■足のあるサメ■
■Shark with webbed feet■
〜 水かき状の足を持つサメ 〜
これもブログお休み中のネタです。赤兜さんのサイトで知りました。
海外のサイトでは「水かきのある足の生えたサメ」と題されていますが、なるほど、まるでカエルの足のように見えます。
このサメの発見の経緯はこうです。
マレーシアのペナン島に住むメアリー・ローイ (or ロイ, Mary Looi) さんが、漁師から体長1メートル、体重1.7キロほどのサメを譲ってもらいました。
「魚 (サメ) をもらった次の日、調理をしようとしたまさにそのときでした、魚の腹部に水かき状の2本の突起に気付いたんです」
「旦那に相談すると、中国の言い伝えで奇妙な魚を食べると災いや不幸をもたらす、なんていうもんだから、調理する気がなくなってしまったんですよ」
「そこで、すぐさま漁師のもとに魚を返しに行きました。すると彼は魚を海に捨ててしまいました」
〜 足じゃない!? 〜
(タナバタウオ?前足みたいなヒレがかわいい)
というわけで、祟りを恐れて足のあるサメの現物は海の藻屑と消えてしまいました。しかし、投棄される前に、写真に撮られていたのは幸いといえます。
さて、この足のような器官ですが、以前に足のあるイルカが見つかりましたが、それとはまったく異なります。
イルカやクジラのように、陸に上がった四肢動物が再度水中に適応した場合、四肢は退化していますが、足の生えたイルカの足は、退化した足が先祖返りしたものです。
では、このサメは、これから陸へ上がる準備でもしているのでしょうか?ふつう、足に進化するのはヒレのはずですが、このサメの足の両側には立派な腹びれがついています。
ということは、この足は腹びれが進化したものではないようです。いったいなんでしょう?
この足の生えている位置はサメの腹びれのすぐ内側であることから、これは足ではなく交接器 (交尾器) であることが分かります (鮫やエイの交接器は2つあります)。
つまりこれはオスのサメというわけで、人間だったらモザイクを入れないといけません。
通常、交尾器は先端が先細りになっており足のようには見えませんが、交尾時には抜けないよう、メスの体内で先端が広がり、鈎状突起で引っかけます。このサメの交尾器は、交尾時の先端が広がった状態で発見されたため、足のように見えているものと思われます。
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■中国で巨大人食いナマズ、捕まる■
■Chinese man-eating catfish■
(2.5メートル、110キロのウェルズ)
〜 巨大ナマズ 〜
これもちょっと古いネタですが、中国系の生物ネタなので、連発します。
日本の在来種では、ビワコオオナマズがもっとも大きくなりますが、海外の巨大ナマズと比べると、若干見劣りする (あくまで大きさの話) のは否めません。
ウェルズ・キャットフィッシュ (ヨーロッパオオナマズ) には、「殺し屋クノ」と呼ばれる、伝説の人食いナマズの噂があります。
最大体長5メートルなどといわれており、それが本当であれば、物理的に人間を飲み込むことも可能でしょう。
実際のところ、そんな大きな個体は公式的には存在せず、最大クラスでも3メートルにも届きません。とはいえ、日本では考えられないほどの大きさに成長するため、人食い伝説が生まれてもいっこうに不思議ではありません。
そんな中、中国にも人食いナマズの噂があったようです。
〜 巨大人食いナマズ捕獲 〜
なんでも中国のHuaduにある貯水池では、毎年幾人かの人が溺れ死んでいるというのですが、それの原因が究明できず今日まで続いてきたというのです。
しかし、その原因がついに分かりました。巨大人食いナマズによる犯行だったのです。
人食いナマズの体長は3メートル、腹を裂いたところ人体の一部も発見されたということです。
で、これがHuaduの人々を恐怖のどん底に陥れていた巨大人食いナマズの写真です。
って、ジンベエザメじゃん!!!
ナマズに見えなくもない体型はしておりますが。
(間違いなくジンベエザメです)
〜 ジンベエザメ 〜
ジンベエザメはご存じの通り外洋性の巨大なサメで、魚類で最も大きく成長します。
最大で10メートルを超す巨体に成長しますから、この捕獲されたジンベエザメはまだまだ小さい方です。
からだが大きいので一見怖いですが、プランクトン食ですから人を襲うことはありません。襲いたくても口中には小さな歯しかありませんし、人間のような大きなものを飲み込むことも出来ません。
というわけで、ナマズでもなければ人も食べないジンベエザメを、むちゃくちゃな内容で報道しています。というか、これもおそらくジョークだとは思うのですが、、、
なお、外洋性のサメなので川にいるはずはありませんが、なんかの拍子に汽水域や淡水に迷い込んでしまうこともあるので (「川に紛れ込んだ謎の巨大魚」参照)、淡水で捕獲されたということ自体は本当かもしれません。
(こんなところにも)
(なんとジンベエザメが!)
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■新種?鼻が豚で体が狐 ブタキツネ■
■New species?■
(レコードチャイナさんより)
〜 UMAか? 〜
ブログをお休みしていたので、お休み中の時事ネタをいくつか紹介しようかと思います。このネタは無視しようとしていたんですが、これのネタでうちのサイトにアクセスしている人が多かったので一応取り上げてみます。
この動物は Record China で取り上げられた「未確認生物」で、「口はブタ、目はウサギ、体はキツネ」の「怪物」ということになっています。
新種でしょうか?こんな大きな生物が未発見だったとは、さすが国土の広い中国、、、と、いいたいところですが、動物園で7年間も飼育されているものだそうです。
記事を一部引用させてもらうと
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宜春市動物園の片隅で飼育されている謎の動物は、今から7年前に地元農民が捕獲し、同市林業局野生動物保護ステーションに届けたもの。同局の専門家にはこの動物が一体何であるか識別できなかったため、同省林業局の専門家に鑑定を依頼。そこでも正体がわからず、この動物の映像を国家林業局に送ったのだが、正体は不明との返事が。
(レコードチャイナさんより)
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というわけで、謎の生物、いわゆるUMA (未確認生物) ということになります。
〜 どっかで見たことがあるような 〜
(レコードチャイナさんより)
しかし、どうもそれほど神秘的な感じがしません。どっかで見たことのある動物のような気がします。
体毛は黄色みがかっていますが、ほとんど白といっても問題なく、また、目は赤い色をしています。白い体毛と赤い目、つまりこの動物はアルビノに間違いありません。
このことから、本来はこのような毛色、目の色をしていない動物ということになります。
この「豚の鼻に似ている」というのは、真正面から見ていることと色による錯覚で、豚の鼻とはあまり似ていません。
たいていの動物の鼻先は黒っぽかったり、鼻と他の部位の境界線がはっきりしていなかったりしてそれほど目立ちませんが、アルビノのために普段目がいかない鼻が目立つせいだと思われます。
で、実際、横から見ても鼻がそれほど大きくないのが分かります。
(野生のジャコウネコ)
シルエットから判断して、これはジャコウネコの仲間と思われ、ジャコウネコの何の種かは分かりませんが、中国という土地柄を考慮するとハクビシンの可能性が高いと思われます。つまり、これはおそらくハクビシンのアルビノです。
動物園の関係者、動物の専門家などを含め誰も特定できない、というもろもろの話はおそらくジョークでしょう。
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■直径20センチの巨大ミミズ 〜 ミニョ太郎■
■Unidentified giant earthworm■
(王里さんの目撃スケッチ (c)王里)
〜 巨大ミミズの目撃 〜
巨大なミミズ型UMAといえば、ブラジルのミニョコン (ミニョーサオ) ですが、日本にも巨大ミミズらしき生物が棲んでいるかもしれない、というミミズファン垂涎のニュースが舞い込んできました。
イラスト付きの目撃情報を送ってくれたのは、福岡県の王里 (おうり) さんで、今から10年ほど前 (1997〜1998年頃) のお話ということです。王里さん、どうもありがとうございます。
王里さんがまだ小学生の頃、学校の裏にある松原で遊んでいたところ、思いがけないものに出くわしました。
思いがけないものとは「なにかの死骸」で、直径は約20センチ、長さ30センチほどの円柱形をしたものでした。両端は千切れており、生前はもっと大きな生物であることは間違いありません。
かなり腐敗が進んでいたらしく、千切れて肉が露出した断面には大量のウジが湧き、腐臭も凄まじかったといいます。
表面の皮膚の色は茶色っぽく、湿っているのか、ミミズのそれのように濡れたようなツヤがありました。皮膚は薄く、はち切れそうなソーセージのようだったといいます。
また、イラストからも分かるとおり、その体にはミミズのように体節らしき溝も見られます。
また、ミミズには体の前方に帯 (環帯) がありますが、この死骸にも帯の一部のようなものが残っており、そこだけは色が白っぽかったといいます。
〜 ギネス上の巨大ミミズ 〜
(これはブラジルの巨大ミミズ
2メートル近くありそうです)
さて、大きさを無視すれば、色や形、細かな特徴なども含め、両端がちぎれてしまったミミズの死骸のような印象を受けます。
この直径から考えると、少なくとも5〜6メートル、もしかすると10メートル近くもある巨大なミミズの姿が想像されます。
ミミズの話題になると、しょっちゅう引き合いに出して恐縮なのですが、まずは実際のミミズのギネス記録を見ていきましょう。
ミミズのギネス記録は、南アフリカで発見されたミクロカエトゥス・ラピという種のミミズで、その長さは驚愕の6.6メートルです。
ふつうその辺で見かけるミミズですと、30センチも超えればかなりビックリする大きさですから、7メートル近いミミズというものが、いかに大きいか想像できるかと思います。
ちなみに、ミクロカエトゥス・ラピは、もともと世界一大きいミミズではないのですが、たまたま突然変異的に巨大なものが発見されました。
このミクロカエトゥス・ラピの記録から考えると、王里さんの目撃した巨大なミミズらしき死骸が、生前5〜6メートルあったとしても、決して無茶な体長ではないことが分かります。
しかし、問題はその太さです。ギネス記録のミミズでさえ直径は2センチほどしかなく、通常のミミズよりもちょっと太めなだけでした。
というのも、ミミズはその体の構造上 (肺がない)、あまり太くなることは出来ず、計算上では直径1.3センチ以上には太くなれないと見積もられています。
それでは生前の姿や正体について考えていきましょう。
直径20センチの巨大ミミズ Part 2 に続く
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■ニッタエウォ■
■Nittaewo■
(オラン・ペンデク)
〜 身長1メートルの民族 〜
ニッタエウォとはスリランカに棲息していたという謎の獣人です。
1887年、イギリスの探検家、ヒュー・ネヴィル (Hugh Nevill) はスリランカ (当時セイロン) に訪れた際、先住民族ヴェッダ族 (Veddah or Vedda) からニッタエウォという不思議な民族の話を聞きました。
ヴェッダ族によれば、ニッタエウォは非常に小柄な民族で、身長は1メートル足らずしかないということでした。尻尾はなく、人間と同様、直立二足歩行をしていたといいます。
小柄ではあったものの、非常に勇敢 (ヴェッダ族にいわせれば"野蛮" で "残虐") で、特に腕の力は強かったといいます。
脚のみ毛で覆われているともいいますが、典型的な獣人と同様、体全体が毛で覆われていたという説もあります。
また、ヴェッダ語をはじめ、ヴェッダ族が解することが出来る言語で話すことは出来ず、ニッタエウォ語といえる、かれら同士だけがコミュニケートできる言語を操っていたといいます。
〜 ニッタエウォの絶滅 〜
ヒュー・ネヴィルはこの小柄で不思議な民族、ニッタエウォに会うことは出来ませんでした。
というのも、ヒューがヴェッダ族からこの話を聞いたおよそ100年前、すでにニッタエウォは絶滅していたからです。
ニッタエウォは、この話をしたヴェッダ族とは敵対関係にあり、長い間抗争を続けてきたといいます。
しかし、18世紀末、この抗争に終止符を打つべく、ヴェッダ族はニッタエウォを根絶させることに決めました。
ヴェッダ族によれば、かれらはすべてのニッタエウォを、あるひとつの洞窟に追い込み閉じこめたといいます。自分たちに危害を加えない、子供や女もすべてです。
閉じこめた洞窟の入り口をたくさんの木で塞ぐと、三日三晩火をたき続け、すべてのニッタエウォをいぶし殺したということです。
〜 ホモ・フロレシエンシス 〜
(左より、現代人、パラオの小型人類、フロレシエンシス
National Geographic より
ピグミーと総称される、小柄な民族 (150センチ以下) たちと比べても、ニッタエウォは恐ろしく小さく、そんな民族が本当に存在したのか疑わしく感じます。
しかし、最近になってフローレス島 (ホモ・フロレシエンシス) やパラオで、1メートルほどの身長しかない小型の人類化石が相次いで見つかりました。
現生人類とは別系統で進化したヒト属が、つい最近まで孤島で生活していた、という夢のような話で話題になりました。
近頃では、これらの小型人類は、人類とは別系統で進化したヒト属ではなく、現生人類が遺伝的疾患により矮小化したに過ぎないという説も有力です。
しかし、現生人類が矮小化したにせよ、そういった民族が存在したことは確かですから、ニッタエウォも単なるヴェッダ族の伝説ではなく、実在した可能性も十分考えられます。
また、何百年も前から民族に伝わる「伝説の話」というわけでもありません。
ヒューがヴェッダ族からその話を聞いた、わずか100年前の出来事ですから、話の内容が大幅に歪曲されたり誇張されたりするほど時間は経っていないともいえます。
〜 やはり実在した!? 〜
そして、それを後押しするように、WWW Virtual Library には面白いことが載っています。
なんでも、1963年、ランブクウェラ (Capt. Rambukwella) 率いるニッタエウォ探索隊は、ニッタエウォが棲んでいたといわれる地域を調査したといいます。
生きたニッタエウォも、いぶし殺されたというかれらの骨も、残念ながら発見することは出来ませんでした。
しかし、とある洞窟を調査し、洞窟内の土を掘ってみたところ、オオトカゲの脊椎やホシガメの甲羅の破片などが発見されました。
それはヴェッダに伝わるニッタエウォの食性とぴたりと一致しているということです。
(参考文献・サイト)
● Cryptozoology A to Z (Loren Coleman 著)
● WWW Virtual Library
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■恐怖の寄生植物 〜 魔女草 (ストリガ)■
■Witchweed (Striga)■
〜 魔法で作物壊滅 〜
〜 魔女の草 〜
英名ウィッチウィード (Witchweed)、直訳すると「魔女草」となりますが、こんな不思議な名前で呼ばれる植物が存在します。
ウィッチウィードと呼ばれるのはストリガ属 (Striga) に含まれる植物の総称で、多くはアフリカ、そしてアジアに自生します。近年ではアメリカやオーストラリアなどにも勢力範囲を広げています。
このウィッチウィードですが、「魔女」と形容されるのもダテではありません。
種も蒔いていないのに、そこはもともとウィッチウィードの畑であったかのように、農園はウィッチウィードの花で咲き乱れてしまうことがあるからです。
それはまるで魔女の魔法によって、畑を作り替えられてしまったかのようです。
〜 かわいい魔女 〜
(むしろこちらこそ魔女に見える怪植物 ウェルウィッチア)
ウィッチウィードは寄生植物です。しかし、「寄生」という言葉から連想されるようなグロテスクな植物では決してありません。
ウィッチウィードは、ピンクや赤のとてもかわいらしい花を咲かせます。何も知らずに見れば、ピンクや赤に染まったきれいなお花畑、といった印象を受けるでしょう。
しかし、ウィッチウィードは寄生植物ですから、寄生されたほうの植物 (宿主) は栄養を吸い取られ、十分な実を付けることが出来ません。
農園がウィッチウィードに占領されてしまうと、農作物の価値は全くなくなってしまいます。
〜 ウィッチウィードの魔力 〜
ウィッチウィードは、前述の通り寄生植物であり、自らの力で育つことは出来ません。
つまり、ウィッチウィードが育つには、ウィッチウィードの種のすぐ近くに、他の植物が生えていることが必須となります。
農場のように植物が密集している地域はウィッチウィードにとっては最高の場所です。
とはいっても、農園全体が、ウィッチウィードによって壊滅させられるほど寄生されるとは、風によってデタラメに飛ばされてきた種にしては運が良すぎる感じがします。
運任せであれば、せいぜい全体の数パーセントに魔女草が寄生しているといった程度が無難なところでしょう。
しかし、実際にウィッチウィードによる被害はその程度では収まらず、特に被害の大きいアフリカなどでは、農作物の50%から、最悪の場合100% (つまり収穫0) の被害を被る場合もあるといいます。
このことからも、ウィッチウィードの種が、運良く風に運ばれてきただけとは到底思えません。
ウィッチウィードの種は、動物のようにノコノコと寄生する植物を探し歩いているのでしょうか?不思議な種の秘密を見ていきましょう。
〜 魔女草の種の秘密 〜
(子だくさんの代名詞、巨大マンボウ)
ウィッチウィード繁栄の秘密は、まず、恐ろしく子だくさん、つまり種が多いことが挙げられます。
わずか一本のウィッチウィードが4〜5万の種子をつける場合もあるといいます。
うまくいけば、一本のウィッチウィードの種子で、農園を壊滅させることができる数です。
マンボウは3億個の卵を産む、などといわれていますが、海がマンボウで埋め尽くされたという話は聞いたことがありません。むしろ少ないぐらいです。
マンボウの卵は、いわゆる「質より量」で、そのほとんどは大人に育つ前に食べられてしまうため、海がマンボウだらけになることはありません。
子だくさんの生物の場合、得てしてこんな感じで、それ故自然のバランスが保たれているというわけです。
ところが、ウィッチウィードの場合、「量も多い」うえに「質も高い」という厄介さがあります。
〜 発芽しません 〜
ふつう、植物の種は気温や湿度などの条件が整えば発芽しますが、ウィッチウィードの種は十分な湿度に恵まれても発芽しません。
もちろん、湿度がなければ発芽しませんが、かれらにとって気温や湿度と同じぐらい重要なのが、宿主となる植物が近くに生えているかどうかです。
風に飛ばされ、気温や湿度の条件で発芽するのであれば、近くに植物が生えていたときのみ育つことが出来るため、ウィッチウィードは運任せの発芽となり、やはり育っていけるのはその一部ということになります。
しかし、ウィッチウィードは発芽できる気温や湿度があっても、近くに寄生できる植物が存在しないと発芽しません。
つまり、近くに寄生する植物が存在するときのみ発芽するため、恐ろしく寄生する確率を上げることが出来ます。
〜 眠り続ける 〜
近くに植物が生えていない場合、種は発芽せずに休眠状態に入ります。
2、3年経っても近くに植物が生えてこなければ種も死ぬだろう、と思ってしまいますが、ウィッチウィードの種の耐久力は半端ではありません。
一説には20年前後、もしくはそれ以上耐えられると考えられています。
つまり、条件が整わないと、毎年毎年、種は風に運ばれてきて土中にどんどん蓄積されていくことになります。
一見何も生えていない土地に、おびただしい数のウィッチウィードの種が地雷のように静かに眠っているのです。
そんなとき、農園をつくろうと雑草もまばらな土地に農作物を植えたとき、ウィッチウィードの種たちは数年間の眠りから一斉に目を覚まします。
農作物の収穫を楽しみにしていた農夫たちの目に入ってくるのは、悪びれた様子もないピンク色のかわいらしい花たちです。
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