アクセスランキング ブログパーツ
UMAファン ~ 未確認動物
世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
珍獣 ソレノドン

■珍獣 ソレノドン■
■Solenodon■


(ソレノドン
...free your imagination... さんより)

沖縄や奄美大島にはマングースが棲息していますが、これはもともと毒蛇退治 (ハブ) を目的に海外から導入されたものです。

当然、毒蛇よりも遙かに簡単に捕まえられる獲物がいればそちらを食べますから、家禽 (かきん) や在来種に被害が及び、今では「害獣」として大問題になっています。

勝手に連れて来られた揚げ句、悪者扱いですから、マングースにとってはとんだ災難といえるでしょう。


(マングース vs コブラ 動画
マングースの瞬殺勝利です
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

慰めにはなりませんが、同じような失敗をしているのは日本だけではありません。

世界各地で毒蛇やネズミなどの駆除を目論んで導入されているマングース、しかしところ変わっても結果は同じです。

マングースは人間の意図したものだけを食べてくれるわけではありません。エサとなるような体の小さな在来種たちは絶滅に瀕し問題となっています。

そのマングースを持ち込んだ国のひとつにキューバがあります。

~ ソレノドン絶滅 ~

キューバとイスパニョーラ島にのみ棲息するソレノドンという珍獣がいます。それぞれキューバソレノドンハイチソレノドン (イスパニョーラソレノドン) と呼ばれています。

毒蛇退治にと、この国にもマングースが放たれました。瞬く間にマングースは数を増やし、この奇妙な珍獣、ソレノドンはマングースとの生存競争にあっけなく敗れ絶滅してしまいました。いえ、絶滅したと考えられていました。


(※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

実は現在でも細々と生き残っていたことが確認されたのです。

運良く、一部のソレノドンはマングースと生息地がかち合わなかったといわれており、もともと数が少ない上に、夜行性で、昼間は土中に潜っているため、ほとんど人目につくことはなかったようです。

また、キューバの政情不安定などにより、ソレノドンの生息確認自体が行われていなかったともいわれており、こういったこともソレノドンが絶滅したものと考えられた要因のひとつのようです。

~ ソレノドン ~

さて、このソレノドン、蓑 (みの) をまとったような体毛と長く突き出た鼻先 (吻) がとても印象的な動物です。

地味な体色で、かつ目も非常に小さく、希少種といえどパンダやコアラのように人気が出るとは思えませんが、動物園で目にすることが出来たら、そのユニークな姿はきっと人々の気を引くことでしょう。

このソレノドン、食虫目 (モグラ目) に属し、体長は50センチ前後にまで成長します。もっとも体の大きな食虫類といわれています。

昆虫から小動物、果物、生きたものだけでなく死骸までなんでも食べる雑食性で、気性はかなり荒いといわれています。

モグラの仲間には毒を持っているものがいますが、ソレノドンも唾液に毒があることが知られており、獲物を麻痺させたりするのに使っているのかもしれません。

体が大きいこともあり食虫目にしては比較的長命で、少ない飼育記録の中、11年という記録もあるそうです。


(テンレック
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

テンレックと比較されることもありますが、多産のテンレックとは異なり、ソレノドンの繁殖力は弱く、極めて危険な状態におかれています。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物リスト
発見する前に絶滅 ネソフォンテス
■ 絶滅寸前?卵を産む哺乳類 ~ ミユビハリモグラ
1トンの巨大ネズミ ジョセイフォアルティガシア
■ ネズミはテレパシー能力を持つことが科学的に証明される
3メートルの巨大モルモット (フォベロミス)
死の行進は本当か?レミング
ネズミの運命共同体 ラット・キング
■ スウェーデンでモンスター・ラットが捕獲される
■ 飛べない巨漢オウム ~ カカポ (フクロウオウム)
イギリスに現れた歩くモミの実
幻のカサゴ ~ ナミダカサゴ
巨大ビーバー (カストロイデス)
ニュージーランドに齧歯類が棲息? ワイトレケ
十字架を背負う伝説のカワウソ ドアーチュ
南米に伝わる巨大カワウソの噂 マイポリナ
鼻が豚で体が狐 ~ ブタキツネ

UMA一覧へ

トップページへ 

スポンサーサイト

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

死の行進は本当か?レミング (タビネズミ)
■レミング■
■Lemming■

~ 死の行進は本当か? ~


(レミング)

今日はレミング (タビネズミ) です。体長10センチ強のこの齧歯類は、スカンディナビア半島北方をはじめかなり寒冷の地域に棲息します。

ずんぐり太った体とは対照的に尾は2~3センチほどととても短く、全体として丸っこく非常にかわいらしい姿をしています。

このレミングは数年に一度の割合で、大繁殖することで知られています。

~ 集団自殺? ~

増えすぎた個体数を調節するため、崖から海へ入水自殺することで有名なレミングですが、種の保存のために自殺するとは奇妙な話です。 「利己的な遺伝子」で有名な、リチャード・ドーキンスを好きな人にとっては特に解せない行動にうつるのではないでしょうか?

そもそも自殺するネズミの群れはどうやって選ばれる (自覚する) のでしょう。

群れが増えすぎたときに、遺伝子の中の自殺誘因スイッチがオンになるとすれば、下手すると種の存続どころかみながみな先を争って入水自殺してしまい、その一帯の群れが滅びかねません。


(水に浮くレミングの遺骸)

アフリカで大発生する、バッタの大群は、みなさんどこかで見たことがあると思います。

トビバッタの仲間でも特に有名なアフリカのサバクトビバッタは、個体数が増えると通常のバッタ (孤独相) よりも体が小さくなり、逆に羽が大きくなることによって飛翔するのに好都合な体に成長します (群生相)。

飛翔するのに都合が良い、つまり長距離移動に適した体になることによって、食物を求め、大群で大移動を開始します。

このバッタの大群を飛蝗 (ひこう) といいますが、今までに1120億匹 (112,000,000,000匹) という、まさに天文学的数字に膨れあがった記録もあるそうです。

彼らはむやみやたらに「行進」することによって、自殺に似た個体調整を行っているのでしょうか?はっきりはしていませんが、彼らは生息域の拡大を図って群れで大移動していると考えられており、自殺などする気は全くありません。


(サバクトビバッタの飛蝗)

レミングはどうでしょう?レミングは、和名のタビネズミからも想像されるとおり、群れを成して比較的長距離を移動することを得意とします。

長距離移動がお得意のはずのレミングが、サバクトビバッタのように食物を求めて移動をせず、個体調整のために自殺を選ぶとなると、これは大変奇妙なことです。

~ 死の行進 ~

実はこの入水自殺、このタビネズミの特徴である長距離移動とレミングがネズミの中では非常に泳ぎが達者であることが関連してつくられた一種の都市伝説と考えられています。

サバクトビバッタ同様、増えすぎたレミングたちは新しいエサ場を求め、群れで大移動を始めますが、途中で川や湖に行く手を遮られても、得意の泳ぎで強行突破しようとする場合があるようです。

しかし、運が悪いと暴風や高波などにさらわれ、上陸できずにそのまま水死してしまいます。

その死体たるや群れで行進していることからも想像できるとおり、夥 (おびただ) しい数であり、数年に一度の割合で目撃されるといわれています。

つまり、数年に一度起こる「レミングの大量繁殖」と「レミングの大量水死」に因果関係はあっても、レミングの集団自殺「死の行進」とは無関係ということです。

~ 集団自殺× → 自殺強要○? ~


(「白い荒野」
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

レミングの集団自殺を一躍有名にしたのは、ディズニーのドキュメンタリー、「白い荒野 (White Wilderness)」だといわれています。

このドキュメント・フィルムの中でレミングたちが崖から海に「入水自殺」する姿が捉えられています。これはレミングが新しいエサ場を求め海に飛び込んでいる映像ということになるのでしょうか?

レミングはあくまで対岸に渡るために入水することを考えると、崖から海に飛び込むのは不自然この上ない映像に見えます。実際、これはドキュメント・フィルムではなく、フェイク・フィルムといわれています。

つまり、フィルムの中のレミングたちは崖からスタッフたちによって突き落とされたり、投げ込まれたりしているというのです。


(「The Most Extreme」のレミング編
「白い荒野」のやらせ撮影風景を再現
スタッフに追われ、レミングが崖に向かって逃げる風景)

こういった話自体、逆にデマや都市伝説だったりすることもありますから、ディズニーのやらせ映像、と決めつけることは出来ないでしょう。

しかし、入水時のカメラアングルが極端に限定的で、また集団で飛び込む様子はディズニー以外、一度も撮影に成功していないといわれています。

人気テレビ番組、アニマルプラネット内の "The Most Extreme" では、ディズニーのフィルムをフェイクと言い切り、CGで当時の撮影の様子を再現しています。

(参考サイト、参考文献)
懐疑論者の祈り」さん
「動物たちの生き残り戦略」(NHKブックス)

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物
UMA&動物コラム
■ ネズミはテレパシー能力を持つことが科学的に証明される
3メートルの巨大モルモット (フォベロミス)
1トンの巨大ネズミ ジョセイフォアルティガシア
■ 絶滅寸前?卵を産む哺乳類 ~ ミユビハリモグラ
絶滅したと思われていた超珍獣 ~ ソレノドン
 
ネズミの運命共同体 ラット・キング
ネズミを洗脳し勇敢に トキソプラズマ
巨大ビーバー  ~ カストロイデス
ニュージーランドに齧歯類が棲息? ワイトレケ
十字架を背負う伝説のカワウソ ドアーチュ
南米に伝わる巨大カワウソの噂 マイポリナ
人工生命?ホムンクルス
クマムシ (不死身伝説は本当か?)
■ 南極で新種のクマムシ発見される
セアカゴケグモ猛毒伝説は本当か?

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

真・ツチノコ

■真・ツチノコ■
■Tzuchinoko■


(ツチノコと姿の似ているアオジタトカゲの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます
)

~ 世界で通用する "Tzuchinoko"

以前に書いたツチノコの記事が、Part 13まで書いても終わらない冗長なものだったので、装い新たに再登場です。

ツチノコは日本を代表するUMAであると同時に、池田湖の イッシー (Issie) と並び、海外でも "Tzuchinoko" として紹介されている、「世界でもっとも有名な日本のUMA」のひとつです。

ただし、日本だけでなく、韓国やパプア・ニューギニアにも棲息、と記載されているものもあります。

体長は50~100センチ程度、三角形の頭部と体の境目にくびれがあり、「ビール瓶」のような体型をしているのが特徴です。

その姿から、おそらくは未発見の蛇と考えられていますが、トカゲを含む爬虫類の仲間、と考えるのが無難なようです。



~ ツチノコの生態 ~

目撃談の数も群を抜いており、まとめると以下のような特徴が伝えられています。

●毒があるものと無毒のものがある
●尾を基点に垂直に立ち上がることが出来る
●群れをつくらず単独行動する
●ウロコは小さい種と大きな種がある
●美味である
●イビキをかく
●まぶたがある
●鳴き声を上げる
●通常で2メートル、最大3メートルもジャンプする
●シャクトリムシのように体を波打たせて前進する
●弾むようにジャンプしながら前進する
●上下にも左右にも体を曲げず、滑るように前進する
●狭い場所を通る場合には体を細長くし通り抜ける
●傾斜がある場合には、尾を口でくわえ輪になって転がり降りる

前進する方法がいくつもあり、とてもひとつの種がこれだけの方法を使い分けるとは考えにくく、「もし本当にツチノコが存在するとすれば」、亜種を含むいくつかの種類が存在していることを示唆します。

美味である、という項目が気になった人もいるかと思いますが、もちろん食べた人がいるということです。信憑性には著しく欠けるものですが。


(アオジタトカゲの動画2
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ 捕獲されるツチノコ ~

さて、UMAの中でこれほど目撃されたり、捕獲されたりしているものはちょっと他にないでしょう。

しかし捕獲された「ツチノコ」を調べてみると、そのほとんどはヤマカガシであったり、また伝えられるツチノコとは似てもにつかない代物だったりします。

残念ながら捕獲されたり、写真に撮られた「本物のツチノコ」は現時点では存在しません。

~ ツチノコと誤認される生物 ~

体が比較的小さく、また現生に既知生物とかけ離れたプロポーションをしているわけでもないため、誤認される可能性が極めて高いUMAです。

今まで捕獲されたツチノコの例ではヤマカガシだったことが多く、妊娠中で体が寸胴になったメスの蛇や獲物を丸飲みした直後のヘビ、奇形の蛇などがその正体ではないかといわれています。

他にも、体型的に寸胴なヒメハブ、毒を持つといったことやジャンプなどの目撃情報ではマムシなども誤認の有力候補です。

これら蛇に加え、近年、ペットによる外来種の持ち込みから、アオジタトカゲマツカサトカゲもかなり有力です。

両トカゲとも四肢がありますが、体に対して非常に小さく、草むらなどで目撃した場合、足が隠れてしまい「まさにツチノコそのもの」です。

足が小さくあまり目立たないものの動きは敏捷で、知らない人が見れば奇妙なヘビ=ツチノコと誤認すること請け合いです。


(まさにツチノコ?草むらを移動するアオジタトカゲの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

2~3メートルジャンプするといわれるツチノコに対し、これらのトカゲにそのような能力はないため、トカゲではない、との反論があります。

しかし、ツチノコの諸特徴はいくつか蛇やトカゲのものが複合されていると考えるのは自然であり、必ずしもそのすべての特徴を有しているとは言い切れません。

たとえばツチノコの特徴のひとつである「まぶたがある (瞬きをする)」というのは、ヘビの特徴ではなく、トカゲの特徴 (一部のトカゲを除く) です。

この特徴 (まぶたがある) を有していないものはツチノコではないというのであれば「ツチノコはトカゲである」と断定せざるを得ませんが、そんなことはないでしょう。

なお、大きさや体型などから日本の天然記念物、オオサンショウウオも誤認の候補として挙げられますが、両生類という性質上、あまりないものと思われます。


(マツカサトカゲの動画
どちらが頭部か分からないような不思議な姿
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ 実在する可能性は? ~

このように「非常に目撃談が多い」=「既知生物の誤認」ということが考えられ、上に挙げたようなツチノコの特徴は再検討する必要があるかもしれません。

しかし、シャクトリムシのようにはいずり回る、というのは極めてユニークな特徴であり、すべてがすべて既知生物の誤認とはいえず、また体も比較的小さいことから、実在する可能性もあるといえるでしょう。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
タッツェルヴルム
キャット・ヘッド・スネーク
巨大!!ツチノコヒル

(関連 - 日本のUMA)
芦ノ湖のアッシー
池田湖のイッシー
京都のイノゴン
カイコモグラ
カッパ
屈斜路湖のクッシー
大鳥池のタキタロウ
中禅寺湖のチュッシー
徳之島のトクシー
洞爺湖のトッシー
高浪の池のナミタロ
羽島市のハッシー
比婆郡のヒバゴン
松戸市のマツドドン
摩周湖の巨大ザリガニ
本栖湖のモッシー
山形村のガタゴン
ヤマピカリャー

UMA一覧へ

トップページへ

アンドリュー・クロスの不思議なダニ
■アンドリュー・クロスの不思議なダニ■
■Andrew Crosse acarus■



~ クロスの不思議なダニ ~

今回は世界一小さなUMA、「クロスの不思議なダニ」です。

「クロスの不思議なダニ」を見ていく前に、話を分かりやすくするため、原始の地球における生命の誕生をすんごく簡単に見ていきましょう。

~ 原始地球 ~



地球が出来て間もない頃、地球には生命の源となる有機物は存在していませんでした。生物の体を構成する有機物がないのでは生命は誕生できません。

当初、有機物は生物しかつくれない化合物と考えられていましたが、1955年、シカゴ大学のユーリーミラーによる実験で、自然下でも無機物から有機物がつくられることが実証されました。

これと同じように、原始地球でも、雷や隕石、海底の熱水噴出などの莫大なエネルギーによって分子間の化学反応が促進され、複雑な分子、有機物がつくられたものと考えられています。

この生命の源ともいえる有機物から、地球最初の生命、単細胞生物が生まれます。ここまでで地球誕生から5億年ほどの年月を費やすことになります。

この単細胞生物だけの時代は、この後、延々と約25億年続きます。


(ストロマトライト)

~ 多細胞生物の誕生 ~

はじめて多細胞生物が現れるのは、地球が生まれて30億年目のことです。

多細胞生物が誕生したといっても、まだまだ原始的で単純な構造の生物ばかりです。今回の主役、ダニが含まれる節足動物が現れるのはまだまだ先の話です。

節足動物が現れるのは、アノマロカリスやオパビニアなどでおなじみの、いわゆる「カンブリア大爆発」と呼ばれる時代まで待たなければいけません。

カンブリア大爆発が起きたのは今から5億7千万年前、地球が誕生してから約40億年目、生命が誕生してから約35億年目、ここにいたってはじめて節足動物の先祖が誕生しました。

その後、あんななったりこんななったりして恐竜、そして人類が誕生しますが、今回の話とは関係ないので割愛させて頂きます。

~ アンドリュー・クロス ~


(端整な顔立ちのアンドリュー・クロス)

アンドリュー・クロス (Andrew Crosse) は、1784年、イングランドのサマセットに生まれました。幼少より好奇心が強く、幾多の科学実験をして少年時代を過ごします。

一方、かれは正式に科学を学んだ経験はなく、化学実験は彼の生業 (なりわい) ではありません、いわゆるアマチュア科学者でした。

マッド・サイエンティストとして描かれる傾向のあるクロスですが、それは後世、オカルト系の雑誌や本などで勝手につくられたイメージといえるでしょう。

~ クロスの実験 ~

彼の運命を変えた実験は、1836年、クロス52歳の時に行われました。

クロスはそのとき、燬焼 (きしょう) フリントと炭酸カリウムでつくったガラスを、塩酸で溶かした液体に電気を流し、人工ガラスの結晶を得ようとする実験をしていたといいます。

実験を開始して14日目、電気を通している石に白くとても小さな突起物を数個発見しました。

その白い突起物は日に日に成長しているようで、実験を開始して26日目、ついに完全な「虫」の形を形成し、その数日後、この「虫」たちは自由に動き回り始めました。

すなわちそれはダニ (コナダニ) だったというのです。クロスはガラスの結晶を得る実験は成功しませんでしたが、思いもかけず「ダニの創造」に成功しました。

~ ダニはどこから来たのか ~


(コナダニの一種)

ダニは節足動物であり、いうまでもなく、単細胞生物よりもずっと複雑な体の構造を持つ多細胞生物です。

最初に書いたとおり、単細胞生物から始まり、地球誕生から40億年という長い進化の旅をを経て、節足動物が誕生しました。

ユーリーらの実験で、原始大気から「生命の源となる有機物」をつくるのに成功したことはすでに書きましたが、「生命」を誕生させる実験は成功していません。

もし、実験で生命が誕生するとすれば、やはり単細胞生物の中でも原始的な細胞を持つ生命体 (原核生物) であり、節足動物が突如出現するということはあり得ません。

しかし、クロスの場合、有機物どころか、単細胞生物のステージもすっ飛ばし、一気に「節足動物の創造」に成功したことになります。

これは無茶な話ですが、自然発生説もまだ信じられていた時代で、かつダーウィンの「種の起源」が発表されるのはもう少し先ですから、クロスを責めるのは酷というものです。

ふつうに考えて、実験に使った器具に最初からダニの卵が付着していたか、もしくは実験途中でダニが紛れ込んだかのどちらかしかありません。

もちろんクロスもそう考えなかったわけではありません。ダニが紛れ込まないよう細心の注意を払い、再度の実験を試みました。

しかし、幸か不幸かまたもダニが創造されたことにより、この「事実」をレポートにまとめ「電気学会」に送付しました。


(クロスの実験が掲載された「ノードの電気学講義」の表紙)

~ ダニ発生装置 ~

この時代といえども、いぶかしく思われたであろうクロスのレポートですが、即座に却下されることはなく、建築家ウィリアム・ヘンリー・ウィークス (William Henry Weeks) によってクロスの実験を検証されることになりました。

当然、ダニが創造されるはずはないのですが、悲しいかな、
またもダニが発生しました

また、当時は少ないながらもクロスの実験結果を支持する科学者もおり、その中には「ファラデーの法則」で著名な科学者、マイケル・ファラデーもいました。

ファラデーなら大丈夫でしょう。しかし、ファラデーもクロスの実験を行い、クロスの偉大なる発見を確認したといいます。
すなわち、またもダニが発生したということです

クロスが偶発的に考案したこの「生命創造装置」、とにかくダニばっかり発生するため「ダニ発生装置」というべきかもしれません。

ダニを発生させるのに特化しているこの不思議な装置、今では誰も神秘的とは思わないでしょう。

しかし、ダニが紛れ込まないよういくら細心の注意を払っても、この実験を行うと必ず侵入する恐るべき「クロスのダニ」、装置よりもむしろこのダニが神秘的であるといえるでしょう。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
都市伝説系UMA
不思議な生物
■ ついに不老不死エリクサーの空き瓶&レシピが発見される
■ ドクター・ホステッターの苦味薬

■ 俊足ナンバーワンはダニだった、、、
■ 南極で新種のクマムシ発見される
■ 密室ミステリー ~ 鍵をかけていた車に犬が現れる
アンデスオオカミ
ラット・キング (ネズミの王)
ジェーンズビルで凍死したワニ
ニューヨーク下水道のワニ
■ 30年ぶりに失踪したカメが家の中で発見される
モンマスシャーの石の中で眠るカエル
サンディジェの翼竜
縮む縮む マサカカツオブシムシ
人工生命?ホムンクルス
■ 飛び回るオーブ?~ザ・ビジター
ロシアの漁師、宇宙人食べる (ジェニー・ハニバー Part II)
中国で人魚捕獲される
マンドラゴラ(実在する悪魔の植物) Part I
ケサラン・パサラン (ケセラン・パサラン)
デビルツリー (人を喰う木)
スキタイの羊 (植物羊)
■ 木から極太ペニスが生える

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

テキサスに現れた200メートルの巨大蜘蛛の巣

■テキサスに現れた200メートルの巨大蜘蛛の巣■
■200-yard huge spider web■


(約200メートルの範囲に及ぶ巨大蜘蛛の巣の動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ シルバースパイダー ~


(金属光沢を放つシルバースパイダー)

フューチャー・イズ・ワイルド の「1億年後の世界」には、シルバースパイダーなるクモの子孫が登場します。金属光沢を放つ派手な体色ですが、各々の体の大きさは数センチ程度のとりわけ目立たない小さなクモです。

体が小さいばかりでなく、その姿も体色を除けば現生のクモと大差ありません。彼らの顕著な特徴は、その姿ではなく、習性にあります。シルバースパイダーは峡谷と峡谷の間に巨大な蜘蛛の巣を張る能力を持つ生物で、その長さは24キロにも達っするといいます。


(峡谷に張り巡らされたシルバースパイダーの巣)

もちろん小さな個々のクモが巨大な巣を作れるはずもなく、何千、何万というクモが寄り集まり、共同でひとつの巨大な巣をつくります。そしてクモとしては異例の、女王グモを頂点とする社会性を築きます。

~ テキサスの巨大蜘蛛の巣 ~

シルバースパイダーは未来の世界を予想したフィクションですが、かれらを彷彿させる巨大な蜘蛛の巣がテキサスのタワコニ湖州立公園 (Lake Tawakoni State Park) に現れました。


(友情出演 ポグル (poggle)
シルバースパイダーに家畜として養われる最後の哺乳類として登場
フューチャーコレクションの一応シークレットアイテム)

200ヤードですから、約180メートル超に渡って (断続的に) 蜘蛛の巣が張り巡らされているようです。(CNN日本語サイトでは「20メートル」となっていますが原文は「200ヤード」≒180メートル)

シルバースパイダーのような、共同作業による理路整然としたクモの巣ではなく、各々の蜘蛛の巣が融合したようなイメージを受けます。

シルバースパイダーはシロアリやアリ、ハチなどのような真社会性に酷似した社会体型を築きますが、現生のクモにはそのような女王を筆頭に階層社会を築く種類はいません。

真社会性は持ちませんが、クモの仲間 (特にヒメグモの仲間) などにはは、共同して巨大な蜘蛛の巣を作りあげる種も確認されています。


(アシブトヒメグモの仲間がつくった約10m四方の巨大クモの巣
約5000匹のクモがこのひとつの巣に棲息しているとのこと)

テキサスに突如現れたこの巨大なクモの巣は、単なるクモの大発生による偶然の賜物なのか、それとも共同作業により意図して作られた産物なのか、現在のところ判明していないということです。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物
■ ブラジル、サント・アントニオにクモ大発生
■ お尻にハンコ ~ シリキレグモ
セアカゴケグモ猛毒伝説は本当か?
■ 交尾前にオスを食べる ~ タランチュラコモリグモ
ヒヨケムシ (キャメル・スパイダー)
■ 完璧にアリに擬態 ~ アリグモ
ウデムシ
敵地で爆発 ~ 自爆テロアリ
巨大フナムシ (ジャイアント・アイソポッド)
エルーセラ島に漂着した謎のぷよぷよ物体
島を食い尽くす? ナナツバコツブムシ
巨大ザリガニ (タスマニアオオザリガニ)
■ 
コンゴの巨大グモ伝説 ~ チバ・フー・フィー
猛毒ガニ
巨大ヤスデ (アースロプレウラ)
666本の脚を持つヤスデ
かわいいヤスデ タマヤスデ
巨大ゴキブリ (アプソロブラッティナ)
巨大ゴキブリ 現世編 (ヨロイモグラゴキブリ)
アフリカの巨大グモ (メガラクネ)

UMA一覧へ

トップページへ 

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

毒蛙 モウドクフキヤガエル
■モウドクフキヤガエル■
■Golden Poison Dart Frog (Phyllobates terribilis)■



~ 人も殺せる猛毒蛙 ~

今回は毒蛙、モウドクフキヤガエルです。

名前から判断すると、獲物もしくは天敵などに猛毒を吐きかける、恐るべき姿が浮かび上がります。

コブラの仲間に、ドクハキコブラ (Spitting Cobra 英名は「ツバハキコブラ」の意) なんていますが、捕食者に襲われそうになった場合、毒腺から直接毒を飛ばすことで知られています。

この毒は天敵の目に向かって発射されるといいます。この毒液は目以外、たとえば皮膚についても特に影響はないため、目に直接吹きかける必要があるのです。


(ドクハキコブラの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

目に入ったときの毒はかなり強いらしく、一時的な失明はもちろんのこと、ひどい場合は、、完全に失明する (永遠に視力を失う) といわれています。

それとも毒貝 アンボイナを代表とするイモガイの仲間のように、毒銛のようなものを打ち込むのでしょうか。名前からいけば、こちらの方が合っているような気がします。

モウドクフキヤガエルも、ドクハキコブラやアンボイナのような生物なのでしょうか?

~ モウドクフキヤガエル ~


(ヤドクガエルの動画 これはコバルトヤドクガエル?
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

わざとらしい出だしでしたが、このカエル、毒矢を飛ばすといったことはしません。

そこら辺で見かけるヒキガエルなんかでも、体から毒の粘液を分泌していますが、それの強力バージョンといったところで、人間の致死量を余裕で分泌しています。

このモウドクフキヤガエルの毒はバトラコトキシン (batrachotoxin) という珍しいもので、他にはニューギニアの毒鳥でおなじみの毒鳥ピトフーイも似たような毒 (ホモバトラコトキシン) を持っていることで知られています。

モウドクフキヤガエルで串焼きバーべーキューをするなど言語道断、もってのほかですが、皮膚から毒を分泌しているので、素手で触ること自体が危険です。

当のカエル本人は捕食者からの防御のために毒を分泌しているわけで、毒を使って襲ってくるといったことはせず、動きは緩慢です。

先住民が、このカエルから毒を抽出して矢の先端に塗り、矢毒として使っていたことがこのカエルの名前の由来です。もちろん毒性は強力で、その矢が刺されば人間でも簡単に死んでしまいます。

~ 毒はどこから? ~


(マダラヤドクガエル?)

モウドクフキヤガエルを含む、ヤドクガエルの仲間は「食べるな危険」を知らせるため、いわゆる警戒色といわれる派手な体色でつつまれており、近年ではペットとしても人気があります。

毒々しい色ともいえますが、体は決して大きくなく、その派手な体色も手伝って、むしろかわいらしいイメージを受ける人の方が多いのではないかと思います。

そんなん飼って危なくないのか?と思うかもしれませんが、このモウドクフキヤガエル、人工飼育下では無毒化することが分かっています。

つまり、フグ同様、毒は自らつくっているものではなく、エサとして食べる昆虫 (アリ & 甲虫 [ジョウカイモドキの仲間?]) から、毒を体内に取り込み蓄積します。

~ 現状 ~

絶滅寸前、というわけではありませんが、ヤドクガエルたちの未来も決して明るいものではありません。

熱帯雨林の乱開発に加え、両生類は酸性雨の影響を非常に受けやすいといわれています。

酸性雨は都市部およびその近辺のみと誤解されがちですが、熱帯雨林にも降り注ぐことで知られています。

土壌の酸中和能力を超える酸性雨が降った場合、酸性化した水が池や湖などに流れ込み、酸性化させてしまいます。

カエルやサンショウウオなどの卵は、酸性度の高い水中では孵化率が極端に落ちることが実験で知られており、熱帯雨林の両生類たちはみな危険な状態にあるといわれています。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物
毒鳥ピトフーイ
■ 猛毒イモリ ~ サメハダイモリ
殺人巻貝 アンボイナガイ
見えざる殺人クラゲ ~ イルカンジクラゲ
■ 殺人イルカンジクラゲの巨大種発見される
殺人クラゲ キロネックス・フレッケリ
殺人アメーバ ネグレリア・フォーレリ
■ 蛇島のボス ~ ゴールデン・ランスヘッド・バイパー
■ 水鳥を頭から貪り食うイソギンチャク
殺人蟻 ~ アカヒアリ (カミツキアリ, RIFA)
■ 洪水になったらイカダで脱出 ~ ヒアリのイカダ
真・毒ガニ スベスベマンジュウガニ
殺人蟻の首狩り職人 ~ ノミバエ
セアカゴケグモ猛毒伝説は本当か?
美しき猛毒ダコ ~ ヒョウモンダコ
猛毒ガニ
猛毒植物 ストロファンツス
■ 空からオタマジャクシ
巨大ガエル ~ ゴライアスガエル
絶滅巨大ガエル ~ デビル・フロッグ
珍蛙 カメガエル & インドハナガエル
ベガスに抹殺されたベガスヒョウガエル
■ 「悲鳴」を上げて逃げるカエル ~ バジェットガエル
カエルの神隠し オレンジヒキガエル
■ 釣った魚の口の中にカエルが住んでいた!
アベコベガエル
コモリガエル (ピパピパ)
モンマスシャーの石の中で眠るカエル
ドラゴンの赤ちゃん? オルム (ホライモリ)
アホロテトカゲ
敵地で爆発 ~ 自爆テロアリ

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

誰も知らないアンデスオオカミ
■誰も知らない アンデスオオカミ■
■Andean Wolf■


(アンデスオオカミ)

~ 未確認動物 ~

本来、UMA (未確認動物) とは、あくまで見つかっていない動物の話であり、オカルトテイストなものを含みません。一般的に同列で語られることが多い、超常現象、心霊現象、UFOや宇宙人などとは異なるカテゴリーに属し、実際は地味なものです。

ボルネオで発見された新種の肉食動物 や深海の ミズヒキイカ などはビデオに収められていますが、現時点 (2007年9月現在) では捕獲されておらず、これこそ本当のUMAといえます。

日本語の「未確認動物」という語感は、「新種の動物 (生物)」のみを指しているように感じますが、未確認動物に対応する海外の言葉 "cryptid" の原意は、「隠されたもの (動物)」であり、すでに絶滅した考えられている動物が目撃された場合も含みます。

UMAの代表といえるネッシーが首長竜、モケーレ・ムベンベが竜脚類、ビッグフットが化石人類等の生き残りといわれていることから、古生物もUMAに含まれていることが分かるかと思います。

古生物の生き残りとは敷居が高いですが、絶滅したと思われていた生物が目撃されたりすれば、やはりそれはUMAです。

アンデスオオカミは、まさにそういったUMAのひとつといえますが、決定的に異なるのは、「誰もアンデスオオカミを知らない」という点です。


(ハイイロオオカミ [タイリクオオカミ]のスライドショー
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ 日本の狼 ~

かつて日本にもオオカミが棲息していました。 日本のオオカミの歴史は、迫害の歴史と言っても過言ではないでしょう。

北海道に棲息していたエゾオオカミは、もともと個体数がそれほど多くなかった上、家畜を襲うということから国が懸賞金付きで駆除を奨励したことから絶滅してしまいました (1896年?)。

また、ニホンオオカミの絶滅に虐殺はあまり関係ないとの説もありますが、狂犬病をおそれ、こちらもエゾオオカミ同様、懸賞金付きでニホンオオカミの駆除が奨励されており、個体数を一気に減らす結果を招きました。狂犬病の流行後も虐殺は続いており、ジステンバーの蔓延と重なりあえなく絶滅したと考えられます。

1905年に絶滅したと考えられているニホンオオカミですが、現在に至るまで、時折目撃したとの情報が寄せられることがあります。現在、ニホンオオカミは日本のUMAのひとつになっているというわけです。

~ 誰も知らないアンデスオオカミ ~

前置きが長くなりましたが、アンデスオオカミを見ていきましょう。

アンデスオオカミは、毛皮 (生皮) と頭骨のみが知られるオオカミで、話の発端はドイツ人の動物商、ローレンツ・ハーゲンベック (Lorenz Hagenbeck) がアルゼンチンのブエノスアイレスで1枚の謎の毛皮を手に入れたことから始まりです。

この謎の毛皮を売っていた毛皮商人によれば、これはチリのアンデスに棲息するオオカミのものだというのです。

同じくドイツ人のインゴ・クルムビーゲル (Ingo Krumbiegel) 博士は、この謎の毛皮を鑑定し、タテガミオオカミもしくは野犬の雑種ではないか、と当初考えていました。


(タテガミオオカミの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

しかし、アンデス産の謎の (犬科の) 頭骨をコレクションから発見したことにより、この「ハーゲンベックの謎の毛皮」と「アンデス産の謎の頭骨」を結びつけました。

頭骨はオオカミのものとしては非常に大きく、30センチ以上もあったといいます。タテガミオオカミは南米に棲息するオオカミですが、体長は1メートルを超す程度であり、とても頭骨だけで30センチはありません。

このことから、クルムビーゲル博士は、新種のオオカミの存在を確信し、アンデスオオカミ (学名: Dasycyon hagenbecki) と命名し発表しました。

毛皮を手に入れたローレンツ・ハーゲンベックの名を冠してハーゲンベック・ウルフ (ハーゲンベックオオカミ) とも呼ばれます。

ただし、その姿を見た人はいません。毛皮と頭骨 (その関連性を裏付けるものはありませんが) のみが存在する謎のオオカミです。

~ その正体は ~

アンデスオオカミと命名された後も、このオオカミを目にした人は現れませんでした。ハーゲンベックが毛皮商人から手に入れたときにはすでに絶滅寸前、もしくは絶滅していたとも考えられます。

しかし、1960年、アンデスオオカミの毛皮はおそらくシェパードのものである、との新たな見解が示されました。近年進歩の著しいDNA鑑定によっても毛皮はシェパードのものである、との結論が出たともいいます。

頭骨を調べればもっとなにかが分かる可能性があったのですが、世界大戦の喧噪のさなか、その頭骨は永遠に失われてしまったといいます。

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
都市伝説系UMA
珍獣・不思議な生物リスト
タスマニアタイガー (サイラシン)
■ 最後のタスマニアタイガー ~ ベンジャミン
■ 50億羽の最後のリョコウバト ~ マーサ
■ 強い強い絆で結ばれたヤギとロバの話
■ 伝説の幽霊犬「ブラック・シュック」の骨を発見か?
ジェヴォーダンの獣
カナダの巨大狼 ワヒーラ 
シュンカ・ワラキン
亡霊が実在した?ダートムーアの怪物
タスマニアタイガー Part II (絶滅していない証拠?ビデオ)
巨大ライオン ~ アメリカン・ライオン
正体は球電現象か? 黒犬
マクファーレンズ・ベア

UMA一覧へ

トップページへ 

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

悲しきT.REX ~ エゾミカサリュウ

■エゾミカサリュウ■
■Ezomikasasaurus rex■

~ 悲しきT.REX ~



~ ティラノサウルス ~

恐竜はちびっ子から大人まで普遍的な人気がありますが、その中でも別格的な存在といえば、やはりティラノサウルスをおいてないでしょう。

最大体長14メートル、獣脚類の中でも有数の体躯 (たいく) を誇り、見るからに肉食を感じさせる巨大な頭部、そしてアゴは、数多い恐竜の中でも圧倒的な迫力を感じさせます。

日本でもティラノサウルスの化石が見つかればな~、なんて思ってる恐竜ファンもたくさんいるのではないでしょうか。

そんなティラノサウルスの化石は北米でのみ発掘されていますが、ティラノサウルスと極めて近縁と思われるタルボサウルスの化石がモンゴルで見つかっています。

となれば、日本でもティラノサウルスの亜種ぐらい見つかっても良さそうなものです。

そして、すでに北海道でティラノサウルスの頭骨化石が発掘されていた、と聞いたら驚く人も多いのではないでしょうか。

~ 和製ティラノサウルス・レックス ~

その頭骨が発掘されたのは1976年、北海道の三笠市 (みかさし)で、小畠郁生博士によって巨大肉食獣脚類、ティラノサウルス (の仲間) と鑑定されました。

そして発掘場所からこの日本のティラノサウルスは、エゾミカサリュウ (蝦夷[えぞ]=北海道) と名付けられ、この化石は国の天然記念物に指定されました。

しかし、このエゾミカサリュウの知名度の低さは、どういうことでしょう?

国の天然記念物にして和製ティラノサウルス・レックスなのですから、日本では知らない人がいないほど有名であってもいいはずです。紛失した、あまりにちっちゃすぎた等、何か裏事情でもあるのでしょうか?

~ エゾミカサリュウの正体 ~


(エゾミカサリュウ、頭骨スケッチ
T.Rexにしては奥の歯が大きすぎる上、不自然な断面から頭部先端が欠落していることが伺われます)

発掘当時、まだ完全なクリーニングをしていない時点で鑑定されたエゾミカサリュウ、初期の鑑定に疑問も持ち上がっていたことから、発掘から10数年の時を経て (1989年?)、再度鑑定されることになりました。

すると、、、どうでしょう、エゾミカサリュウはティラノサウルスではないと鑑定結果が下りました。

それどころか恐竜ですらなく、恐竜と時を同じくして棲息したモササウルス、もしくはそれの近縁の化石という鑑定結果が出たといいます。当時、マスコミ等で「エゾミカサリュウはただのトカゲだった」等、揶揄 (やゆ) されたといいます。


(モササウルス)

モササウルスは現生のワニの四肢をヒレに置き換えたような姿をしている大型の海棲爬虫類で、有鱗目に属し、水棲ですからもちろん恐竜ではありません (恐竜は竜盤目鳥盤目のみ)。

モササウルスは最大で10メートルを超す、超特大の海棲ワニといった風情で、非常に魅力的な生物であることに変わりはないのですが、ティラノサウルスが相手ではあまりに分が悪すぎます。とはいえ、古生物の中では人気の高い生物ですし、「ただのトカゲ」なんかでは決してありません。

しかし、三笠市は、エゾミカサリュウを日本版T.REXとして町興しをしていたといい、非常に困った事態になってしまったようです。


(頭部はワニのように長く、T.REXとは大幅に異なります)

そういった町の事情に配慮しているためでしょうか、それ以後エゾミカサリュウの正式な鑑定は行われていません。

現在、エゾミカサリュウの詳細については一切触れられることはなく、恐竜とも海棲爬虫類とも記述されることもなく、単に「肉食爬虫類の化石」で押し通されており、知らない人がその化石を見てもいったいどのような生物だったのかまったく見当がつきません。

エゾミカサリュウは、こういった苦しい状況で今日に至っている、悲しき生物の化石だったのです。

(追記)

2008年、ついに避けられてきたエゾミカサリュウの調査が行われました。その結果、大型海棲爬虫類モササウルスの仲間であるタニファサウルスの新種ということが判明し、タニファサウルス・ミカサエンシス という学名が与えられました。
(情報・パンダさん)

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
誤認・絶滅動物
■ 新種のT.REX ~ ピノキオ・レックス
歯が800本の新種のカモノハシ竜発見される
鳥類に近い巨大恐竜発見される (ギガントラプトル)
トゥリアサウルス - ヨーロッパで巨大竜脚類の化石見つかる
■ 史上最大の恐竜化石発見される
ゼウグロドン (バシロサウルス)
始祖鳥にそっくり、ツメバケイ
ジャイアント・モア
ロック鳥
古代のダイオウイカ エンドセラス
巨大ベレムナイト ~ メガテウシス・ギガンティア
ハイネリア
プレシオサウルス
シファクティヌス
ジャイアント・ペンギン (アンスロポルニス)
ダンクレオステウス
メガロドン (カルカロドン・メガロドン)
アンドリュー・クロスの不思議なダニ
謎の足跡、デビルズ・フットプリント

UMA一覧へ

トップページへ

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

死臭花 ブンガ・バンカイ (スマトラオオコンニャク)

■死臭花 ブンガ・バンカイ■
■Bunga Bangkai (Corpse flower, Titan arum)■


(ブンガ・バンカイ
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

~ 死体の花 ~

今回は、姫さんのリクエストにより、死臭花、ブンガ・バンカイです。

"ブンガ・バンカイ (Bunga Bangkai)" とはインドネシアのスマトラにのみ自生する超巨大な花を咲かせる植物です。

"Bunga Bangkai" というこの言葉は、インドネシア語で「死体の花」 ("Bunga" は「花」、"Bangkai" は「死体」)  を意味し、英名はタイタン・アルム (Titan arum)ですが、英語に直訳してコープス・フラワー (Corpse flower 「死体の花」)、とも呼ばれます。和名はスマトラオオコンニャク (ショクダイオオコンニャク)といいます。

「死体の花」とは穏やかな名前ではありませんが、これはブンガ・バンカイが死臭、つまり動物 (魚) の肉が腐乱した状態の臭いを放つことから命名されており、日本では「死体花」ではなく「死臭花」とも呼ばれます。

~ めったに咲きません ~

臭いもさることながら、この花の特徴といえるのが花の大きさです。

ブンガ・バンカイの花は小さな花の集まりで大きなひとつの花のような姿を形成する、いわyる「花序 (かじょ)」と呼ばれる形態です。

このことから、正確には「ひとつの花」とは言えません。しかし、見た目的にはひとつの花にしか見えず、花序といえども世界最大の花と考えても問題はないでしょう。

ちなみに花びらを開いたときの直径は1~1.5メートル、中央の突起に至っては高さ3メートル前後にまで成長するといわれています。

100年に一度しか咲かないことからセンチュリー・プラント (century plant, リュウゼツラン) と呼ばれる植物がありますが (実際の開花周期は20数年前後)、それほどではないにしろブンガ・バンカイも7~10年に一度しか咲かない気長な植物です。



(センチュリー・プラント
※ 上の画像をクリックするとYouTubeに飛びます)

しかも咲いているのは、わずか2日間という短い間で、おまけに完璧に開ききっている状態は8時間程度しかありません。開花している状態を生で見ることができた人はこの上なく貴重な体験といえるでしょう。

~ 死臭を放つ ~

これほどまでに大きな花を咲かせるブンガ・バンカイですが、これには意味があり、中央の突起物 (臭いを放つ部分) をより高く成長させることによって、短期間でより遠くまで臭いを届けるためだそうです。

ブンガ・バンカイの臭いは夜に最高潮に達するといわれます。花粉媒介は甲虫 (シデムシ) やハチなどといわれていますが、BBC 植物の世界 のDisc2、「蜜の誘惑」によれば、この花の花粉媒介はコハナバチの一種によって行われるそうです。

偽の屍肉の臭いでおびき寄せることから、昆虫たちに本物と偽物 (ブンガ・バンカイ) の死臭を識別できる能力を身につけさせないために、数年の間に数日間しか咲かない、という方法をとるのかと思っていましたが、違うみたいです。


(ブンガ・バンカイにつくコハナバチ)

この死臭を放っている期間は、もちろん花の咲いているときだけです。あくまで花粉の媒介に昆虫をおびき寄せるために放つ臭いであり、花が咲いていないときは死臭を放つ必要はないというわけです。

花が咲き終わり、見事に受粉に成功したブンガ・バンカイはサクランボサイズの実を、多いときには1000個以上もつけます。

ジャングルの中に突如現れる巨大なブンガ・バンカイは、ラフレシアほどではないにしろ、B級ムービーの食虫植物 (食人植物) を彷彿させる不気味さですが、実をつけたその姿は一変し、愛らしささえ漂わせます。

真っ赤に熟したその実はとても美味しそうに見えるのですが、中にはでっかい種が入っており、食べる部分はあまりなさそうです。

7~10年ほどで一度しか花を咲かせないことから、決して繁殖力は高くなく、また謎も多いため絶滅を危惧される植物のひとつです。

ブンガ・バンカイの実の画像はこちら

↓気に入って頂いた方はクリックして頂けると嬉しいです
人気 blog ランキング でオカルト・ホラーサイトを探す

>>
FC2 ブログランキング (オカルト・ホラー)
>>
面白サイトランキング


(関連)
不思議な生物リスト

■ イギリスでショクダイオオコンニャクが開花
寄生植物 ~ ラフレシア・アーノルディ
■ 砂漠の "怪奇" 寄生植物 ~ サンドフード
猛毒植物 ストロファンツス
史上最強!?ライオンゴロシ ~ 悪魔の爪
砂漠の怪植物 ~ ウェルウィッチア
■ 3000歳を超える奇妙な植物 ~ ヤレータ
死んでも死なない!?フッカツソウ
■ トライしたい10のエキゾチック・フルーツ
昆虫に寄生するキノコ 冬虫夏草
恐怖の寄生植物 ~ ウィッチウィード (魔女草)
「悪魔の罠」 ~ 犬を食う木
■ 木から極太ペニスが生える
謎のミツバチ大失踪
マンドラゴラ(実在する悪魔の植物) Part I
ケサラン・パサラン (ケセラン・パサラン)
ケサラン・パサラン (ケセラン・パサラン) Part II
スネークツリー (鳥を喰う木)
デビルツリー (人を喰う木)
スキタイの羊 (植物羊)
エクスプローディング・ツリー
半草半獣の新種微生物、ハテナ?発見

UMA一覧へ

トップページへ 

テーマ:不思議生物 - ジャンル:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。