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UMAファン ~ 未確認動物
世界中のUMA (未確認生物)、巨大生物、不思議な生物 (珍獣)を紹介しているブログです。
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超大口のサメ ~ カスザメ

■カスザメ■
■Angel shark■

~ ビショップ・フィッシュ (Bishop fish) ~ 


(ビショップフィッシュ - 正体は巨大イカか?)

カスザメの話をする前にビショップ・フィッシュの話から始めようかと思います。

ビショップ・フィッシュ (Bishop fish, シービショップ、シーモンク) というUMAがいます。ビショップ (bishop) とは「司教」のことですから、直訳すると「司教魚」ということになります。

では、ちょこっとそれて、ナポレオン・フィッシュ (メガネモチノウオ) の話をします。ナポレオン・フィッシュの場合、体の一部 (おでこ) がナポレオンの帽子を彷彿させるため、ナポレオン・フィッシュと命名されたといわれています。

当然のことですが、ナポレオン・フィッシュは魚類、つまり魚であるということは疑いようがありませんし、決してナポレオン・フィッシュはナポレオン本人でもなければ、人間 (哺乳類) ですらありません。当たり前です。
 

(こちらもビショップ・フィッシュ、こちらは完璧にイカです)

さきほど、ビショップ・フィッシュを直訳して「司教魚 (しきょううお) 」と書きましたが、もう少し具体的にいうと 「司教に似た魚」 という意味でビショップ・フィッシュと命名されています。

ということはビショップ・フィッシュもナポレオン・フィッシュと同様、「単なる司教に似た魚」なのでしょうか?

これは半分は当たりといっても差し支えありませんが、半分はハズレ、ともいえます。なぜならビショップ・フィッシュはかつて「魚というよりはむしろ人間」として扱われていたからです。

というのも、ときおり海岸に打ち上げられるビショップ・フィッシュに対し、当時の人たちは食事を差し出したり、「海の司教」として王に献上したりした、という記録が残っているからです。

★ ビショップ・フィッシュの記事はこちら

海の司教 (Bishop fish) の正体か?

ではビショップ・フィッシュの正体はいったい何なのでしょう?海中に司教や僧侶が住めるはずがありません。

人魚や半魚人といったUMAと同じ部類でしょうか?しかし人魚や半魚人が「司教」や「僧侶」に例えられたことは聞いたことがありません。


(ビショップ・フィッシュ - こちらの正体はエイか?それともカスザメか?)

ビショップ・フィッシュはシービショップ (海の司教) 、シーモンク (海の僧侶) など、いくつかの呼び名があるだけでなく、姿形も若干異なっていたりします。

海に司教や僧侶に似たUMAが住んでいたらおもしろいですが、現在ではビショップ・フィッシュは当時としてはあまり知られていなかった海生生物だったと考えられています。

そんな中でも有力なのが、ダイオウイカやニュウドウイカなどの巨大な頭足類、もしくはアカエイやマンタのような大型のエイ、そして今回紹介するカスザメなどです。

~ で、カスザメとは? ~

サメとエイはとても似ています。平べったい (扁平している) 方がエイで、そうじゃない方がサメ、、、これはたいていの場合当てはまることは確かですが、中間的な姿をしたサメやエイもたくさんいます。

実際には、ぱっと見だけではエイかサメかを言い当てるのが難しいものがいますが、このカスザメはまさにそれに当てはまります。

平べったいか、そうじゃないかで判断すると、カスザメは見事なほどぺったんこですからエイになってしまいます。が、カスザメはサメに分類されているのですから、形では判別出来ないことが分かります。

実はサメとエイを区別するのは形ではなく、エラ (鰓裂 - さいれつ) の位置です。おなかの方にエラがあるのがエイで、体の側面についているのがサメです。


(カスザメ - ビショップ(司祭)に見える?)

で、カスザメは「サメ」の仲間です。なので、エラは体の側面についているはずです。で、実際どうなっているかというと、側面と腹側にまたがってエラがついています。なんて微妙なサメなんでしょう。

もうこうなってくると、サメでもエイでもどっちでもいいのですが、エイと異なり腹部にまでエラがまたがっていること、エイのように胸びれが頭部と一体化していないことなどから、カスザメは「エイではなくサメ」に分類されています。

エイはご存じのように腹側から見ると、鼻孔の部分が目にみえるため、人間の顔のように見えます。その特性をうまく利用してジェニー・ハニバーというUMAも生み出された程です。

カスザメの鼻孔は頭部の先端 (吻端 - ふんたん) にありますから、裏側から見てもエイほど人間の顔らしくは見えませんが、その代わり胸びれが独立しており腕のように見えるかもしれません。

サメともエイとも取れるその不思議な姿を、昔の人は「海に住む司教」と考えたのも不思議ではない???

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450キロの巨大イカ発見 ダイオウホウズキイカ

■450キロの巨大イカ捕獲■
■Super Colossal squid was discovered■

※2013年1月にNHKで放送された、ダイオウイカが深海で初めて動画撮影された記事については  ダイオウイカの深海で泳ぐ姿の動画撮影に初めて成功 をご参照ください。

~ 10メートル、450キロのスーパー・コロッサル・スクイッド ~


(Yahoo!ニュース より)

450キロの巨大イカ発見=世界最重量-南極海 (時事通信)
「イカの体長は約10メートル、重さは約450キロにもなり、これまで発見されたイカの中では世界最重量になるという。」

だそうです。

ついにデカい (成体の) コロッサル・スクイッド (コロッサル・スキッド、ダイオウホウズキイカ)が見つかってしまいました。

我らがヒーロー、ダイオウイカ、大ピンチっす

-----

かねてから、ダイオウイカよりも大きく (重く) なるのではないか?といわれていたコロッサル・スクイッドですが、とうとう捕獲されてしまいました。成体は12~14メートルと推測されていましたが、今回のコロッサル・スクイッドはそのMax値に近い10メートルという体長です。

コロッサル・スクイッドをご存じない方のために、簡単に紹介しましょう。
コロッサル・スクイッドは100年程前から知られている巨大イカですが、(成体の) 完全な標本は手に入らず、巨大なことは確かなもののどれぐらい大きくなるのか不明でした。


(歴代捕獲コロッサル・スクイッド・ギャラリー
※ 画面をクリックするとYouTubeに飛びます)

そして数年前、ついに大型のコロッサル・スクイッドの標本が手に入りました。外套 (がいとう - 筒になった胴体の部分) だけでも2.5メートルもあり、標準的なダイオウイカレベルの大きさがありました。しかし驚いたことに、そのコロッサル・スクイッドは成体ではありませんでした。成長途中の若い個体のものだったのです。

コロッサル・スクイッドはダイオウイカと比べて外套が幅広く、またヒレ (「イカのミミ」と呼ばれている部分) も巨大です。そのため、同じ外套長のダイオウイカとコロッサルスクイッドの重さを量った場合、明らかにコロッサル・スクイッドが有利です。

このことから、コロッサル・スクイッドの成体が手に入れば、ダイオウイカを凌ぐのは確実、と思われていました。
ちなみにコロッサル・スクイッドの和名はダイオウホウズキイカといいます。


(今回捕獲されたコロッサル・スクイッド)

少し前 (2006年12月) に生きているダイオウイカの動画撮影に成功するという史上初の快挙が成されましたが、普通はすぐに剥がれてしまってなかなかお目にかかれない赤い表皮がついたダイオウイカを見ることが出来ました。

今回捕獲されたコロッサル・スクイッドも真っ赤な表皮にくるまれて、まさに最上級品といえる標本です。しかも大きさが10メートル、450キロというのですから、前回沸きに沸いたダイオウイカも形無しといった感があります。


(これは以前に発見されたコロッサル・スクイッドです)

この全長10メートル、450キロ (推定) のコロッサル・スクイッドは、ニュージーランドの漁師によってロス海 (南極にある湾) で発見されました。

「発見当時 (2007年1月) 、すでに瀕死の状態で海上を漂っていた」ということですが、やはり「発見時には生きていた」ことが、このコロッサル・スクイッドの状態の良さを物語っています。

まぁ逆にいえば、元気だったら到底簡単には捕まえられないでしょうし、ほとんど無傷で捕獲することは不可能だったと思います。そういったわけで、この「瀕死の状態を発見」したことは、「良い標本を得る上では」好都合だったといえます。

そして忘れてならないのは、この漁師さんたちの丁重な扱いです。この「巨大イカ」を船に引き上げるのに9人がかりで2時間も要したそうで、その後、速やかに冷凍ボックスに保存したおかげで、状態の良いままコロッサル・スクイッドを持ち帰ることが出来ました。
天気も穏やかだったのも好都合だったと船長はいっています。

ちなみに、この漁船はもちろんコロッサル・スクイッドなど巨大イカ探しをしていたわけではなく、マジェランアイナメ (通称「メロ」) 漁をしていた船です。


(巨大イカハンターを夢見ていたジョン・ベネット船長)

この漁船の船長、ジョン・ベネット (Mr. John Bennett) さん曰く
「30年間ずっと漁師をやってきたが、こういうことが起きないかっていつも夢見てたんだ」

"I've been a fisherman for 30 years and have always dreamt about things like this," said John Bennett, 48.

夢のある、いいセリフです。

この言葉を聞けば、この船がコロッサル・スクイッドを完璧な状態で持ち帰ったのも頷けるというものです。

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スーパー巨大モルモット (フォベロミス)

■スーパー巨大モルモット フォベロミス■
■Phoberomys pattersoni■

 

巨大齧歯類

これは数年前に「巨大モルモット」として話題になったので、知っている人も多い巨大生物かもしれません。

巨大な齧歯類 (げっしるい - ネズミの仲間) としては、以前に「パウエル湖のジャイアント・ビーバー」の記事内で紹介したカストロイデス・オハイオエンシス (Castoroides ohioensis) が挙げられます。

カストロイデスは現世のビーバーに似た大型齧歯類で、既に絶滅している生物ですが、体長が2.5メートル、体重は200キロに達しました。

カストロイデスは、これほどまでにとてつもない大きさをしているにも関わらず、これでも齧歯類最大ではないのです。というのも、ジャイアント・モルモットがいるからです。


(ジャイアント・ビーバー カストロイデス)

超巨大モルモット!?

さてこの巨大モルモットですが、今からおよそ800万年前に、南米大陸に実在した生物で、正式にはフォベロミス・パッテルソニ (Phoberomys pattersoni) といいます。ゴーヤ (ゴヤ, Goya)ともいいます。

フォベロミスは、3メートルもあります。さらに尾も非常に長く1.5メートルあります。

そして驚くべきは体重で、700キロぐらいはあったと推測されています。これは先に挙げた巨大ビーバー、カストロイデスの実に3頭分に相当します。

モルモット (テンジクネズミ) はしっぽがありませんから、どうせ愛玩動物で例えるなら、フォベロミスの身体的な特徴 (尾が長い) から、巨大モルモットというよりはむしろ巨大ハムスター (キヌゲネズミ) といったほうがいいのでは?と思う人もいるかもしれません。

ではなぜ巨大なハムスターとは形容されないのでしょうか?実はしっぽは長いもののフォベロミスはモルモットと遠い類縁関係にあると考えられているからです。

しっぽは長いものの、体重700キロでも分かるとおり、モルモットのように非常にずんぐりとした体型をしていたことが分かります。だてに「巨大モルモット」と呼ばれているわけではありません。

そのためギニージラ (Guinea-zilla) と表現される場合もあります。Guinea-zilla とは 「Guinea pig (モルモットの英名) + Gozilla (ゴジラ)」 の意で、「ゴジラ並のモルモット」ということです。

二本足で立ち上がる

ネズミが周りを見渡すときにするように、フォベロミスも後ろ足で立ち上がることが出来たと考えられていますが、そのときの体高は1.3メートルにもなりました。1.3メートルと意外に小柄と想像する人もいるかもしれませんが、体のボリュームがすさまじいですので、かなり大きく見えたに違いありません。


(カピバラ)

現世最大の齧歯類、カピバラ (40~60キロ) もまったく太刀打ちできない大きさですが、意外にもその生活スタイルはカピバラに似たものだったといいます。

多くの時間を水中で過ごし、そのため、泳いでいるときにも目が水面上に出せるように、目は(完全な陸生の)ネズミたちと比べ頭部の上の方に位置していたと考えられています。つまりカピバラの頭部のような特徴だったということです。泳いでいる姿はカバそのものだったかもしれません。

イギリスの動物学者、ニール・アレクサンダー (Neill Alexander) さんによると、見た目は巨大なモルモットというよりは、あまりに大きくずんぐりしているため、遠目にはバッファローのように見えたのではないか?ということです。

そして絶滅

さて、フォベロミスですが、現在ではもちろん見ることが出来ません。ではどうして絶滅してしまったのでしょう?

まず、ここまで大きいと、繁殖年齢に達するにもかなり時間がかかったと思われますので、齧歯類でありながら繁殖率は決して高くなかったことが予想されます。

また、復元図から判断して、この四肢にして、この体重(700キロ)では、決して俊敏な動物だったとは考えにくいです。遠目にはバッファロー (の如き印象) とはいっても、バッファローのように俊敏に逃げ回ったり、また敵に向かっていったりすることは出来なかったと思われます。

そのため、水中で過ごす時間が多かったことは捕食者から逃れるのには都合が良かったかもしれませんが、水辺が近くにない場合は格好の的になり、簡単に捕まってしまったのではないでしょうか?

絶滅した原因はいろいろと考えられるかもしれませんが、大きな体を得た代償に、齧歯類の強みである繁殖率の高さと俊敏性を失ったことが、絶滅の原因につながったのかもしれません。

(参考サイト)
NEW SCIENTISTS.COM

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(参考)
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1トンの巨大ネズミ ジョセイフォアルティガシア
巨大ビーバー (カストロイデス)
■ 
絶滅寸前?卵を産む哺乳類 ~ ミユビハリモグラ
■ ネズミはテレパシー能力を持つことが科学的に証明される
死の行進は本当か? レミング
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水生巨大ムカデ? コン・リット (ムカデクジラ)

■巨大ムカデ型UMA コン・リット
■Con Rit■

~ ムカデ?クジラ?サメ?


(ゼウグロドン [バシロサウルス])

海生巨大ムカデ

コン・リット (コンリット, Con Rit) とは東南アジア、特にベトナムの海岸沿いで目撃される巨大な海生UMAで、その姿は巨大なムカデのようだといわれています。

この "Con Rit" という言葉はベトナム語であり、その意味はずばり「ムカデ」です。ちなみにベトナムの古い民話には、コン・リットという竜が登場するそうです。ムカデクジラなる別称もあります。

砂浜に打ち上げられたコン・リットの死骸の目撃情報によると、体長は18メートル (60 feet)と雄のマッコウクジラぐらいの大きさがありますが、幅は僅かに90センチメートル (3 feet) しかなく、非常に細長い体型をしていることが分かります。

海で目撃される長大な生物ということで、一種のシーサーペントといえるかもしれません。シーサーペントはその名の通り "ウミヘビタイプ" の生物で、目撃される姿は巨大なウミヘビやウナギ、もしくはリュウグウノツカイに似ているものがほとんどです。

それに対し、この生物が単にシーサーペントといわれずにコン・リット (ムカデ) と呼ばれるのには理由があります。コン・リットにはムカデやヤスデのように装甲のような硬い皮膚で全身が覆われており、また、60センチごとに規則正しい体節 (たいせつ) があるからです。

ウバザメの可能性は?

さて、この生きものは一体なんでしょう?

砂浜に打ち上げられた大きな死骸といえば、一番最初に怪しまなければならないのが、やはりクジラやウバザメ、ジンベエザメといった既知の巨大な生物です。

ニューネッシーをはじめ、ストロンゼイ・モンスターやブロック・ネス・モンスターなど、時折、多くの議論を巻き起こす巨大な死骸は、口の部分が腐れ落ちてしまったウバザメのものといわれています。


(ブロック・ネス・モンスター)

このコン・リットもそういったウバザメをはじめとする既知の巨大生物の死骸でしょうか?

コン・リットの死骸写真がないため、そういった既知の生物の可能性を否定することは出来ませんが、「目撃者の証言がウソではないなら」既知生物の可能性は極めて低いといえます。

サメにしろ、クジラにしろ、皮膚が装甲のようになっている種はおりませんし、ましてや体節などはもちろんありません。

「打ち上げられた死骸が腐らずに、干からびて皮膚が硬くなった」ということも考えられなくはないです。さらに干からびて縮んだ皮膚にヒビが入れば、体節のように見えるかもしれません。ただし、規則的にヒビが入る、という可能性はあまり現実的ではありませんが。

あのUMAか?

ではカナダ沿岸でのみ目撃される異色のシーサーペント、キャディ (キャドボロサウルス) と同一の可能性はないでしょうか?


(マッコウクジラの胃の中から出てきたキャディの遺骸)

キャディはシーサーペントとはいえ、一般的にいわれるシーサーペントとはかなり異なる特徴を持っています。最も顕著な特徴はラクダやキリン、ウマに似ているといわれる頭部ですが、体の方も全身鱗状 (うろこじょう) だったという珍しい目撃情報があります。

鱗状でしたら、皮膚は硬いはずですし、もしかすると体節のようなものも存在するかもしれません。

コン・リットはベトナム沿岸であり、キャディの繁殖地があるといわれるカナダとは地理的に離れすぎていますが、同種または亜種、といった可能性もあります。

ただし、頭部の特徴が全く不明ですから、これ以上の議論をしようがないのが欠点ではあります。

巨大ムカデの可能性

コン・リットは「ムカデ」という意味なので、巨大なムカデの可能性はあるでしょうか?

通常目にする陸生のムカデと比較してみましょう。

目撃者によって観察された「体長18メートル、幅90センチ、体節は60センチ毎」という、この話をそのまま信用すれば、「18メートルで60センチにひとつ体節」があるのですから、30ぐらいの体節をもつ生物ということが分かります。

18メートルで体節が30しかない、というと少なく感じます。しかし、通常の小さいムカデでであれば、「30の体節」というのは普通の数字です。つまり、通常のムカデの縦横比をそのままに巨大化したとするとムカデとしては問題ないようです (それ以外は大問題ですが)。

とはいえ、ムカデやヤスデのように脚があるわけではありません。水中生活に馴染んだムカデが脚をヒレ状に進化させた可能性はあります。イメージ的にはものすごく長いアノマロカリスといった感じです。


(アースロプレウラ)

陸上最大の無脊椎動物 (むせきついどうぶつ) には、絶滅種アースロプレウラがいましたが、この巨大なヤスデ(の仲間)は2メートルから最大で3メートルほどであったといわれています。

コン・リットは水生生物ですので、陸上よりも大きくなれる要素はあります。アースロプレウラ風生物が海に進出し(戻り)、究極の進化を遂げた、というのはUMA的には有りかと思います(←ないよ)。

巨大サソリはどうか?

体節のある巨大な生物といえばもうひとつ、こちらも絶滅種の巨大ウミサソリがいます。ウミサソリでも特に体の大きかったユーリプテルスの仲間は大きいもので1メートル以上、2~3メートルぐらいあったともいわれています。

こちらは陸に上がったときの足跡化石が発見されていますが、基本的には海に生息していた生物です。巨大なムカデ(or ヤスデ)が海で生活しているよりは自然なのですが、やはりサソリはそこまで細長くはありませんし、体節数も少ないです。見た目も無理っぽいです。

ウミサソリ系はちょっと難しいかもしれません。


(巨大なウミサソリ)

ユーベルマンさんの見解

あれこれ考えたものの、残念ながら、やはりどれもしっくりときません。写真ひとつないのですから、これは致し方のないことかもしれません。

やはり最後は未確認動物学者の権威ベルナール・ユーベルマン博士の見解をみてみましょう。

ユーベルマンさんはこのコン・リットを、決して巨大なムカデなどとは考えず、ムカシクジラ類のゼウグロドンなどの仲間が進化したものと考えました。

つまり皮膚を装甲のように進化させたムカシクジラがコン・リットであり、ムカシクジラ類の祖先が現在でも生き残っている、という見解です。

そして博士は、コン・リットに「クジラムカデ」という意味を持つ " セチオスコロペンドラ (Cetioscolopendra aeliani) " という学名を与えました。

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まるで始祖鳥? ツメバケイ

■ツメバケイ■
■Hoatzin (Hoactzin)■


(羽毛恐竜や始祖鳥を彷彿とさせる頭部)

まるで始祖鳥

ツメバケイは、現存する鳥でありながら始祖鳥 (アーケオプテリクス) や羽毛恐竜を彷彿とさせる、ユニークな姿をしています。

ツメバケイが生息するのはアマゾン川とオリノコ川流域です。小さな頭部に対し非常に大きな目をしており、また頭部のみ羽毛に覆われておらず皮膚が見えます。頭部だけ見るとシノサウロプテリクスなど、復元された羽毛恐竜のそれにそっくりです。


(シノサウロプテリクス)

また、長い尾羽を持っており、もちろん始祖鳥のように尾に骨は入っていませんが、全体的なイメージは始祖鳥に酷似しています。

始祖鳥は決して飛ぶのが得意ではなかったと考えられていますが、なんとツメバケイも飛ぶことを苦手としている鳥なのです。飛べないわけではありませんが、あまり長い距離を飛ぶことは出来ません。

なぜ飛ぶのが苦手なのか? ~

ツメバケイは大きな翼を持っており、一見するとふつうの鳥と見た目に大差はないのですが、よくみると体がずんぐりとしているのが分かります。実はこれには理由があります。ツメバケイは木の葉を主食としているからです。

話はちょっとそれて、竜脚類の話をします。スーパーサウルスやアルゼンチノサウルス、最近ではスイスでトゥリアサウルスの化石が見つかりましたが、それらの例をあげるまでもなく、竜脚類は恐竜の中でも特に巨大でした。

この "巨大さ" は、消化の悪い植物を主食としていたことに深く関係しています。植物には繊維質が多く、消化をするのが難しいため、大きな消化器官を必要とします。大きな消化器官を体に収めるためには、大きな体を必要とします。

さらに当時の植物は現在よりも栄養価が低かったため、大量に摂取する必要があり体がどんどん大きくなっていったといわれています。巨大化には他にも理由があったと思われますし、竜脚類は極端な例ですが、とにかく消化の悪い植物食は体を大きくする原因のひとつとなり得ます。


(スーパーサウルス)

このことは、もちろんツメバケイにも当てはまります。昆虫などを探し回る必要もないため、苦もなく食事にありつける代償に、ツメバケイも大きな消化器官を必要とします。

ツメバケイの場合、消化器官のひとつである「そ嚢 (そのう)」 が他の鳥よりも非常に大きく、本来、胸骨が占める部分にそ嚢が居座っているため、胸骨は自然と体に対し小さいものとなっています。

胸骨は飛翔するための筋肉がつく部分ですから、胸骨が小さいということは飛ぶことも自ずと不利となります。そんなわけでツメバケイは飛ぶのが苦手なのです。

始祖鳥も飛ぶのがあまり得意ではなかったと考えられているのは、この胸骨があまり発達していなかったからです。


(ツメバケイ)

ツメバケイ - 爪羽鶏

見た目も興味深いツメバケイですが、一番興味深いのはなんといってもヒナの時期といえます。

ツメバケイは漢字で書くと「爪羽鶏」となります。これはヒナの時期にのみ、羽になる前肢に2つの爪を持っていることに由来します。

大人になるとなくなってしまうこの爪ですが、子供時代には大変役に立ちます。

捕食者が近づいてくると、ヨチヨチ歩きであるにも関わらず、ヒナは自力で巣から飛び出し、川へダイビングするのです。捕食者がいなくなると、川を巧みに泳ぎ爪を木に引っかけて巣に戻ってくるのです。そのため、ツメバケイは水辺にのみ巣を作ります。

川の中や、また巣に戻る (そもそもどれぐらい高い確率で自分の巣に戻って来ることが出来るのでしょう?) までも危険がいっぱいだと思うのですが、この方法で絶滅せずにやってきたことを考えると、無謀にも思えるこの方法は大成功だったようです。


(シノサウロプテリクス)

始祖鳥との関係は?

見た目が似ているだけではなく、飛ぶのも不得意、ヒナの時代には恐竜時代の名残を感じさせる爪、となると、ツメバケイと始祖鳥はなにか深い関係があるのでは?と考えてしまいます。

始祖鳥そっくり、と思っていたので、ツメバケイと始祖鳥にただならぬ関係を抱いていたのですが、DNAを調べた結果、ツメバケイはカッコウに近縁なんだそうです。

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未来のダイオウイカ Part II レインボースクイド

■未来のダイオウイカ Part II レインボースクイド■
■Rainbow squid■


(繁殖期に色鮮やかに体色を変化させるレインボースクイド
フューチャー・イズ・ワイルド』より)

もうひとつのダイオウイカ

未来の陸生ダイオウイカ「メガスクイド」に続いて、今回はもうひとつの未来のダイオウイカ、「レインボースクイド」のほうを見ていきたいと思います。ダイオウイカが進化したわけではないので、単に「未来の巨大イカ」、といったほうが正しいかもしれません。

レインボースクイドもメガスクイドと同様、「the FUTURE is WILD」で紹介されている人類滅亡後の地球上でシミュレートされた「進化したイカ」の姿です。

メガスクイドは陸に上がった巨大イカであり、その姿に現世のイカの面影はほとんど残っていませんが、レインボースクイドは、現世のイカの面影を多分に残しています。

しかし形は似ているものの、大きさは現世最大のダイオウイカを軽く凌ぎます。


(巨大で扁平な腕もレインボースクイドの特徴です)

未来のクラーケン

レインボースクイドは外套長 (胴体の長さ) が20メートル、触腕を含む「腕の長さも体長と同じぐらい」と書かれていることから、腕を含めた全長はおよそ40メートル前後ということになります。

現世のイカの最大サイズはダイオウイカの18メートルというのがありますが、そのほとんどはダイオウイカの特徴である2本の触腕で稼いでいるもので、外套長の最大サイズは6メートル程です。

通常サイズのダイオウイカであれば外套長は2~2.5メートル前後ですから、レインボースクイドの外套長20メートルというのはおよそ8~10倍に当たります。

昔、北欧の船乗りたちが恐れた海の魔物「クラーケン」は巨大なイカやタコがその正体だったのではないか、と考えられていますが、レインボースクイドの大きさは間違いなくクラーケンとして通用するでしょう。「未来のダイオウイカ」であると共に、まさに「未来のクラーケン」ともいえるでしょう。


(「古代のダイオウイカ」として紹介した巨大直角貝)

~ 驚異的なカムフラージュ能力

大きさもさることながら、レインボースクイドの最も顕著な特徴はカムフラージュの能力に長けていることです。

原生では、ミミック・オクトパスがもっとも優れたカムフラージュ能力を持っている頭足類のひとつといえるかもしれません。タコでありながらヒラメやウミヘビの姿に擬態する能力はまさに芸術的です。

レインボースクイドも頭足類のカムフラージュ能力を究極的に進化させました。しかしその方法はミミック・オクトパスのような体の形を変化させるものではなく、現世のイカと同様、体色の変化のみを追求しました。

陸上のダイオウイカ、メガスクイドの寿命は特に本には記載されていませんでしたが、8トンにもなる体格から考えて決して短いものではないことは想像に難くありません。頭足類の宿命、1~2年という短命を克服したのは間違いありませんが、こちらレインボースクイドに関しては寿命も推測されています。なんと100年です。

短命なこと自体、種の存続・繁栄を考えた場合、決して悪いことではありません。短期間で繁殖可能な個体に成長しますから、高い繁殖率を維持することが出来ますし、何らかのアクシデントで数が減ってしまったときでも、あっという間に数を元に戻すことも可能です。

ただし、短命であることは脳の発達を促す上で不利である、というのも確かです。「長命=高い知性」ということは必ずしも成り立つわけではありませんが、少なくとも、「長命=知性を発達させるチャンスが広がる」ということはいえると思います。

そしてそのチャンスをまんまとうまく利用して究極的進化を遂げたのがレインボースクイドというわけです。


(発達した脳により高度の体色変化を可能にしました
フューチャー・イズ・ワイルド』より)

この格段に発達した脳により、これだけ大きな体をしているにもかかわらず、現世の頭足類でも真似の出来ない強力な体色変化能力を獲得しました。

魚の群れが泳いでいるように体色を変化させたり、捕食者から身を守るため水に同化したように見せたりすることも出来ます。

先祖は?

さて、「未来のダイオウイカ」として紹介してきたレインボースクイドですが、実はその姿を見る限り、およそダイオウイカ (ツツイカ類) らしくない形をしています。外套全体にヒレ (エンペラ) があり、ダイオウイカやコロッサル・スキッドなどのツツイカ類というよりは、むしろコウイカ類にその姿は似ています。

ツツイカ類でもアオリイカのような外套全体にヒレが広がってついたものもいますが、やはりツツイカの仲間としては例外といえます。ではレインボースクイドはコウイカ類が進化したものでしょうか?

コウイカ類にもコブシメなど大きいものがいますが、成長と共に外套内の船型の甲も成長させる必要があるため、寿命の短い頭足類にとって、ツツイカ類ほど簡単に大きくなることは出来ません。とはいえ、レインボースクイドの寿命が100年ということを考えると、コウイカ類を祖先に持つとしても、十分大きくなれる可能性はありますが。


(コウイカ類の外見的な特徴はなんといっても外套全体を覆うヒレ『エンペラ』です)

しかし腕を含めた全体的なイメージですと、やはりレインボースクイドはツツイカ類を先祖に持つような気がします。

レインボースクイドは平均的なダイオウイカの10倍程の外套長を有します。これほどの巨体で海を悠然と泳いで回るには、外套の先端部分にあるヒレ (イカのミミと呼ばれている部分) だけでは不十分だったのではないでしょうか?そのため、コウイカ類のように外套全体にヒレが広がっていったのかもしれません。

レインボースクイドが体色の変化一本に絞りカムフラージュ能力を究極的に進化させたことを考えると、この時代、体型の変化による擬態能力を究極的に変化させた頭足類 (おそらくタコ) もいるかもしれませんね。

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真・ジャイアント・ペンギン ~ アンスロポルニス・グランディス

■真・ジャイアント・ペンギン - アンスロポルニス■
■Giant penguin (Anthropornis grandis)■


(絶滅種アンスロポルニスと人間の対比図)

絶滅したジャンボ・ペンギン

以前にUMAのジャイアント・ペンギン (フロリダ・ジャイアント・ペンギン) を紹介しましたが、今回は本当のジャイアント・ペンギンを紹介したいと思います。題して「真・ジャイアント・ペンギン」です。

つーことは以前のは「偽・ジャイアント・ペンギン」なのか!?と鋭くつっこまれそうですが、そういうわけではなく、ま、今回はUMAは抜きにして話しましょう、というだけです。

UMAのフロリダ・ジャイアント・ペンギンはペンギンと名乗ってはいるものの 4.5~6メートル、体重3トンと、ペンギンとは到底信じがたい大きさを誇る恐ろしい生き物です。しかし、目撃情報や足跡も報告されており、決してわたしがねつ造したペンギンではありません。


(現世種最大のペンギン コウテイペンギン
皇帝ペンギン』より)

体長は人間並み

さてUMAのジャイアント・ペンギンの話はこれぐらいにして、真・ジャイアント・ペンギンを見ていこうかと思います。

今回紹介するのは絶滅した巨大ペンギン、アンスロポルニス・グランディス (Anthropornis grandis) です。

ペンギンというと小さいイメージがありますが、近くで見ると思いの外大きくてビックリするものです。現存するペンギンで一番大きいのは、もちろんコウテイペンギンで、体長は1.2~1.3メートル程、体重は50キロぐらいになります。


(コウテイペンギンと人間の対比図)

さすが現世最大のペンギンだけあって凄い大きさですが、絶滅種アンスロポルニスに至っては、小さく見積もってもコウテイペンギンよりは大きく、最大ではなんと1.7メートルにもなったと推測されています。

ちなみに史上2番目に大きかったペンギンはパキディプテス・ポンデロスス (Pachydyptes ponderosus) で、こちらも1.3メートルから最大で1.6メートルぐらいに見積もられており、コウテイペンギンより大きくなることは確実です。

アンスロポルニスは日本人の成人男性の平均身長ほどあるのですから、それだけで驚いてしまいますが、体重にいたってはアンスロポルニス、パキディプテス共に100キロ近くあったと推定されており、人類の平均体重を遙かに上回ります。


(パキディプテスの化石
『FOSSILS』より)

この2種の巨大ペンギンは過去においても特別大柄だったことは間違いありませんが、絶滅種のペンギンは概して現在のペンギンたちよりも大きかったことも事実で、1メートル以上もあるペンギンがたくさんいました。

現世で1メートル以上あるペンギンはコウテイペンギンのみで、2番目に大きいキングペンギンでさえ平均で1メートルに達しません。

現在知られている最古のペンギンの化石は6500万年前にさかのぼりますが、アンスロポルニスは今からおよそ4500万年前の始新世中期頃から漸新世のはじめにかけて栄えたペンギンです。

もちろんこの大きさですから、現世のペンギンと同様、既に飛ぶことは出来ませんでしたが、アンスロポルニスもパキディプテスも、現在のペンギンと比べて「飛べた頃の鳥の面影」を色濃く残しているそうです。


(かわいいコウテイペンギンのヒナたち
皇帝ペンギン』より)

こんな大きなペンギンを是非とも見たい!という人も多いと思いますが、現在、地球温暖化や環境破壊により現世のペンギン自体が非常に危機的状況に陥っています。

どこの水族館でも大抵見ることは出来ますし、「ペンギンが絶滅?」と、ピンと来ない人も多いかもしれません。しかし、このまま環境破壊が続くと、近い将来、ジャイアント・ペンギンどころか、現世のペンギンたちまで見ることが出来なくなってしまいます。

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未来のダイオウイカ メガスクイド

■未来のダイオウイカ メガスクイド
■Megasquid■



巨大な無脊椎動物

現在、背骨 (脊椎) を持たない生物、つまり無脊椎動物 (せきついどうぶつ) の中で一番大きくなるのは深海に生息するダイオウイカです。

コロッサル・スクイッド (or コロッサル・スキッド、ダイオウホウズキイカ) の方が (外套が) デカくなる、とも言われていますが、いずれにしろ頭足類が無脊椎動物の中で一番大きくなることは間違いありません。



恐竜が現れるよりもずっと前にも、やはり大型の頭足類が太古の海を席捲していました。オウムガイの祖先であるチョッカクガイの仲間です。原生のイカの外套 (胴体) に当たる部分はむき出しではなく、強固な円錐状の殻に覆われていました。

その大きさはすさまじく、最大級のエンドセラスの仲間では、殻の長さだけで5メートル (一説には10メートル) に達していたといわれています。

未来の頭足類

過去・現在、と無脊椎動物の王者として君臨してきた頭足類ですが、この先、未来はどうなっていくでしょうか?

人類の滅亡した地球上で、いったい生物たちはどのように進化していくのか?「the FUTURE is WILD (フューチャー・イズ・ワイルド)」では、未来の地球の環境をシミュレートし、原生の動物たちを元に、生物の進化を予想していきます。

5000万年後、1億年後、2億年後、と3段階の環境で生物の進化を見ていく「the FUTURE is WILD」ですが、無脊椎動物の王者、頭足類の究極的進化は2億年後の地球で見ることが出来ます。


フューチャー・イズ・ワイルド DVD-BOX

第二パンゲア大陸

それではまず、2億年後の地球の環境を簡単に見ていきましょう。

パンゲア大陸とはご存じでしょうか?現在では、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、オーストラリア大陸、南極大陸、と6つの大陸に分かれていますが、今からおよそ2億5千万年前、地球はひとつの大きな大陸だったと考えられています。

この地球上に唯一にして最大の大陸をパンゲア大陸 (Pangea) とよびます。パンゲア大陸は2億年程前に徐々に分裂し始め、現在のようにいくつかの大陸に分かれました。

しかし大陸は常に動き続けています。もちろん現在でも大陸は移動し続けていますが、あまりに遅すぎて実感することは出来ません。

そんなゆっくりとした大陸の動きでも、今から2億年という長い月日をかければ、その姿は大きく変貌します。現在から2億年程前にひとつの巨大な大陸が分裂し始めましたが、奇しくも現在から2億年後、大陸は再度一つになると考えられています。

この2億年後に完成する巨大大陸を「the FUTURE is WILD」では第二パンゲア大陸と呼んでいます。

第二パンゲア大陸に住む生物

今から2億年前のパンゲア大陸が完成した当時、地球上のほとんどの生物 (95%~98%) が死滅したといわれています。この不安定な気候は、未来の第二パンゲア大陸の完成時にも起きると考えられています。

「the FUTURE is WILD」では、このとき、地球上のあらゆる脊椎動物が絶滅すると推測します。そして脊椎動物のいない陸上に無脊椎動物類、特に頭足類 (イカ、タコ) が進出するであろうと考えました。

沼地に住み陸に上がることに初めて成功したタコの子孫「スワンパス (Swampus)」、2億年後に地球上最高の知性を持つに至ったイカ「スクイボン (Squibbon)」、など、いくつか登場する頭足類の中で「未来のダイオウイカ」といえるものが登場します。

それが「メガスクイド (Megasquid)」と外套長だけで20メートルもある「レインボースクイド (Rainbow squid)」 です。


(陸上に上がった巨大イカ メガスクイド)

今回はメガスクイドの方に注目してみます。

生物の進化を予想するのは極めて困難であり、「the FUTURE is WILD」の予想する未来の動物は、あくまでひとつの案として見るのがいいかと思います。

頭足類至上もっとも重い メガスクイド

メガスクイドは陸上生活に完全に適応した頭足類で、水中に潜ることはありません。生活の中心は湿地帯などではなく、青々とした草木が茂る森のまっただ中です。

その姿も、そして大きさもまるで哺乳類のゾウの姿にそっくりで、もはや水中にいた頃の面影はありません。


(「フューチャー・イズ・ワイルド」より)

水中のイカを見る限り、とても陸上で活動するのは無理そうなからだをしていますが、メガスクイドは陸上生活に適応するため、あの頼りない腕を自分の体を支える程まで丈夫に発達させました。

そして哺乳類と恐竜だけが持つ究極のプロポーションをも手に入れることに成功しました。つまり、脚 (イカなので腕ですが) が爬虫類のように左右にはみ出すことなく、体の真下から垂直に大地に伸びているのです。これにより、無脊椎動物でありながら、体重8トンという巨大な体になるまで進化しました。

太古の昔、ヤスデの仲間でありながら地上で3メートルの巨体に成長したアースロプレウラがいましたが、これが陸上で暮らした最大の無脊椎動物です。メガスクイドはアースロプレウラの大きさを遙かに凌ぎます。


(アースロプレウラ
BBC ウォーキング with モンスター~前恐竜時代 巨大生物の誕生より)

また、メガスクイドは陸上に上がっても脚の数を減らすことはなく、8本脚で陸上を闊歩します。これもまた巨大な体躯を支えるのには好都合といえるでしょう。

また、残り2本の触腕は象の鼻のような役割を担い、とても器用に動かすことが出来ます。水中で獲物を捕るのに重宝した伸縮性はそのままに、陸上でも餌をとるのに使います。

しかし水中にいた頃と大きく異なる点があります。水中にいたイカは完全な魚食性でしたが、森で暮らすメガスクイドの主食は木の実などの植物なのです。

メガスクイドの繁栄

現世のイカやタコなど頭足類は体が大きくなる割に非常に短命で、ほとんどの種類は1年未満~せいぜい2年ぐらいです (大型のタコで4~5年?ほど) 。あれだけ巨体になるダイオウイカでも通常は2年+α程度ではないか、といわれています。

しかし陸上に上がったイカの子孫、メガスクイドは、頭足類の宿命でもあり、また繁栄の原動力でもあった短命のライフサイクルを捨てたことは間違いありません。そのため、8トンもあるゾウのような姿に進化出来たのでしょう。

陸上では無敵であることから、繁殖できる年齢まで到達するののも時間がかかるでしょうし、一度に産む子供の数も1頭からせいぜい2、3頭ではないでしょうか。

あまりに陸上生活に特化しすぎているため、環境変化にも弱く、おそらく一度数を減らしてしまうとなかなか元に戻すことは出来ないことでしょう。

その王者の風格漂う姿とは裏腹に、繁栄出来る期間は意外に短かいかもしれません。

ともあれ、古代から原生と無脊椎動物の王者として君臨したイカの祖先は、2億年後にも究極的変化を遂げ、地上までも制覇するというのです。

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