その説を裏付けるものと期待されています。

~ 超音波なんて使いません ~

巨大生物ファンの多くは、結果的にダイオウイカやコロッサル・スクイッドにほとんどは勝ち目がないにしても、深海で壮絶な戦いをしていることに期待を寄せます。

しかし、「コロッサル・スクイッド VS マッコウクジラ」の記事でも書いたとおり、マッコウクジラの超音波による攻撃が本当であれば、マッコウクジラの一方的な勝利である可能性が高いといえます。

少なくとも現時点ではマッコウクジラがダイオウイカやコロッサル・スクイッドを補食している瞬間を捕らえたビデオは存在しませんから、それが本当であるかどうかは分かりません。

それどころか、ダイオウイカの捕食には超音波さえ必要ない、という説があります。

~ 巨大イカ、激弱説 ~


(アメリカオオアカイカ (レッド・デビル) の動画
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

ダイオウイカにしろコロッサル・スクイッドにしろ、外套 (胴体の部分) だけで軽く2メートルを超し、さらに強力な歯のついた吸盤、大型のクチバシを持っている巨大イカたちがそんなに弱いとは思えません。

しかし、巨大イカたちには意外な弱点があるとの見解があります。

ダイオウイカやコロッサル・スクイッドではありませんが、アカイカの仲間にはアメリカオオアカイカ (レッド・デビル・スクイッド) など外套が1メートル、最大で2メートル近くに成長する 大型の種がいます。

このアメリカオオアカイカにタグを付け生態を調べてみたところ、かれらはそのほとんどの時間を200メートルより深層、つまり深海で過ごしていますが、夜間に限り、小魚を求め表層近くまで上がってくることが分かりました。 (といっても明かりを灯した夜釣りで容易に釣れることから、以前から予測されていたものですが)

わずかの時間ですが、酸素レベルが高く暖かい表層近くで過ごしたイカたちは、深海に戻ったとき、非常に疲弊 (ひへい) している可能性が高いといいます。

束の間のグロッキー状態といえますが、この時間帯こそマッコウクジラのお食事タイムとしては最適であり、労せずして大型のイカを食べ放題しているのではないか?と考えられています。

これはアメリカオオアカイカの行動パターンであり、ダイオウイカやコロッサル・スクイッドにもそのまま当てはまるかどうかは分かりません。

ただし、マッコウクジラの超音波ハンティングは理論上のものであり、捕食される側のイカの行動パターンから推測したこちらの説の方が説得力があるともいえます。

~ まとめ ~

前回よりもさらに夢を打ち砕く説ではありますが、あくまでアメリカオオアカイカの行動パターンですから、そうガッカリする必要もありません。

マッコウクジラの頭部には数え切れないほどの傷やダイオウイカやコロッサル・スクイッドのものと思われる吸盤跡が残っていることが見受けられます。


(座礁したマッコウクジラ
頭部にはコロッサルスクイッドによる無数の傷跡がありました)

そういった傷跡はマッコウクジラの輝かしい戦歴を間接的に知るものととらえることも出来ます。逆に言えば、巨大なイカたちもただ食べられているだけじゃない、という証拠ともいえます。

いずれにしろ、ダイオウイカやコロッサル・スクイッドの生態もまだまだ不明ですし、マッコウクジラの補食についても分からないことだらけです。

おそらく元気なダイオウイカやコロッサル・スクイッドを狩るのはマッコウクジラにしても簡単なことではないでしょう。

(参考サイト)
National Geographic

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
巨大生物リスト
不思議な生物リスト
コロッサルスクイッド VS マッコウクジラ
10メートル、450キロのコロッサル・スクイッド捕獲される
ダイオウイカより巨大、コロッサル・スクイッド
人食いイカ伝説 レッド・デビル・スクイッド
人類と格闘出来るか?ニュウドウイカ
生きているダイオウイカの撮影に成功
古代のダイオウイカ エンドセラス
古代のダイオウイカ Part2 トゥソテウティス・ロンガ
巨大ベレムナイト ~ メガテウシス・ギガンティア
学名「地獄の吸血イカ」 コウモリダコ
殻付きタコ ~ タコブネ
ヘクトコチルス・オクトポディス
新種の深海イカ オクトスクイッド
6本腕のタコ ~ ヘクサパス
未だ捕獲されない巨大イカ ~ ミズヒキイカ

UMA一覧へ

トップページへ

1トンの超巨大ネズミ ~ ジョセフォアルティガシア

■1トンの超巨大ネズミ ~ ジョセフォアルティガシア■
■Josephoartigasia monesi■



エテポンゲさんに教えてもらった話題です。どうもありがとうございました。

~ スーパーラット ~

近年、都心ではスーパーラットなるネズミが話題となっています。

名前に「スーパー」とついていていかにも凄そうなネズミですが、そんな名前のネズミがいるわけもなく、都心に住み着いたクマネズミのことです。

殺鼠剤 (さっそざい) に抵抗力を持ち、かつ非常に学習能力も高く駆除をするのが非常に困難なためスーパーラットなる愛称で呼ばれています。

樹上生活を得意とするクマネズミはビルの高層化に伴い生息域を広げ、さらに都合がいいことに、天敵であるイタチやヘビなどが都心に棲息できるわけもなく、数はみるみる増えていきました。

スーパーラットの出現は、人間の自業自得といえばそれまでの結果です。

このスーパーラット、猫並の大きさがある、いや、猫より大きいなど都市伝説的にその大きさまでもが誇張されていますが、今回はスーパーラットなど話にならない巨大なネズミのお話です。

~ 新種の超巨大ネズミ ~

 
(こちら、インドネシアで発見された新種の巨大齧歯類
今回の記事とは何の関係もありません。
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

でっかいネズミといえば800万年前に棲息していた3メートルの巨大モルモット、フォベロミス・パッテルソニが思い浮かぶかと思いますが、ヤツよりも大きなネズミが新種として登録されました。

その巨大ネズミの学名は "Josephoartigasia monesi" といい、この上なく覚えにくい名前でジョセフォアルティガシアとかヨセフォアルティガシアとかそんな発音でしょうか。はっきりしたら書き直します。

この巨大ネズミは400万年ほど前に南アメリカ大陸に棲息していた齧歯類で、体長は先に挙げたフォベロミスと同程度の3メートルぐらいですが、推定体重は破格の1トン近くあります。大きな個体は2.5トンに達したのではないか、などともいわれています。

フォベロミスの700キロでも驚くべき体重でしたが、それよりもさらに重いネズミで、文句なしに史上最大の齧歯類です。

体長3メートル、体重1トンということからも推測されるとおり、その姿はモルモットとカピバラのハイブリッド的な姿で、ずんぐりした体型をしていたと考えられています。

その体重の負担を軽減するため、カバのように半水棲の生活を営んでいたと考えられています。

~ 博物館で発見 ~

さて、このネズミですが、現在のところ発見されているのは頭骨のみで、発見されたのは「博物館の中」です。

正確にはウルグアイのサンノゼで発見されたのですが、その後モンテビデオ自然史博物館に保管、その後数年間ほったらかしの憂き目にあっていた頭骨を、このほど調査したことにより大発見がなされました。

この頭骨、50センチもあり、頭だけで現世のネズミよりもはるかに大きいです。で、ネズミといえばあの出っ張った前歯 (門歯) ですが、前歯だけで10センチもあります。

ハムスターの数ミリ程度しかないちっちゃな門歯に噛まれても怪我をするぐらいですから、10センチの歯となればかなりの凶器になりそうです。

とはいえ、けっこうデブっちょなこのネズミ、チーターのような俊敏な動きで動物をハンティングしていたとは思えず、もっぱら果物や野菜を主食とするベジタリアンだったということです。 しかし、これだけ立派な門歯が植物を食べるためだけにあるというのもまた不思議なため、ビーバーのように木を切り倒したりした可能性も示唆されています。

(参考サイト)
Technobahn
Daily Mail

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
巨大生物リスト
誤認・絶滅動物リスト
3メートルの巨大モルモット ~ フォベロミス
巨大ビーバー ~ カストロイデス
■ ネズミはテレパシー能力を持つことが科学的に証明される
しっぽを繋いだ運命共同体 ラット・キング
死の行進は事実なのか?レミングの自殺伝説
■ 絶滅寸前?卵を産む哺乳類 ~ ミユビハリモグラ
絶滅したと思われていた超珍獣 ~ ソレノドン

ニュージーランドに土着の齧歯類?ワイトレケ
■ スウェーデンでモンスター・ラットが捕獲される

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

影人間 ~ シャドー・ピープル (シャドウ・ピープル)

■影人間 シャドー・ピープル (シャドウ・ピープル)■
■Shadow people (shadow men)■


(1989年9月に撮影されたシャドー・ピープルの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ 影人間 ~

シャドー・ピープル、これはUMA (未確認生物) とはちょっと性質が異なり、心霊的要素が強いといえるでしょう。

しかし、海外のUMA系サイトではちらほら見受けられますし、なかなか興味深いものですから、「番外編」として取り上げてみます。

シャドー・ピープルは、Shadow people の他にも, Shadow menShadow beings などと表現されることがあります。直訳すれば「影の (ような) 人々」となります。

カエル男やトカゲ男など「男シリーズ」で統一されている日本UMAの掟に従えば「影男」になりますが、無難なところで「影人間」といった感じでしょうか。

実際のところ、shadow も people も日本では一般的に意味の通る単語ですから、そのままシャドー・ピープルと呼ぶことにします。

~ UMAか、それとも心霊か? ~


(シャドー・ピープルの動画その2
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

シャドー・ピープルとはその名の通り、影のような (ように見える) 真っ黒な人間、もしくは人間風の姿をした存在物ですが、はっきりとした人間の形をとっているわけではありません。

影に例えられるのは、影のように黒いことはもちろん、平面的な存在であったりすることに由来しますが、スモーク状に存在する場合もあります。

「影」のような存在ですから、輪郭以外に人間を彷彿とさせるものは基本的にありません。多くは人間の形さえとることはありません。しかしながら、赤く光る眼をしていた、という目撃情報も少ないながら存在します。

目撃情報の多くは、シャドー・ピープルが「視界の隅に見える」といわれています。シャドー・ピープルの存在に気づき、そこに目線を移すとそこにはなにもいない、もしくは消えてしまいます。

単に「影のように見える謎の黒い生物」というのであれば、UMA (未確認生物) ですが、「視界の隅に見える」「一瞬で消える」などといったものは生物とは異なりますから、これはUMAではなく、「現象」といったほうが適切でしょう。

シャドー・ピープルが、一般的なゴースト (もしくは心霊現象) と区別されるのは、ゴーストが明らかに人間の形をし、衣服を身につけて、顔の表情なども読み取れることが多いのに対し、シャドー・ピープルは輪郭以外、人間を彷彿とさせることが少ないためです。

この「シャドー・ピープル」という言葉が存在しなかったときには、シャドー・ピープルも心霊現象に含んで考えられていました。

~ 幻覚か? ~


(シャドー・ピープルの動画 Part III
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

合理的に考えれば、シャドー・ピープルの正体は「幻覚」「錯覚」で片づいてしまうでしょう。

「幻覚」「錯覚」といわれる所以は、その目撃のほとんどが複数ではなく、たった一人の人によって目撃されること、また、視界の片隅に集中、瞬時に消え去ってしまう、などといわれているからです。

これらの特徴は実在する生物を目撃した場合と著しく異なります。

人は不定形のものを見ても即座に既知のものに置き換えて考えようとする傾向があります。雲の形が偶然、動物の形に似るとゾウやウサギなどと結びつけて考えたりするのと同じです。

また、シャドー・ピープルの存在を知っている人は、よりシャドー・ピープルを目撃する可能性が高まるでしょう。その存在を知らない人が黒い不定形の靄 (もや) やスモークと思うものも、知っている人はシャドー・ピープルと認識する可能性があるからです。

と、これではつまらないという方のために、他の説を少し紹介しましょう。

実際、幻覚であればカメラやビデオに撮られることはありませんが、まれに撮影成功するシャドー・ピープルは、幻覚だけでは説明不足という人も多いでしょうし。

~ 異次元の世界の人々 ~

現在わたしたちが住んでいる世界は三次元、縦・横・高さの世界ですが、シャドー・ピープルは三次元以外 (異次元) に住む人々が、なんらかの事情により三次元の世界を通り過ぎた、それこそ「影」であるという説があります。

「何らかの事情」も気になりますし、異次元の世界の物質 (生命体含む) が三次元の人の目に映るのかどうかもよく分かりませんが、とにかくそういった説です。

物理の超ひも理論 (超弦理論) では10次元、11次元の世界が理論上語られますが、概念状のもので、そちらの世界に過度の期待はかけられません。

これと似たような説に、パラレル・ワールド (平行世界) の住人の影、といったものもあります。

パラレル・ワールドとは字義通り、今わたしたちが住んでいる世界と平行して無限に存在すると考えられる世界で、最近ではSF映画の題材になることも多く、知っている方も多いでしょう。

いずれの説も何の根拠もありませんが、興味のある方は調べてみてはいかがでしょう?

~ 幽体離脱 ~

さて、UMAからどんどん話がそれていってしまうのですが、シャドー・ピープルの正体を「幽体離脱」した人の影 (幽体離脱した人の本体) であるという説もあります。

ご存じとは思いますが、幽体離脱とは、肉体から幽体が抜け出す現象で、幽体は肉体による規制から解放されたため、空中はもちろん、壁をすり抜けるなど自由に動き回ることが出来ます。

その離脱した幽体が壁などに影のように映っているのがシャドー・ピープルである、という説です。

幽体離脱という現象について肯定も否定もしませんが、当サイトの専門外なのでこの辺で終わりにさせていただきます。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
都市伝説・架空系UMAリスト
■ 伝説の幽霊犬「ブラック・シュック」の骨を発見か?
正体は球電現象か?イギリスの黒犬
尾が絡まったネズミの運命共同代 ラット・キング
モンマスシャーの石の中で眠るカエル
岩を割ったら生きた翼竜が?サンディジェの翼竜
■ 火星で黄金のトカゲ撮影される!?
アルゼンチンでノーム (地の精霊) が撮影される
マカチン空港で謎の生物が撮影される
■ 監視カメラに写ったジャカルタの妖精
ダービシャーのミイラ化した妖精の死骸
庭に現れた妖精 ~ ガーデン・フェアリー
ウェーンズバロに残された謎の足跡
ロシアの漁師、宇宙人食べる
中国で人魚捕獲される
首長竜の死骸が流れ着く?サハリンの怪物
小さな小さな人工生命 ホムンクルス 
アンドリュー・クロスの不思議なダニ
世紀の大発見!?Google earth エイリアン・バグ
ペルーで植物タイプUMA撮影される ケベスマン 
ケベスマンの正体が明かされる!?
雷鳥ウサギ ~ スクヴェイダー
猿と魚のハイブリッド ゴブリンフィッシュ
ニューヨーク下水道のワニ
4メートルの巨大ペンギン アメリカに現る

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:オカルト - ジャンル:

超巨大翼竜 ~ ケツァルコアトルス

■巨大翼竜 ~ ケツァルコアトルス■
■Quetzalcoatlus northropi■


(ケツァルコアトルスのスライドショー
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ 羽毛の生えたサーペントの神 ~

ケツァルコアトルスは白亜紀の後期に棲息していた最後の翼竜のひとつで、翼竜にとどまらず、現在知られる史上もっとも大型の飛行生物です。UMAよりも神秘的です。

以前は翼の化石の一部のみしか発見されておらず、大きさ以外ほとんどなにも分かっていませんでしたが、ケツァルコアトルスの属するアズダルコ科の他の翼竜化石から現在のような復元に至っています。

翼開長7メートル以上あった鳥類最大のアルゲンタビスをも凌駕する翼竜ケツァルコアトルス、その大きさは小さく見積もっても翼開長10メートル以上、18メートルなどという復元も存在します。

さて、このケツァルコアトルス、英語表記で  "Quetzalcoatlus" パスワード級に覚えにくい名前ですが、これはアステカに伝わる羽毛の生えたサーペント (ヘビ) の神、ケツァルコアトルにちなんで、というかそのまんまなんですが、命名されたものです。

さすがサーペントの神にあやかっただけあって (?) ケツァルコアトルスはヘビを彷彿とさせる非常に長い首を持っています。といっても、ケツァルコアトルスの首は長いものの、首の骨はたったの7個だか9個だかしかありません。首長竜、エラスモサウルスなどは70個以上の椎骨があり非常に柔軟に首を動かせた、というのとえらい違いです。

つまりひとつひとつが大きいわけで、一番大きいものだとひとつで60センチもあり、柔軟性には著しく欠けたようです。

実際、間接の具合からほとんど上下方向にしか可動しなかったのでは、ともいわれています。

~ 翼開長12メートル ~



上記の通り、18メートルなんて説もありますが、取り敢えず無難なところで10~12メートルと考えておきましょう。それでも、小型飛行機 (セスナ機) をもすっぽり包み込んでしまうほどの大きさです。

身近なところでは、標準的な学校の教室の端から端よりも長いといえば、その大きさも少しは実感できるでしょうか。

この翼竜の化石がもし発掘されていなければ、「翼開長10メートル以上の飛行生物が過去に存在したかもしれない」なる説を発表する人がいても一笑に付されるに違いありません。まさに人間の想像力を超えた生物です。

アルゲンタビスの記事でも書きましたが、空を飛ぶ生物が大きくなってくると問題になるのがその体重で、15キロを超えた辺りから自力飛行は困難になってくると考えられています。

実際、それを裏付けるように現世の鳥たちは12キロぐらいがマックスであり、それ以上の体重で空を飛べる生物は現在存在しません。

それではケツァルコアトルスの体重はどれぐらいあったのでしょう?

~ 重すぎる? ~

ケツァルコアトルスに限らず、翼竜は骨の内部の空洞、薄い骨膜など随所に軽量化が施されており、非常に軽かったと考えられています。

翼竜の中でもっとも有名なプテラノドンは翼開長が8メートルもありながら体重はたったの15キロほどしかなかったといわれているぐらいです。

この15キロという体重は、それぐらいじゃないと飛べるはずがない、という人間側の都合も加味されているため、確実なものではありませんが、見た目よりもずいぶん軽かったことは確かでしょう。

さてケツァルコアトルスですが、これほどの大きさでありながら50~60キロ程度しかなかった、といわれています。中には100キロはオーバーしていたのではないか、という説もあります。

教室の幅よりも大きな翼を持つ生物の体重が50~60キロぐらいしかない、というのは恐ろしく軽いのですが、仮により軽く見積もって50キロと考えても空を飛ぶ生物としてはずいぶん重たい体重です。

これで飛べるのでしょうか?

~ 空を舞えるのか? ~

からだの表面積に対して著しく体重が軽いですから、空に舞い上がってしまえばほとんど羽ばたくこと必要もなく、楽に浮いていられたのは間違いありません。ただし、飛び立つのが困難そうです。

翼竜の筋肉は同じ大きさの鳥と比較して筋肉量が半分ぐらいといわれています。つまり相対的に筋肉量が少ないということで、羽ばたくのは苦手ということになります。

というわけで、地面から飛び立つとしたら助走をつけたいところです。ケツァルコアトルスは地面を歩くときは翼をたたんで四肢をついた状態で歩いたと考えられています。



ケツァルコアトルスは首が長く、頭でっかちなので非常にアンバランスな (に見える) 体型をしています。その割には後肢が貧弱きわまりなく、あれで飛び立つことが出来るほどのスピードが出せたとは正直考えにくいところです。

そういうわけで、実際はどうか分かりませんが、ケツァルコアトルスが地面から助走をつけて飛び立つのはちょっと難しそうな気がします。

とはいえ、実際あんな立派な翼があったのですから問題なく飛んでいたはずです。

翼の表面積に対して体が軽いので、そこそこの向かい風に向かって翼を広げるだけで舞い上がれたとか、地面に降りず崖や木に着地し、そのままいつも飛び上がったとかいろいろいわれていますが、現時点ではまだ分からないようです。もう少し研究が進めばいろいろ分かってくるかもしれません。気長に待ちましょう。

まったくもって不思議な生物です。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
巨大生物リスト
誤認・絶滅動物リスト
■ 超巨大翼竜 ~ ハツェゴプテリクス
巨大コンドル ~ アルゲンタビス
巨大海鳥 ~ ペラゴルニシッド
モアを狩った巨大ワシ ~ ハースト・イーグル
巨鳥サンダーバード 正体はアルゲンタビスか?
史上もっとも背の高い鳥 ジャイアント・モア
■ 2mのメガ・ペンギン ~ パレユーディプテス・クレコウスキイ
50億羽が絶滅 ~ リョコウバト
猛毒を持つ鳥 ~ 毒鳥ピトフーイ
史上もっとも重い鳥 ~ 巨鳥エピオルニス
悲劇のドードー
史上最大の巨大ヘビ ティタノボア・セレジョネンシス
人よりでかい 真・ジャイアント・ペンギン
足と肉のない天からの遣い ゴクラクチョウがUMAだった頃
■ オーストリアで翼竜目撃される
セネガルの未知の飛行生物 ジーナ・フォイロ
空飛ぶ人間 ~ フライング・ヒューマノイド
空飛ぶ馬 ~ フライング・ホース
空飛ぶミミズ ~ フライング・ワーム
スカイフィッシュ
牙のある鳥 ~ ファングド・バード 

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

庭に現れた妖精 ~ ガーデン・フェアリー

■庭に現れた妖精 ~ ガーデン・フェアリー■
■Garden fairy (Fairy Rods)■


(ガーデン・フェアリーの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ カラフルなスカイフィッシュ ~

正直、何が写っているのかさっぱり分かりませんが、ガーデン・フェアリー (庭の妖精) といわれている動画です。

スロー再生のみでしか存在を確認できないところは、ロッズ (スカイフィッシュ) と同種のUMA (?) といえるでしょう。

ガーデン・フェアリーもロッズのように棒状の物体のようですが、異なるのは棒 (本体) の左右にヒダが確認できないところと、さすがにフェアリーといわれるだけあってやけにカラフルなところです。

で、いったいどこら辺が妖精なのかというと、実はよく分からないのですが、上記の通り、カラフルなこと、スロー再生で見ると「足っぽい」ものに見えることからのようです。

<ガーデン・フェアリーの飛翔連続画像>






とはいえ、翼らしきものも足 (それが足だとして) を除く体の一部もまったく確認できず、交尾中のトンボじゃないのか?といった書き込みもあります。トンボにも見えませんが。

このスピードと画質ではこれ以上判断のしようがありませんが、ロッズ (スカイフィッシュ) と同じ、つまり昆虫がぶれて写っただけ、という可能性が高いのではないでしょうか。

今後も同種のビデオが撮影される可能性もあります。とりあえず、UMAらしく、ロッズの妖精バージョン、フェアリー・ロッズとでも呼んでおきましょう。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
都市伝説系UMA
不思議な生物
■ 監視カメラに写ったジャカルタの妖精
■ ローゼンデール・ヴァレーで妖精が撮影される
ロンドンの主婦、妖精写真の撮影に成功
■ 倉庫内に現れた妖精 ~ メンフィス・フェアリー
スカイフィッシュ (ロッズ)
スカイフィッシュは実在した!?
ミイラ化した妖精の死骸発見 (ダービシャーの妖精)
■ エルフが存在することを証明するビデオ、、、
広東省に現れた謎の "古代生物"
■ ミシシッピー州、無人カメラがUFOらしき光を捕らえる!?
フライング・ホース
フライング・ワーム
雷鳥ウサギ ~ スクヴェイダー
ロシアの漁師、宇宙人食べる (ジェニー・ハニバー Part II)
ヴォルコフ川で撮影された巨大生物 (ヴォルコフ川の怪物)
モンマスシャーの石の中で眠るカエル
ラット・キング (ネズミの運命共同体)
ラバ・リバー・サーペント (レトロチックUMAの撮影に成功?)
ジュラ紀から眠る? サンディジェの翼竜
瓶詰めのジャージーデビル


UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

敵地で爆発 ~ 自爆テロアリ

■敵地で爆発 ~ 自爆テロアリ■
■Suicide Bombing Ant (Camponotus saundersi)■


(これはジバクアリじゃないです)

~ 勤勉で凶暴? ~

イソップ童話「アリとキリギリス」を出すまでもなく、アリといえば「働き者」「勤勉」といった善良なイメージを持つ人が多いかと思います。

昆虫に善良だの極悪だのそんな概念は通用しませんが、あくまで一般的なイメージはそんな感じでしょう。が、それと同時に、アリはもっとも好戦的な生物です。

アリやハチの膜翅目 (まくしもく) の多くは女王アリや女王バチを頂点に大きな集団で生活を営む社会性を発達させたものが多いですが、この集団の強みを利用して狩りも行います。

つまりエサを探しに行くにしても縄張りを争うにしても集団での行動が目立ちます。

グンタイアリ (軍隊アリ) の仲間などは数十万という大群で昆虫をはじめとする無脊椎動物はもちろんのこと、ヘビやトカゲといった爬虫類から繋がれた家畜まで、彼らの進路にあるものはすべて殺されてしまうといいます。

果ては人間の赤ちゃんまでも殺されてしまう、などという都市伝説じみた噂まであります。グンタイアリの凶暴さはおそらくだいぶ誇張されているものと思われますが、そう思わせるだけの大群をなすことは確かです。


(グンタイアリ)

そんなアリたちと比べれば、カブトムシやクワガタムシが樹液をめぐる縄張り争いはかわいいものです。かれらは相手を放り投げることはあっても、命を奪うまではしません。

~ アリ大爆発 ~

さて、アリとしては大型の種類のオオアリ属の仲間には、そんな中でも非常に奇妙かつ衝撃的な方法で巣を守ります。

そのアリはマレーシアに棲息しており学名は "Camponotus saundersi"、和名は分からないので「ジバクアリ」とでも呼んでおきます。UMAではありません。実在するアリです。

このアリは「自爆テロアリ」とか「歩く爆弾」などといった物騒な名前でしばしば呼ばれます。アリが爆発するのでしょうか?

ジバクアリの兵隊アリは自分の体長ほどもある巨大な大顎腺 (おおあごせん) を持っており、ここには粘着性の毒液がたっぷりと入っています。

この巨大な大顎腺こそ彼らの爆弾です。多くのアリが防衛手段として毒液を吐きかけたり、ハチと同様に毒針で刺したりしますがジバクアリは爆弾をそのようには使いません。

ジバクアリは敵に囲まれたり、押さえ込まれたりすると腹部の筋肉を収縮させることにより大顎腺を破裂、つまり爆発させて自分の周りを囲む敵兵に粘着性の毒液をまき散らします。

大顎腺を破裂させたジバクアリは絶命してしまいますが、自分の命と引き替えに多くの敵兵を道連れにします。まさにアリの世界の自爆テロといえるでしょう。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物リスト
■ 殺人蟻 ~ ブルドッグアリ
テキサスに現れた200メートルの巨大蜘蛛の巣
殺人蟻の首狩り職人 ~ ノミバエ
殺人蟻 ~ アカヒアリ (カミツキアリ, RIFA)
■ 洪水になったらイカダで脱出 ~ ヒアリのイカダ
■ 触れたら最後、拷問台を作るアリ ~ アロメルス
■ 数珠繋ぎで獲物を運ぶアリ ~ ハシリハリアリ
■ 座礁クジラ、爆発の恐れアリ
爆弾ゴカイ ~ グリーン・ボンバー
ゴキブリをゾンビ化、エメラルドゴキブリバチ (グロ注意)
縮む縮む マサカカツオブシムシ
寿命30分!?超短命 ~ 1時間ブヨ
超巨大昆虫 ~ タイタンオオウスバカミキリ
巨大ハサミムシ ~ セントヘレナオオハサミムシ
セアカゴケグモ猛毒伝説は本当か?
クマムシ 不死身伝説は本当か?
アンドリュー・クロスの不思議なダニ (クロスのダニ)
■ 殺したアリを門番に雇用 ~ ボーン・ハウス・ワスプ
■ 俊足ナンバーワンはダニだった、、、
島を食べ尽くす ナナツバコツブムシ
17年ゼミ (周期ゼミ)
■ ハンバーガーの材料?ケヨソイカ
謎のミツバチ大失踪
ヒヨケムシ (キャメル・スパイダー)
ウデムシ
巨大フナムシ (ジャイアント・アイソポッド)
毒鳥ピトフーイ
殺人アメーバ ネグレリア・フォーレリ
殺人クラゲ キロネックス・フレッケリ
殺人巻貝 アンボイナガイ
モウドクフキヤガエル

UMA一覧へ

トップページへ 

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。