■Congolese giant spider - J'ba FoFi■

~ 伝説の超巨大クモ ~
"1890年代、イギリス人宣教師、アーサー・サイムズは数人のポーターを引き連れウガンダのニアサ湖周辺をトレッキングしていた。
突如ポーター達は巨大な蜘蛛の巣に捕らわれた。瞬く間に巨大な蜘蛛が数匹現れたかと思うと、ポーター達に襲いかかり、咬みついて毒を注入した。
サイムズは拳銃で巨大蜘蛛たちを追い払ったが、襲われたポーター達の四肢は晴れ上がり、高熱を出して意識ももうろうとしていた。結局、ポーターたちは誰一人助からなかった"
モケーレ・ムベンベの故郷であり、UMA (未確認生物) が数多く目撃されるアフリカ大陸の中でも、その頻度が極めて高いコンゴ共和国。
この地には桁外れに大きい怪物蜘蛛が生息しているといいます。その名もチバ・フー・フィー (もしくはチバゥ・フー・フィー)。
冒頭のサイムズ達の話は、コンゴ共和国と地理的にも比較的近いウガンダ共和国での話ということもあり、遭遇した巨大グモはチバ・フー・フィーとの関連も示唆されています。
~ チバ・フー・フィー ~

まずは「チバ・フー・フィー」という名前。はずいぶん風変わりな名前ですが、これはバカ・ピグミー族 (Baka) の言語、馴染みのないバカ語のためで、その意味は「ジャイアント・スパイダー」とのこと。
チバ・フー・フィーを目撃した人々の証言から、この巨大グモの足を広げた大きさが4~5フィート (≒120~150センチ!) もあることが分かっています。
5フィート、つまり150センチです。チバ・フー・フィーに詳しいバカ・ピグミー族の平均身長ほどあるということになり、つまり自分たちの背丈ぐらいあるとの見解です。
チバ・フー・フィーはUMAとしては大変珍しく卵や幼生時代も分かっています。
卵はピーナッツのような形で、淡い黄色みがかった白色。幼生時代は全体としては黄色っぽく腹部のみ紫色、成長するに従って濃い茶色に変化し、体型は一般的なタランチュラをそのまま大きくしたようだとのこと。
大型のクモになると小鳥やネズミなど小型の脊椎動物さえ希に襲うことがありますが、基本は昆虫などの小さな生物です。が、チバ・フー・フィーはやはりスケールが大きく、鳥や小型のアンテロープなどを食べているとのこと。
でかいだけでなく、さらに猛毒を持っているとのことで人間だって殺すことが可能とのこと、なにせ150センチありますからね。8本の脚で押さえられて咬みつかれたらそりゃ終わりです。
~ チバ・フー・フィーの現実 ~
さて、今回はUMAなので厳しい現実から目を背けながら見ていきましょう。
タランチュラの体型をそのまま150センチのクモに当てはめると、おそらく脚を除いた体長でも70~80センチありそうです。
これはあまりに大きい。目を背けましょう。
取り敢えず、以前に紹介したでっかいので有名なタランチュラ、ゴライアスバードイーター (和名はルブロンオオツチグモのようですね) に登場してもらいましょう。あり得ないことですが、バードイーターのプロポーションを保ったままチバ・フー・フィーに当てはめてみます。
ゴライアスバードイーターの最大開脚長を30センチ、体重200グラムとして計算してみます。フィーちゃん (チバ・フー・フィー) はそれの5倍の体長なので、5の3乗倍で体重は125倍ということになります。25キロですね。
25キロを支える蜘蛛の巣を張れるはずもなく、そもそもこれだけ巨大なクモが蜘蛛の巣を張るとは思えません。冒頭のサイムズの話はチバ・フー・フィーではない、もしくは蜘蛛の巣と思ったのはなんか違うもんだったのでしょう。
さて、この25キロという体重、骨格を持たない節足動物としてかなり厳しい重さで、しかも水中生物ならまだしも陸上生物ということになると相当ヤバいです。皆さん一斉に目を背けましょう。
~ チバ・フー・フィーは存在する ~

以上のことは、チバ・フー・フィーが存在できないという意味ではなく、たぶん目撃証言がちょっと誇張されているだけと考えるのが無難な受け止め方です。
そもそも恐怖を感じたりするとその恐怖の対象は大きく感じたりするのは常ですし、後日談として人に話すときも誇張していいたくなるものです。なので、誇張されていると考えます。
開脚長5フィートではなく、3フィート (90センチ) ぐらいだとどうでしょう?クモとして1メートル、ギリギリUMAとしての体裁を保ちつつ、存在しても許してくれる限界ではないかと思います。

(ヤシガニ)
前述のゴライアスバードイーター最大サイズの3倍ですから、体重は27倍、5.4キロです。5キロオーバーでも陸上の節足動物としてはかなりの重さですがヤシガニなんかとどっこいどっこいで、これならいけるはずです。
ということで、「チバ・フー・フィーは1メートル前後もある巨大なクモ」というのが管理人の結論でございます。
~ チバ・フー・フィーの現在 ~

クモで開脚長1メートルあれば十分モンスターレベルですし、小さい、なんて残念がらないで下さい。
実際、現時点でバカ・ピグミー族以外でもっとも古い目撃証言は1938年のロイド家族のものですが、コンゴを訪れた際に車中から目撃した巨大なクモは3フィート近くあった、という心強い証言があります。
このUMAの存在を公表した未確認生物学者ウイリアム・ギボンズは現地調査の結果、以下のようなコメントを残しています。
"以前は驚くほどふつうに見受けられるクモだったようですが、森林伐採など深刻な環境破壊による影響でしょうか、現在で滅多に見られなくなってしまった存在のようです。この巨大蜘蛛が減少傾向にあるのは否定できませんが、絶滅してしまったわけではないと考えています"
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■シャンプレーン湖で謎の生物が撮影される、チャンプか?■
■Champ (Lake Champlain monster)■
(チャンプか?
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ シャンプレーン湖のチャンプ ~
アメリカのバーモント州、ニューヨーク州、そしてカナダのケベック州にまたがる巨大な淡水湖、シャンプレーン湖で未確認生物が動画撮影されました。
この湖には巨大な水棲獣、チャンプが生息しているといわれています。チャンプでしょうか?
その姿はスコットランドのネス湖で目撃されるUMA界のスーパーヒーロー、ネッシー風 (首長竜タイプ) だといわれていますが、巨大魚を彷彿させる目撃も少なくありません。
いずれにしても捕獲されていないため、その詳細は分かりませんから、「シャンプレーン湖に生息する巨大な未確認生物」とチャンプを定義してもいいかと思います。
それでは動画を見てみましょう。
~ オルセンさんの撮影 ~
(哺乳類の頭部っぽく見えますが、、、?)
撮影された日時は2009年5月31日、明け方の5:30頃だといい、朝日がとても綺麗です。
撮影したのはエリック・オルセン (Eric Olsen) さんという一般人の方で、手持ちの携帯電話で撮影したということです。
さて、まずこれがチャンプであるには、この撮影された場所がシャンプレーン湖であることが大前提です。
周りの景色も写っていますが、広い湖ですから本当にシャンプレーン湖かどうかは撮影された場所の近くに住む住民でもなければとても特定できそうにもありません。
ということで、取り敢えずシャンプレーン湖であると信じることにしましょう。
次にこの生物の大きさですが、体の一部分を除いて水中に没していますし、被写体までの距離も分かりませんから、もちろん正確な大きさは分かりません。
ただし、湖岸からそれほど遠くもないところで、この程度の大きさにしか見えないということを考えると、間違っても5メートル、10メートルといった伝えられるような巨大な生物ではありません。
が、大きさはあまり気にしなくて良いでしょう。どんな生物でも子供時代がありますから、巨大生物の子供と考えれば1メートルぐらいでも何ら不思議はありません。
それではこれが未知の水棲獣であるか考えてみましょう。
~ 流木、シカ、ヘラジカ? ~
(流木マジック、ラサ・リバーサーペント)
まず、レイク・モンスターの正体として常に気をつけないといけないのが流木などの漂流物の誤認、航跡を残し画面右側に向かって泳いでいると信じたいですが、残念ながら絶対に生物であるとは断言出来ません。
流木などは、浮き沈み、回転、またちょっと見る角度が変わっただけで、「まるで生物が動いているように錯覚」するためとても判断が難しく、撮影地点から離れていると尚更です。
正直なところ、動きがあまりにないため見れば見るほど流木っぽく見えてしまいます。
が、流木だとつまらないので、取り敢えず生物と考えていきましょう。
さて、クビは若干長いですが首長竜のような長さをしているわけではありません。首と胴体がつながって写っている部分がありますから、これは確実に判断できます。
あまり詳しくは分かりませんが、見た感じ、頭部が体に対してとても小さく感じます。また、解像度のせいかもしれませんが、頭部に目立った突起物、耳とか角も確認できません。
最初にこの動画を見たとき、生物であればシカやヘラジカの子供が泳いでいるだけだろう、というのが第一印象でしたが、どうでしょう?
陸生の哺乳類が水中に入ったとき、カワウソなどのように体全体を波打たせて泳ぐことは出来ないので、基本的に犬かき、頭部は水面に出しっぱなしになります。
この動画に写っている動物も頭部を出して犬かき泳法、かなりノロノロ泳いでいる印象です。
実際、シカやヘラジカが川や湖を泳いでいるのを撮影されることが多々あります。しかし、体に対する頭部の大きさ、耳や角が目立たない、ということを考慮すると、シカやヘラジカの可能性は低いように感じます。
~ 巨大スッポン? ~
それでは巨大なスッポンはどうでしょう?首を伸ばし甲羅を見せながらプカプカ泳いでいるとは考えられないでしょうか?
北米には生息していませんが、マルスッポンなどのように甲長1メートル超のスッポンは存在しますし、頭部と体の大きさの比率もスッポンであれば問題ないように感じます。
が、ふつう甲羅をここまで水面に出しっぱなしで泳ぐことはありませんし、首と頭部の形状からもスッポンの可能性は極めて低いといわざるを得ません。
~ 定番、カワウソ? ~
(レイク・モンスターに誤認されがちのカワウソ)
こういった場合、既知動物としてはカワウソが有力視されますが、カワウソでしょうか?(ビーバーは首が短いのでビーバーではないでしょう)
動きを見た限りではあまりカワウソっぽくは見えません。
しかし、前述したとおり、解像度が良くないことから耳の位置もよく分からず、そのため、耳があまり目立たないので頭部のシルエットはカワウソっぽく見えます。
カワウソは通常、体全体を波打たせて非常に優雅な泳ぎを披露しますが、頭だけ出してすいすい泳ぐ場合もありますからカワウソの可能性は考えられます。
あくまで個人的な見解で、流木でなく、かつ既知動物であるならカワウソの確率が高いかな、といったところで、シカやヘラジカ (の子供) の可能性も捨て切れませんし、もちろん未知の生物の可能性も有り得る、といっておきましょう。
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■亡霊が実在した?ダートムーアの怪物■
■Dartmoor Mystery Beast■
~ 地獄の猟犬、現る!? ~
~ 謎の生物、鷹匠ら数人が目撃! ~
イギリスのダートムーアで、毛むくじゃらの不思議な生物が写真に納められました。
プロの鷹匠 (たかしょう)、 マーティン・ホイットリー (Martin Whitley) さんが、アメリカの観光客たち相手に鷹を飛ばしている最中のこと、かれらの200メートルほど前方に怪物は現れました。
この怪物の写真撮影をしたのは、その客の一人だったといいます。マーティンさんは回想します。
「その生物は黒と灰色の毛で、体長はちょうどミニチュアポニーぐらいだったと思います。がっちりした肩で、しっぽはとても長太く、先端は尖っていませんでした。耳は丸っこい小さなものでした。
動きは猫科の動物を彷彿させるものでした。わたしは常にこの仕事を犬と共にしているのですが、あれは明らかに犬科の動物ではありません。
10年ほど前、コリーぐらいある真っ黒い猫に遭遇した経験もあるんですけど、それとも違います。こちらのほうが大きいんですよ」
(遠足に来ている小学生が右上に見えます。)
~ ダートムーア近郊の伝説 ~
この写真がマスコミで公開されると、ダートムーアに古くから伝わる伝説がクローズアップされるようになります。
「地獄の猟犬 (ハウンド・オブ・ヘル)」といわれる犬の群れに関する伝説です。
これは、リチャード・キャベル (Richard Cabell) という有能なハンターが、自らの魂を悪魔に売り渡したことに端を発すると言います。
1677年7月5日、リチャード・キャベルが死ぬと、ギラギラした赤い目をした犬の群れが彼の墓に向かって走って来るというのです。
その犬たちは実在する犬ではなく、亡霊であり、一説に寄れば、、リチャード・キャベルの魂を地獄へ連れ帰るため、毎年、彼の命日になると現れるといいます。
これこそ、撮影された「ダートムーアの怪物」の正体ではないか?噂はエスカレートの様相を見せます。
しかし、撮影された時期はキャベルの命日まで少し間があり、それまでヒマなのでピクニックでもしていたのでしょうか。
やはり実在する生物を亡霊伝説と結びつけるにはちょっと無理があるようです。
~ 正体は? ~
(イギリス全土で目撃が相次ぐミステリー・キャット、ABC)
1枚の未確認動物の写真、運良く (運悪く?)、被写体までの距離も遠く、拡大してもこの動物が何であるのか特定できません。
未確認の犬科の動物?それとも山猫?熊?
鷹匠のマーティン・ホイットリーさんの証言では、猫科を彷彿させる動きだった、というのが大変興味深いです。
ミニチュア・ポニーほどの大きさもある猫科の動物なんていうと、ライオンやトラなどの猛獣レベルです。
しかし姿を見るとそういった既知の猫科の猛獣には見えません。イギリスでは謎の猫科UMA、ABC (Alien Big Cat) が報告されていますが、それとも異なります。
やや地味ではありますが、めでたく (?) 新たなUMAの誕生です。その名もダートムーア・ビースト (ダートムーアの怪物)、ABCにあやかってDMB (Dartmoor Mystery Beast) とでも呼びましょう、、、ん?プルルルル・・・
、、、とそこにDMBの記事を新聞で読んだ読者の方から一本の電話が入ります。
連絡を入れた人物の名はルシンダ・リード (Lucinda Reid) さん、ダートムーアの怪物が撮影された近郊に住んでいるとのことです。
この生物になにか思い当たることでもあるのでしょうか?それとも生物学者でしょうか?
「あの写真の撮影された場所から10分ほどのところに住んでるものなんですけど、あの写真に写っている "ダートムーアの怪物" って、うちで飼ってるオス犬のトロイに間違いないわ
トロイはよくあそこに行って遊んでるの。とても大きな犬だから、初めて見る人、特に遠目でトロイを見た人なんか、誰も犬だって気付かないのよ」
(ダートムーアの怪物の正体、飼い犬のトロイ君 超かわいい
犬種はニューファンドランド ということ(姫さん情報))
亡霊伝説まで飛び出した今回の大騒動は思いもかけない結末となりました、トロイ君がひとりで散歩してただけだったんです。
思わぬ大騒動を巻き起こしたトロイの飼い主、ルシンダさんは、この話を気の利いた言葉で締めくくっています。
「トロイの兄弟が隣町のボドミンに住んでるの。彼はさしずめ "ボドミンの怪物" といったところね」
<参考サイト>
● Fortean Times
● Mail Online
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■リザードマン 2008 (トカゲ男 Part2)■
■South Carolina Lizard Man 2008■
~ トカゲ男 ~
トカゲ男 (リザードマン, Lizard man) と呼ばれるUMAがいます。
古い目撃であればあるほど、突拍子のないUMAが多くなる傾向があります。
古いものは、目撃者や目撃者の証言も曖昧になってきますし、人づてに話も大げさに伝えられたり、歪曲されたりしますから、それも仕方のないことです。
そんな中で、リザードマンは比較的新しいUMAです。
はじめて目撃されたのが1988年という、つい最近であり、目撃者もはっきりしています。にもかかわらず、都市伝説じみたトカゲと人間のハイブリッド的な姿をしており、大いに不思議です。
はじめて目撃されたのは、1988年、アメリカのサウスカロライナで、目撃した人物は当時17歳の少年、クリストファー・デイビスでした。
当時は新聞にも取り上げられるほどの大盛況で、デイビスに目撃されてまもなくの間は、何度か目撃が続きました。
しかし、人々が正気を取り戻したのかどうか分かりませんが、その後はぱったり目撃情報も絶えてしまい、リザードマンも都市伝説の仲間入りか、、、という状況になっていました。
ところが、意外や意外、2005年、そしてデイビスの目撃からきっかり20年後の2008年と、またもリザードマンが姿を現し始めました。
~ リザードマン 2008 ~
2008年2月サウスカロライナのビショップヴィル (Bishopville) に住むボブとディクシーのローソン (Bob & Dixie Rawson) 夫妻は、自宅のライトバンの前部がぐちゃぐちゃになっているのに気付きました。
(ボブ・ローソン)
傷は、なにかが咬んだような跡であり穴もたくさん空いていました。さらに車には血痕も残されていました。
さらに、この事件を境に、夫妻が飼っている猫の6匹も行方が分からなくなってしまいました。
いつも猫が寝ている段ボールにはタオルが敷かれていましたが、そのタオルもぼろぼろにされていました。
自宅脇にはウシとコヨーテの死骸も発見されました。
この無惨なライトバンを見た妻のディクシーは、すぐさま20年前に起きたリザードマン事件を思い出したといいます。
(車の前面はボロボロです)
(車に空けられた穴)
~ 血液検査とコヨーテ説 ~
残された血液から犯人を割り出そうと、血液サンプルはDNR (Department of Natural Resources, 天然資源省) の元に送られましたが、残念なことに採取された血液は不純物が混入していたため、検査することが出来ませんでした。
しかし、DNRは、壊されたライトバンの傷跡から、ライトバンを壊したのはおそらくコヨーテのような生物ではないか発表しました。
ディクシーは「車をぼろぼろにしたのがコヨーテだっていうなら、ウシとコヨーテは誰が殺したのよ!」と憤慨気味です。
(この年齢でトカゲ男説を主張する妻、ディクシー)
一方、被害届を受けた地元の保安官メルヴィンは、まるっきりリザードマンを信用しておらず、こうコメントしています。
「みんなわたしに会うとこういうんです。"保安官、あの車の傷を見ました?あれはきっとリザードマンの仕業ですよ"って。
わたしは住民に注意を勧告するつもりはありません。あれはコヨーテの仕業です。コヨーテがやって、そのコヨーテはもう死んでいますから」
(明らかにトカゲ男をバカにしているメルヴィン保安官)
コヨーテがさんざん暴れて、力尽きてその場で死んでいたとしたら、自作自演のまったくマヌケな話です。
今回の事件、誰もその姿を目撃しておらず、リザードマン説を主張するのも無理がありますが、逆に今回の事件から、住民たちにずいぶん浸透しており、かなり人気のあるUMAであることも分かります。
都市伝説に落ちぶれるどころか、今後も期待できるヒューマノイド系UMAといえるでしょう。
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■真・ツチノコ■
■Tzuchinoko■
(ツチノコと姿の似ているアオジタトカゲの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ 世界で通用する "Tzuchinoko" ~
以前に書いたツチノコの記事が、Part 13まで書いても終わらない冗長なものだったので、装い新たに再登場です。
ツチノコは日本を代表するUMAであると同時に、池田湖の イッシー (Issie) と並び、海外でも "Tzuchinoko" として紹介されている、「世界でもっとも有名な日本のUMA」のひとつです。
ただし、日本だけでなく、韓国やパプア・ニューギニアにも棲息、と記載されているものもあります。
体長は50~100センチ程度、三角形の頭部と体の境目にくびれがあり、「ビール瓶」のような体型をしているのが特徴です。
その姿から、おそらくは未発見の蛇と考えられていますが、トカゲを含む爬虫類の仲間、と考えるのが無難なようです。
~ ツチノコの生態 ~
目撃談の数も群を抜いており、まとめると以下のような特徴が伝えられています。
●毒があるものと無毒のものがある
●尾を基点に垂直に立ち上がることが出来る
●群れをつくらず単独行動する
●ウロコは小さい種と大きな種がある
●美味である
●イビキをかく
●まぶたがある
●鳴き声を上げる
●通常で2メートル、最大3メートルもジャンプする
●シャクトリムシのように体を波打たせて前進する
●弾むようにジャンプしながら前進する
●上下にも左右にも体を曲げず、滑るように前進する
●狭い場所を通る場合には体を細長くし通り抜ける
●傾斜がある場合には、尾を口でくわえ輪になって転がり降りる
前進する方法がいくつもあり、とてもひとつの種がこれだけの方法を使い分けるとは考えにくく、「もし本当にツチノコが存在するとすれば」、亜種を含むいくつかの種類が存在していることを示唆します。
美味である、という項目が気になった人もいるかと思いますが、もちろん食べた人がいるということです。信憑性には著しく欠けるものですが。
(アオジタトカゲの動画2
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ 捕獲されるツチノコ ~
さて、UMAの中でこれほど目撃されたり、捕獲されたりしているものはちょっと他にないでしょう。
しかし捕獲された「ツチノコ」を調べてみると、そのほとんどはヤマカガシであったり、また伝えられるツチノコとは似てもにつかない代物だったりします。
残念ながら捕獲されたり、写真に撮られた「本物のツチノコ」は現時点では存在しません。
~ ツチノコと誤認される生物 ~
体が比較的小さく、また現生に既知生物とかけ離れたプロポーションをしているわけでもないため、誤認される可能性が極めて高いUMAです。
今まで捕獲されたツチノコの例ではヤマカガシだったことが多く、妊娠中で体が寸胴になったメスの蛇や獲物を丸飲みした直後のヘビ、奇形の蛇などがその正体ではないかといわれています。
他にも、体型的に寸胴なヒメハブ、毒を持つといったことやジャンプなどの目撃情報ではマムシなども誤認の有力候補です。
これら蛇に加え、近年、ペットによる外来種の持ち込みから、アオジタトカゲやマツカサトカゲもかなり有力です。
両トカゲとも四肢がありますが、体に対して非常に小さく、草むらなどで目撃した場合、足が隠れてしまい「まさにツチノコそのもの」です。
足が小さくあまり目立たないものの動きは敏捷で、知らない人が見れば奇妙なヘビ=ツチノコと誤認すること請け合いです。
(まさにツチノコ?草むらを移動するアオジタトカゲの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
2~3メートルジャンプするといわれるツチノコに対し、これらのトカゲにそのような能力はないため、トカゲではない、との反論があります。
しかし、ツチノコの諸特徴はいくつか蛇やトカゲのものが複合されていると考えるのは自然であり、必ずしもそのすべての特徴を有しているとは言い切れません。
たとえばツチノコの特徴のひとつである「まぶたがある (瞬きをする)」というのは、ヘビの特徴ではなく、トカゲの特徴 (一部のトカゲを除く) です。
この特徴 (まぶたがある) を有していないものはツチノコではないというのであれば「ツチノコはトカゲである」と断定せざるを得ませんが、そんなことはないでしょう。
なお、大きさや体型などから日本の天然記念物、オオサンショウウオも誤認の候補として挙げられますが、両生類という性質上、あまりないものと思われます。
(マツカサトカゲの動画
どちらが頭部か分からないような不思議な姿
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ 実在する可能性は? ~
このように「非常に目撃談が多い」=「既知生物の誤認」ということが考えられ、上に挙げたようなツチノコの特徴は再検討する必要があるかもしれません。
しかし、シャクトリムシのようにはいずり回る、というのは極めてユニークな特徴であり、すべてがすべて既知生物の誤認とはいえず、また体も比較的小さいことから、実在する可能性もあるといえるでしょう。
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■ キャット・ヘッド・スネーク
■ 巨大!!ツチノコヒル
(関連 - 日本のUMA)
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■ 池田湖のイッシー
■ 京都のイノゴン
■ カイコモグラ
■ カッパ
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■ 摩周湖の巨大ザリガニ
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■ 山形村のガタゴン
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■タスマニア・タイガーは絶滅していない?■
■Thylacine was not extinct?■
(タスマニア・タイガーかも?動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ タスマニア・タイガーの動画 ~
タスマニア・タイガーかも?といわれている動画です。草むらに体の半分以上が隠れているため、はっきりとその姿が分かりません。
シルエットは比較的似ていますが、トレードマークの背中の縞模様は確認できず、野犬の可能性が高いかもしれません。
~ 相次ぐ目撃情報 ~
(本物のタスマニアタイガーの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
タスマニア・タイガーは1933年に絶滅したと考えられています。自然にいるすべてのタスマニア・タイガーを把握していたわけではありませんから、人間に目撃されなかっただけで、絶滅したのはもう少し後だったかもしれません。
人間によって意図的に絶滅させられたタスマニア・タイガーですが (タスマニアタイガーの記事参照)、勝手なもので、いなくなると今度は見たくなる、というのが人間です。
実際、絶滅宣言から現在に至るまで、ほぼ毎年のようにタスマニア・タイガーの目撃情報が続いています。果たしてその可能性はあるでしょうか?
~ 有力な目撃情報 ~
絶滅したと考えられてからすでに70年以上が経過しています。目撃情報は毎年のようにあっても、残念ながらそのほとんどは取るに足らない目撃情報で、信憑性は決して高いものではありません。
そんな中、もっとも信頼できる情報の一つに、2人の漁師によって目撃された話があります。
2人の漁師は砂浜でキャンプをしていました。ぐっすりと眠っていた2人ですが、真夜中に奇妙なうなり声を聞いて目を覚ましました。
(鳴き声や大きな口は怖いですが、見かけはウォンバット
のようにコロコロしてかわいいタスマニアデビル)
その声の主を確かめようと、2人はうなり声のする方に近づいて行きました。するとどうでしょう、彼らのえさ入れバケツの魚を、「なにか」が食べていたのです。
頭にきた漁師たちは、近くにあった木の束でその動物を殴り殺しました。彼らはそれで満足すると、そのまま寝床に戻りました。
朝になって、彼らは夜中の「事件現場」に行ってみました。するとそこには今まで見たこともない生き物の死体が転がっていたのです。おそらくこれはタスマニア・タイガーではないか?と彼らは考えました。
漁に出かける前に彼らはその奇妙な死体の上に、木や鉄板を乗せて盗まれないようしました。しかし、漁から戻ってくるとその奇妙な死体の姿はありませんでした。
(参考文献:「CARNIVOROUS Nights - On the TRAIL of the TASMANIAN TIGER」 Margaret Mittelbach and Michael Crewdoson 著 - このサイトにタスマニアオオザリガニの画像を貸してくれたクルードソンさんの本です (HP: Carnivorous Nights)。残念ながら和訳本は出ていませんが、Amazonとかで買えるので興味のある方はどうぞ。おもしろいですよ)
~ サンプルの調査 ~
こういった話はよく聞きます。見つけたけど、死体はなくなった、盗まれた、棄てた、などといったものです。目撃者の証言を信じる以外に、証拠は全くないパターンです。
が、このときは違いました。ウソを言っているのだろう、と思われるのがいやだったので、彼らは死体があった場所から、落ちていた毛と血液を集め、動物学者のエリック・ガイラー (Eric Guiler) にサンプルとして調査を依頼したのです。
エリックは動物学者にして、特にタスマニア・タイガー研究の専門家でした。サンプルを調査した結果、彼はその生物が決してタスマニア・デビルのものではなく、タスマニア・タイガーの可能性が極めて高い、と結論づけました。
この報告を受け、謎の生物が撲殺された付近一帯を調査されましたが、残念ながらタスマニア・タイガーは発見されませんでした。
~ 生き延びているか? ~
この事件は1961年のことです。今から40年以上も前の話ではありますが、タスマニア・タイガーの絶滅 (と考えられていた時期) から30年ほど経過しているのも事実です。
タスマニア・タイガーの寿命は分かりませんが、一回り小柄なタスマニア・デビルは野生状態で5年程度の寿命 (飼育下で8年程度) と考えられていることから、タスマニア・タイガーの寿命もせいぜい十数年ではないでしょうか?
(デビル癌で個体数が激減しているタスマニアデビル
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
そうしますと、この1961年に撲殺された生物がタスマニア・タイガーだったとすると、絶滅宣言から2、3回、代を重ねたことになります。少なくとも当時は、繁殖できる頭数が生き延びていたことになります。
それから40年以上も経過している現在、タスマニア・タイガーが生き延びている可能性はあるでしょうか?有力な目撃情報がないことから、その可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
クローンテクノロジーでタスマニア・タイガーを復活させる計画も進められていますが、万一成功したにしても、それは決して純粋なタスマニア・タイガーではありません。
タスマニア・タイガーが自然界で生き延びていたら、そんな素晴らしいことはありません。
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■利根川で巨大生物が目撃される■
■River Tone monster■
~ 利根川で巨大魚が目撃される!! ~
(こんな巨大魚が利根川に!?)
~ 3メートルの淡水魚 ~
日本で有名な巨大魚系UMAといえば、山形県は大鳥池のタキタロウ、それに新潟県は高浪の池のナミタロウ、いずれも捕獲には至っていないものの、抜群の人気・知名度を誇ります。
この2大トップスターに割って入ろうと、利根川の巨大魚の噂が舞い込んできました。
この巨大生物を目撃、情報を送ってくれたのはとっきいさんです。とっきいさん、どうもありがとうございます。
目撃したのは今から7~8年ほど前ということですから、2000年前後のことかと思います。
(最大3メートルに成長するなどといわれる巨大鯉パーカーホ
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ とっきいさんの話 ~
場所は利根川の河口 (銚子) から30キロほど上流に遡 (さかのぼ) った神栖市 (かみすし) です。
とっきいさんは利根川でバス釣りを楽しんでいました。岸から30~40メートルぐらいの地点には釣り人を乗せたボートが舳先 (へさき) を上流に向けて浮かんでいるのが見えました。
すると、そのボートの後方にラグビーボール大の黒っぽい物体が浮かび、水に没したかと思うと、続いて体らしき部分 (おそらく背中) が水面に浮かびました。水面から出ている部分だけで優に1メートルを超えていました。
おそらく最初に見えたラグビーボール大の物体は巨大魚の頭部、続いて見えた部分は背中の一部と推測されます。
その「怪物」はからだを左右に揺らしながら、ボートに向かって (上流に向かって) ゆっくりと近づいていきました。逆光気味で色ははっきりとは確認出来なかったものの、おそらく黒みを帯びたグレーをしていました。
(アマゾンの巨大ナマズ ピライーバ
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
背ビレらしき突起状のものも確認出来ましたが、それは決して大きくなかったといいます。水面から見えている「背中」の後方には、尾ビレらしき部分も確認出来ました。
頭部、背中、そして尾ビレらしき部分が見え隠れしながらボートに近づいていくその怪物の全長は、驚くべきことに、3メートルかそれ以上の可能性があったといいます。
魚は大きくなると顕著に体高・体幅の比率が高くなってくる (ずんぐりしてくる) ため、日頃あまり魚を目にしない人は実際よりも大きく錯覚してしまう傾向があります。
公園の池にいるコイなど、まるまると太っており1メートルぐらいあると思っている人も多いですが、実際はその半分程度、せいぜい50~60センチぐらいです。
しかし、とっきいさんは釣りのベテランであり、そういった心配は必要ありません。また、運良く大きさを比較出来る対象物 (ボート) が近くにあったのも心強いです。「それ」がなにであれ、大きさはかなり正確に捉えていると考えられるでしょう。
釣りに夢中になっているボートの人たちは後方から迫る生物にまったく気付いている様子はありませんでした。あまりに大きな生物のため、怪物によってボートがひっくり返されるのでは?と、とっきいさんは心配になったほどだそうです。
その怪物はボートの近くにくるとしばらくボートの周りを泳いだかと思うと、水に没し、二度とその姿を見せることはありませんでした。
(巨大コイの動画
※ 画像をクリックするとYouTubeに飛びます)
~ 正体は? ~
さて、この巨大な生物はいったいなんでしょう?
利根川の巨大魚といえば、アオウオなんかが有名です。体長は1メートル以上になり、最大で1.6~1.8メートルぐらいに成長するといわれています。
しかしアオウオといえども3メートルとは現実離れした大きさです。「原色日本淡水魚類図鑑」によれば、生まれて7年間は1年で約10センチずつとハイペースで成長し、その後、成長するスピードは落ちていくようです。
1.6~1.8メートルサイズの巨大なアオウオが実際釣れていますが、そこら辺がアオウオの限界っぽく、2メート以上に成長するかはちょっと分かりません。
(ヨーロッパオオナマズ (ウェルズ・キャットフィッシュ))
アオウオがもし2メートル以上に育つにしても、上記のようなスピードで成長するとすれば、最低でも20年、実際は25年、30年以上といった恐ろしく長い期間を必要とします。
その他にも、巨大ウナギ、巨大ナマズ、アザラシなどの鰭脚類 (ききゃくるい)、川に捨てられた外来魚 (アリゲーターガー、ピラルク等) が奇跡的に利根川に定着したもの、などなどが考えられますが、こちらについてはまたの機会ということで。
UMAにはニックネームが必須ですので、灰色の背中をした怪魚ということから、当サイトでは仮にグレーバックと呼ぶことにします。
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■ダルバートン湖の獣人■
■Lake Dulverton monster■
(「APE2003」より お勧め出来ない映画でした)
~タスマニアの獣人~
今日はふつうのUMAを紹介します。
以前に、タスマニア島のダルバートン湖に生息する水棲獣を紹介しましたが、今回はダルバートン湖で目撃された獣人を紹介したいと思います。
ご存じの通り、オーストラリアやタスマニア島には固有の珍しい動物がたくさん生息しています。とはいえ、タスマニア島の面積は北海道程度 (8割) しかないことを考えると、水棲獣に加えて獣人の目撃があったのは驚くべき事です。島は小さくても侮れません。
(タスマニア島)
意外にも一度ならず、何度も目撃されているダルバートン湖の獣人ですが、そのひとつの1983年の目撃情報によれば、獣人は毛深く、体長は2.5メートル、人間とサルのハイブリッド的な姿だったということです。
ま、獣人としてはさして特徴がなく、タスマニア版ビッグフットと考えても良さそうです。
で、このときの目撃者、ステラ・ドナヒュー (Stella Donohue) さんによれば、この獣人は岸から18メートルも湖に入ったところで立ちつくしていたといいます。これは非常に気になります。
岸から18メートルも入ったところがそんなに浅いものでしょうか?南国の遠浅の海のようです。ダルバートン湖の深度がどうなっているかよく分かりませんから、ま、これはこれでいいとします。
~ダルバートン湖の獣人の正体は?~
さて、ダルバートン湖の獣人の正体は一体なんでしょうか?現実的に一番ありそうなところでは、動物園から逃げたゴリラやオラウータンが水浴びしていたところを目撃された、というのが考えられます。
いずれも体長が2.5メートルなんてありませんが、自然界でゴリラに遭ったら怖くて2.5メートル、3メートルと証言しても何ら不思議ではありません。ステラさんは女性ですし、恐がりだったらよけいに大きく見える可能性もあります。
が、動物園から脱走していたらそれだけで大騒ぎになりますし、おそらくその線はないでしょう。密輸したゴリラやオラウータンという説も考えられますが、いずれにしろ大騒ぎになることは間違いありませんし、しかもこの説にはロマンの欠片もありませんから却下します。
では何かといいますと、やはりオーストラリア大陸に近接しているタスマニア島ということを考えれば、ヨーウィが筆頭格に挙げられるでしょう。
(同じく「APE2003」より)
ヨーウィを知らない方もいると思いますので、簡単に説明しますと、ヨーウィはオーストラリアで目撃される獣人で、オーストラリア版ビッグフット、もしくはオーストラリア版雪男(イエティ)といった方が分かりやすいかもしれません。
ヨーウィは、ハイイロカンガルーの誤認したものでは?ともいわれていますが、おもしろ度から当店では、メガントロプス説を推奨しております。
メガントロプスは、いわゆる化石人類、つまり絶滅した人類の祖先で、現代人よりも遙かに大きかったと推測されています。メガントロプスの化石は、実はオーストラリアでは見つかっていません。
メガントロプスの化石が出土するのはジャワ島です。じゃ、無理じゃん、って思いますが、氷河期に氷の張った海をはるばるやってきたとかもしれないじゃないですか、的にUMA本では、ゆるーく考えられています。当店でもこの考えを推奨します。
で、メガントロプスは100万年程前に生息しており、タスマニア島がオーストラリア大陸から分離したのは、つい最近の2万年程前ということを考えれば、オーストラリアにヨーウィ (メガントロプス) が実在するのであれば、タスマニア版ヨーウィ (ダルバートンこの獣人) がいてもいいというわけなんです。
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